2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ノストラダムスの脅威は去り、UFOの鉱脈もミステル・ヤオイに掘り尽くされ、ユダヤにいたっては、そもそも2000年も前からよっぽど厄介な民族とお隣付き合いしてきた経験がある。と、新世紀に入ってネタも尽きたかと思えた日本の陰謀論ですが、最近新…
我が実家のほど近くで起きた大事件として注目していた女児殺害事件も容疑者逮捕で一段落しそうです。しかしこれでまたレゾンデートルの確認の為にはいずくともしれぬ停車場へと出向かねばならぬ様になるのかと思えば、不謹慎ながらも悲しくはあります。世は…
最近何気に忙しいです。他に浮気をしつつとはいえ、文庫のエッセイ一冊読み切れんてどーよ。あんま間を空けるのもなんなので、読み返す必要のない倉田英之『R.O.D』集英社スーパーダッシュ文庫(2000)のレビューを。出版社から分かると思いますが、いわ…
珍しく執筆意欲に溢れてるんで連投。とはいえガッツリしたもん読む余裕はないんで、読み返す必要のないやつをば。浅田次郎『勝負の極意』幻冬社アウトロー文庫(1997)。多分二度目の浅田次郎。『鉄道員』ヒット前に口に糊する為に書き散らかした競馬指南書と…
思い立ったが吉日、唯我独尊勝手に言語学のコーナー。基本的に世間様に舌を出すスタンスなので、テストで書いても大っきく×されるのがオチなのでお気をつけ下さい。 昨今のプチナショナリズム(by香山リカ)の風潮に乗って、「正しい日本語」がブームですが…
ようやく読了。休み休み読んでたら三日かかっちゃいました。昔はこの位一気に読破できてたんですが、歳はとりたくないもんです。それはさておきこの石川淳『至福千年』岩波文庫(1983)ですが、感想を一言で言い表すなら、「もったいない」といったところでし…
ぶっちゃけ龍騎のパ(ry。失礼作品が違いました。小ネタはさておき、興が乗らず更新一日サボっちゃいました。すいません。さて本日の感想森鴎外氏ですが、歴史好きや軍ヲタにとっては、脚気に苦しむ兵士たちを見殺しにした最低陸軍軍医総監としての方が有名で…
森鴎外『舞姫・うたかたの記』岩波文庫(1981)舞姫・うたかたの記―他3篇 (岩波文庫 緑 6-0)作者: 森鴎外出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1981/01/16メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (33件) を見る「アップルのiMac G5欲しい!」
有名私大学祖シリーズ第二段、福沢諭吉『学問のす丶め』岩波文庫(1942)です。大隈や新島関連の著作を持ってないので、三段以降は多分ありません。さて、万札の肖像で有名な諭吉っつぁんですが、学問に挫折した私を見棄てたか、ちっとも傍にいてくれません。…
日記がわりに毎日更新の当初の気概も空しく隔日更新がデフォになってきてしまいました。時間的余裕はともかく、執筆のモチベーションを保つのが以外にしんどいので、今後はこのペースが続くと思います。 さて、今日の本は岩井忠熊『西園寺公望-最後の元老-』…
男子三日会わざればすなわち剋目して見よ。本棚直したり麻雀したりで更新できませんでした。以上言い訳終わり。さて今回はいつもの読書感想はお休みして、読者の方からのネタ振りにお答えしたいと思います。詳しくは十一月八日のコメント欄を参照して欲しい…
危ない。また三日坊主になるとこでした。知ってる人は知ってるでしょうが、我が家の本棚が崩壊してしまい、一日不貞寝してました(現在まだ直ってません。友人知人一同は手伝いに来なさい)。なので今日は既読の本でお茶を濁したいと思います。山本弘『審判…
前ふりのネタもないので淡々と行きましょう。本日は丸谷才一『忠臣蔵とは何か』講談社(1984)です。この本は忠臣蔵を民族学的見地から分析した本で、野間文芸賞を受賞してるみたいですが、主張自体に肯じかねる点が多々あって個人的な評価は少々低めです。何…
二日目にして早くも大儀くなってきました。なので飛ばさずマイペースでいかせてもらいます。というわけで今回は私のお気に入りの作家浅田次郎氏の最近作の『憑神』(2005)をレビューしてみたいと思います。幕末の激変期に新しい時代に適応できず申吟す…
友もすなるblogなるものを我もしてみんとてすなり。というわけでモラトリアムのつれづれに日記の代わりに個人的備忘録として読書感想文でも書こうと思います。方向性が一定でない上に偏った蔵書なので、読んでもトリビアルな知識しか得れませんが、お暇で心…