脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『ロックイン―統合捜査―』

オリンピック開会式の正直な感想wwwwwwwwwwwwwwwwww:暇つぶしニュース
色々思うところはありますが、最終ランナーが大坂なおみでBGMがイマジンでいいやって根性が全てを象徴しているのではないかと。


 非国民なので四連休で安房白浜の辺りを彷徨。やっぱり高台から眺める海はいいなあと感慨を新たにするのでした。

So, are you giving, better show me what you've got

 パンデミックにより精神活動と肉体が分離されてしまうヘイデン症候群が蔓延した近未来。ヘイデンに肉体を貸すのが仕事の統合者がらみの謎の事件を担当することになった新人FBI警官はその謎を解き明かせるのか。


 『老人と宇宙』でその名を博すJ.スコルジーの筆になるSFミステリ。設定や人物像や世界背景の説明一切なしに淡々とありきたりの刑事ものが始まる序盤は正直非常に退屈で投げ出したくなりましたが、それらが丁寧に解説され始める中盤と、その特殊なギミックを十全に活かして唯一無二のミステリを紡ぎ出す後半は、もう筆舌に尽くしがたい見事な読書体験。「ツカミに労力払うだけ無駄」の傲岸たる構成が許される大家ならではの作品になってるんではないでしょうか。名もなき新人がやったら五秒でゴミ箱に保織り込まれるレベルの序盤の退屈さが許されるのは特権以外の何物でもないよなあ。

Hell don't get me wrong because the guru lies in you

 と構成ばかりに目のいった感想になりましたが、「障碍者には障碍者なりの世界がある」ってテーマはなかなか現代性を伴ってるなあと。いつの日か現実世界もこんな風に「障碍者」の方々が養われるべき重荷の立場から脱して「健常者」と対峙する独自の価値観とコミュニティを築き上げてくれる日が来るといいんですが。

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  • アーティスト:ナノ
  • FlyingDog
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『修羅の門 第弐門』

五輪開会式演出担当、小林賢太郎氏が解任!! ホロコーストネタ動画! お前らがまた勝利してしまったのか | やらおん!
もう完全に関係するもの全てが悪夢に引きずり込まれる地獄絵図。将門の怨霊の力はこれほどかと一人震撼中です。


 久しぶりに段取りというか手配が壊滅的にできない人とお仕事。うちの部下や取引先って神のように優秀な人達だったんだなあと遠い目。当たり前の日常の奇跡に感謝です。

焼け付く想いは憂い募らせる

 14年もとい3年の沈黙を経てあの伝説の修羅が帰ってきた。彼が開いた門の先に完成した近代総合格闘技に対して陸奥九十九はいかな戦いを魅せるのか。陸奥圓明流の歴史に敗北の二文字はない。


 僕らの青春が帰ってきた!リアタイ時は確かONE PIECEの「2年後」ともろかぶりだったのでどっちもやたら興奮しながらコンビニで立ち読みしたのを思い出します。・・・と想い出補正でブーストされた再序盤はともかくそれが落ち着くと正直往時の勢いは全く感じられず、枯れた作者による宿題の回収に惰性で付き合うだけになってしまって残念。ケンシン・マエダとの勝負の結果とか海堂or片山との再戦とかきちんと描き切ってくれたのは嬉しいんですが、正直全盛期のノリと勢いで読みたかったなあと。新しいテーマとして、MMAに進化した総合格闘技対古式ゆかしい陸奥圓明流、ってアングルは深掘りすれば新たな扉を開けるポテンシャルを感じさせたのですが、結局は噛ませ犬で終わってとってもしょんぼり。以上古参のファンとしては嬉しいし大好きだけどそれ以上にもにょる難儀なシリーズでした。

雲無しの午後には僕の修羅が騒ぐ

 古流武術は男の子の浪漫。自分の世代の男の子は修羅の門にそれを刷り込まれました。しかし、大人になって読んでみると体重60kg台でヘビー級相手に無双ってファンタジーにもほどがあるなあと。良き読み手でいるためには適度に無知であることも必要なのかもしれませんね

修羅

修羅

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帰ってきた今日の一行知識

陸奥九十九は源義経織田信秀立花道雪雑賀孫一真田幸村雷電の血を引いている

結構なサラブレッドですこと。つーか家系図見てると結構な頻度で父系途切れててちょっと意外。男系継承にこだわるのはやっぱり無理ゲーなんですかね。

『 読む野球No.1~三振を読む』

【画像】五輪開会式、ショボすぎる…共感性羞恥がヤバいwwww | 不思議.net
仲良しこよしの内輪で仕事を回すとそらこうなるわと。金の臭いがし出すと有象無象が寄り集まってきて全てを台無しにするのは日本の宿痾です。


 最近色々Youtuberさんと仕事をする機会が多いので宣伝に協力。全く逆効果で迷惑な気がしなくもないのは気のせいです。
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うじうじしてると追い込んじゃうよ打てるもんなら打ってみなさい

三振
 野球、ソフトボールにおいて打者が投手からストライクを3つ取られること、またそのときの記録である。英語ではStrike Out(略記SO)といい、スコアブックではK、またはS.Oと記す。
 1回の打席において、打者が3回ストライクを宣告されたときの記録を三振という。このとき、第3ストライクの投球を捕手が正規に捕球するか、後述する規則により第3ストライクの宣告を受けた打者が直ちに走者となれない場合には、打者はアウトになる。ここで第3ストライクの宣告は、直ちに打者のアウトを意味するとは限らないことに注意しなければならない。球審は、第3ストライクを宣告する際、「ストライク・スリー」とコールする。MLBでは1887年シーズンのみストライク4つでアウトにする四振が規則として採用された。反対が多かったのか翌シーズンには三振に戻された。またチャーリー・O・フィンリー*1は試合短縮を狙って、ストライク2つでアウトにする二振をオープン戦で採用したことがある。 (wikipediaより修整引用)


 『読む野球』シリーズ第一巻の本巻のメインテーマは三振。江夏・上原・伊藤智・土井正博・若菜・金森etcがそれぞれの視点から三振について存分に語ってくれています。個人的には投手目線より打者目線の方が面白かったり。ホームランになるゾーンと空振りゾーンは紙一重だから、三振率と本塁打率はトレードオフなんてのは目から鱗。あと野茂を語る鈴木啓示が実に老害全開でそれはそれで面白かったり。
 第二特集は我らがカープ。刊行年が2013年夏なので、黄金時代をホルホルするおじいちゃんたちの回顧録ルサンチマン全開の現在のファンの放談と数年後の第二次黄金時代を経験した後で見ると実に何とも味わい深い特集となっています。
 以上ちょっと古い情報ばかりですが、野球ファンなら読んで損のない一冊ではないでしょうか。

変化球なんて必要ないわ私はいつでも直球勝負

 『読むプロレス』って文化を根付かせたターザン山本ってすごかったんだなあと改めて。スポーツはそれだけで筋書きのないドラマとはよく言われますが、それを物語として昇華させるにはやはり一加工が必要です。野球やサッカー、競馬もプロレスのような「読む」文化が早く根付いてくれることを一ビブリオマニアは心より祈ってます。


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帰ってきた今日の一行知識

三振をスコアブックで「K」と記す理由は不明

OKの語源もそうですが、英語は時たまやたらガバるのがちょっとツボります

*1:Charles Oscar Finley。オークランド・アスレチックスオーナー。保険業で財を成し、カンザスシティ・アスレチックスを買収。オークランドへの本拠地移転などの改革を断行し、球界に新風を吹かすも、1972-'74の3連覇を頂点に成績は低迷し売却のやむなきに至った。

前半戦

WPAプラス

1位:栗林良吏 314.5

 神様仏様栗林様。34試合に登板の防御率0.53で喫した敗北は僅か1の鬼神をして哭かしめる孤軍奮闘。何が切ないってそこまでやって0勝18Sってのがまた涙。色々思うところはあるでしょうが諦めて付き合ってくださいまし。

2位:森下暢仁 186.7

 俺だって!栗林が凄すぎて少しかすんでますが、二年目のジンクス何処へやらのリーグ2位の防御率2.29とリーグトップのQS率92.3%は圧巻の一語。ただそこまでやって6勝4敗の星取表は何かの悪い冗談でしょうか。色々思うところは(以下略)

3位:鈴木誠也 129.8

 日本の主砲ここにあり。一時期明らかにやる気をなくしてひどい有様でしたが、侍ジャパンへの招集の日が近づいたことで完全復活。ここ半月のカープの快進撃は誠也の復活のおかげと言って過言ではないでしょう。やっぱりモチベーションってのはとっても大事ですね。

4位:大道温貴 79.5

 俺だって!パート2。栗林の(以下略)。中継ぎとしてそこそこの結果を残して先発転向で早くも2勝ってルーキーとしては大当たりの部類のはずなんですけどね。入団した時期が悪かったってことでしょうか。同期の栗林森浦と切磋琢磨して数年後のカープの柱石になってくださいね。

5位:カイル=バード 32.8

 エルドレッド様様。今年は全く安定しない外人枠に颯爽と現れたヒーロー。なんとかこのまま馬脚を顕さないアジャストして欲しいものです。

トップ14

6位:R.コルニエル 22.2
7位:九里亜蓮 19.0
8位:床田寛樹 16.8
9位:玉村昇悟 15.0
10位:林晃汰 9.2
11位:薮田和樹 6.6
12位:大盛穂 3.5
13位:高橋樹也 2.8
14位:森浦大輔 1.9

 普段だったらプラス二桁で区切るんですがそれじゃあ全く足りなかったので、プラス収支を原因掲載。大森は出場試合が少なすぎるんで除外すると、打者は誠也と林のみ。投手陣はそろそろ切れてもいいと思います。

WPAマイナス

52位:堂林翔太 -133.2

 やっぱり確変だったか。後半戦の大失速で薄々予感はしてましたが、去年前半の輝きは狂い咲きでした。若い子続々と出てきてるし、本格的に色々ヤバい気が。

51位:高橋昂也 -120.7

 使う方が悪い。出てくるたび派手に燃やされて見てて不憫になってきます。頭数足りないのは分かりますが、もうちょっと大事に育てようよう。

50位:田中広輔 -115.4

 弟に負けるな。小園の完全覚醒で正遊撃手のポジション争いからはほぼ脱落。今後は代打の切り札的起用になってくんでしょうか。3連覇の英雄たちが老け込んでいく姿を見るのはつらいなあ。

ワースト10

49位:西川龍馬 -112.3
48位:石原貴規 -98.3
47位:中村祐太 -96.6
46位:松山竜平 -88.9
45位:K.クロン -88.8
44位:長野久義 -83.2
43位:G.フランスア -82.1

長野はともかく西川松山クロンのクリーンナップつとめてなきゃいけない面子がこの体たらくだとそら佐々岡監督も頭抱えるわ

7/9-14

対S第11回戦●3-4

 嘘だ嘘だ嘘だ。8回誠也の起死回生の2ランでまずは1勝と思いきや、栗林休業で出てきたフランスアが劇的逆転劇を演出。だからヤクルト相手は嫌いだ。

今日の戦犯

謝れ、誠也と玉村君に謝れ!

対S第12回戦○5-0

 やればできる。大道くんが8回途中無失点の快投を見せると打線もそれにこたえて5得点。屈辱の対ヤクルト戦8連敗が嘘のような完勝でした。

今日のヒーロー
  • 大道温貴 22.5 (次点:R.コルニエル 19.8)

ルーキー三羽烏の活躍にはほんと頭が上がりません

対D第12回戦○6-2

 勝てる勝てるんだ。悩める元大エース対決は大瀬良に軍配。初回4得点でKOは絶対にお付き合いで追いつかれるフラグだと思ったんだけどなあ。

今日のヒーロー

侍ジャパン合流を目前に完全復活。やっぱりモチベーションって大事なんですね(遠い目)

対D第13回戦○8-3

 夢じゃなかろうかしら。序盤中盤終盤と断続的な得点で危うげのない完勝。これが実力!と信じたいものです。

今日のヒーロー
  • 坂倉将吾 27.5 (次点:西川 16.7)

打てる捕手から捕手もできる強打者にジョブチェンジ。冷静に考えると大谷の二刀流並みとはいかないまでもなかなかの変態だよなあ。

対D第14回戦○2-0

 俺たちの戦いはこれからだ!打線が僅か2点と沈黙も、森下栗林のドラ1コンビの前ではもはやオーバーキル。前半戦の有終の美を飾ってくれました

今日のヒーロー
  • 森下暢仁 47.5 (次点:小園 13.0)

後半戦のエースは任せた。

総評

 今季初の4連勝で最下位脱出。1か月の休みを経て後半戦は心機一転頑張ってもらいたいものです。

当該期間の殊勲者

1位:鈴木誠也 75.6
2位:森下暢仁 47.5
3位:坂倉将吾 30.4

侍ジャパンでも頑張ってね

当該期間の要反省

1位:G.フランスア -68.9
2位:林晃汰 -19.8
3位:野間峻祥 -17.3

こんなご時世だし今季は外人選手禁止にしませんか

『ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち』

【朗報】新作『スーパーロボット大戦30』10月28日発売!リーク通り、グリッドマン・ナイツマなどが新規参戦! ナラティブ、ガンソード、レイアース、マジェプリなども! これは完全復活ですわ | やらおん!
待ちに待った2年半ぶりの新作。こんだけ待たせたからにはXやTのような手抜き作じゃないですよね。信じてますよ。


 退屈は敵だ!が身上ではありますが、こうも色々一気に動き出すとさすがにしんどいなあ。カバンに本だけ詰め込んでどっか韜晦したいものです。

涼しい顔で他人事のようにあなたと話しましょう

ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち

しみのんみなさまのいこいのばとなるギャラリーが、ごがつにオープンするのです。うえのかいにはかふぁやパソコンきょうしつもはいります。それまでごめいわくをおかけするのです」by妖精


 全編を通底するドロッとした湿度の高い暴力描写が実に秀逸で『2010年代SF傑作選』この短編を読んで一目惚れ。ついにこの本を買うに至りました。感想は初読の時と変わらず実に中毒性の高い読後感。ただ冷静に読むと尻切れトンボ感半端ないなこれ。間違いなくわざとでしょうけど。

はじまりと終わりの世界樹

 バグダッド占領と独裁者処刑は、合衆国の覇権拡大という神に与えられた自明の宿命の一環だった。神命なのだから、人間の承認は必要ない。そうやって建国以来、この国は独断専行に慣れていたんだ。


 白人至上主義、混血、スラム、アメリカの独善的覇権主義などに疑義を呈する社会派作品になるんでしょうが、これを「部外者」の日本人が書いてしまっていいのかとちょっともやもや。文化盗用が開くとされる理由が少しだけわかった気がします。


The Show Must Go On !

もちろん!創造の源泉となるのは怒り、憎しみ、嫉妬、劣等感から自己顕示欲まで、ありとあらゆる旧人類的感情。だから人類は、創造性を失いつつあるんでしょ」by人気アマチュア作家


 キャラクタライズされた亜人たちによるエンターテインメントとしての戦争。実に救いのない、それでいて実に魅力的な物語となっています。

The Show Must Go On, and...

今この世界に何が起きているのか、正しく見極められるのは僕らの年代だけなんだよ。上の世代は変化についていけず、下の年代は変化に流されるままだ」byランギ・アテア


 ↑の続編。相変わらずの尻切れトンボな終わり方をよく発展させたと思うべきか半端な結末がついて中途半端になったというべきか。

... "STORY" Never Ends !

彼女の意志が目覚めてしまったら、俺たちにできることは何もない―そう言い伝えられている」byオブセルバドール


 最後の最後に全部をひっくり返しつつも見事にまとめる力技の大団円。やはりこの人の神髄は陰惨な暴力描写にこそ。

ホントの私は見せられないカッコつけちゃってごめんなさい

 アンソロで知った作家さんの単独作を改めて読む。本読みにとっての至福の体験です。浅田次郎が短編の必要性を力説してたのはこういうところにも理由があるんでしょうね。今後も入口になってくれる良質なアンソロジーが続々と上梓されることを期待します。


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帰ってきた今日の一行知識

先史時代のスペインでは狐が家畜化されていた

これが広まっていたら犬猫の性質いいとこどりのペット界の王者になってたでしょうに

マルゼンスキー

【悲報】高学歴さん「高卒の多い工場で働いてるときに一番つらいのは休憩時間の話題! 低学歴はソシャゲ・競馬・女の話しかしない!」 | やらおん!
まあ高学歴っつーか高収入になってもそれが「カジノ・株・パパ活」の話題に変わるだけですけどね。


 諸般の事情により社用車にプリウスが追加。舐め腐られた割り込みされまくる割にはみんな車間距離はかなり開けてくれるのはなんででしょう。


競馬成績・・・R3収支-19160

私の本性は真っ赤なスーパーカーバカねホントは大好きなくせに

ウマ娘

マルゼンスキー
 颯爽としているがどこか言葉遣いが古いお姉さん。走りに純粋な歓びを感じるスピード狂で、道路では愛車のスーパーカーでレース場では自らの脚でかっ飛ばす。圧倒的なポテンシャルを持ちながらも偉ぶることなく、皆から慕われている。(公式HPより修整引用)
cv.Lynn*1


 誰が呼んだかマルオバ。圧倒的な実力とそれに裏打ちされた風格とで、シンボリルドルフとならんでレジェンドOG感の強すぎるお方。その所為で、育成シナリオは違和感バリバリ。先駆者として決して届かぬ背中を見せ続けるグラスワンダーのシナリオとか、会長ではなく一個のウマ娘としての姿を引き出したシンボリルドルフとのシニア級有馬記念とか客演してるときは実に魅力的なんですけどね。あとグラスワンダーのシナリオで「求めても求めても手の届かなかったともに切磋琢磨するライバル」の存在を羨ましがる姿を見ていると育成シナリオで自身の背中を追いかけ追い越そうとしてくれる同期後輩たちに囲まれてるエンディングが実に胸を打ちます。

実馬

マルゼンスキー
 昭和四十九(1974)~平成十一(1999)年。父は1970に史上15頭目となるイギリスクラシック三冠を制したニジンスキーアメリカからの持込馬として'76中央競馬でデビューし、同年の3歳王者戦・朝日杯3歳ステークスを大差でレコード勝ちするなど連戦連勝を続けたが、当時持込馬は多くの競走で出走制限が課されていたことで翌年のクラシック三冠競走には出走できなかった。その後無敗(8戦8勝)のまま’77末に故障で引退。1970年代に起きた外国車ブームの中で「スーパーカー」の異名を冠された。種牡馬となってからは1988東京優駿日本ダービー)優勝馬サクラチヨノオー*2など中央競馬で4頭のGI優勝馬を輩出し、1990年にJRA顕彰馬に選出された。 (wikipediaより修整引用)


 「大外枠でもいい。賞金もいらない。他の馬の邪魔もしない。だからマルゼンスキー日本ダービーで走らせてくれ」のエピソードで競馬始める前から知っていた数少ない競走馬の一頭。僅か実働8か月で8戦8勝つけた着差が合計61馬身の鬼神のごとき強さと制度の壁に阻まれて上述の慟哭に至る悲劇性はそら熱狂的なファンも量産するわなと。個人的に好きなレースは日本短波賞。距離を間違えたかそれとも舐めプか一度ほぼ停止しながら、後続に追いつかれるやそこから再度加速して結局7馬身差圧勝はフィクションだったら荒唐無稽と叩かれるレベル。そら持ち込み馬クラシック出禁にもするわと。

馬名の由来

(善)橋本牧
代表者: 橋本善一*3。住所: 北海道勇払郡安平町早来守田63、TEL:0145-22-2123、FAX:0145-22-3131。創業: 昭和三十五(1960)年。総面積:350ha。飼養頭数: 繁殖12頭*4。施設: 馬場400m・1,000m、ウォーキングマシン1基、坂路800m、屋内運動場250m、主な生産馬:マルゼンスキー

ニジンスキー Nijinsky II[
 1967-'92年。カナダで生まれ、アイルランドで調教された競走馬。
 1969五戦無敗でヨーロッパの優れた2歳馬として活躍し、'70年には35年ぶりとなるイギリスクラシック三冠を達成した。これ以降現在まで三冠馬は誕生していない。馬名は、ロシアのバレエダンサーであるヴァーツラフ・ニジンスキー*5に由来する。 (wikipediaより修整引用)


 父ニジンスキーと馬主の橋本善吉の経営する牧場の屋号とを合わせた名前。「スキー」はロシア語で「~の一族」の意味なので、「マルゼン橋本牧場の一族」という実にエモい馬名となっています。これで彼の後にもそれを名乗れるくらい活躍できる競走馬が続いてたら良かったんですけどね。

目を閉じてFeeling Wind 背伸びしなきゃ届かない

 「死語」のチョイスが、スタッフさんきっと自分と同年代だろうなーって感じさせてなんだかにっこりすべきかもやもやすべきあ悩ましかったり。ここ数年テレビやゲームでそう感じることが増えてきました。それこを自分が社会の屋台骨となるべき中心世代になってきたってことなんでしょうね。ついに迎えた40代心して頑張ります。


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帰ってきた今日の一行知識

マルゼンスキーの馬主の橋本善吉は橋本聖子の父親

歴史に名を刻む「アスリート」を2人も輩出するとは見事です。芸術もスポーツもやっぱり最後はパトロンが大事ですよね

*1:アーツビジョン所属。代表作:神無のぞみ(『競女!!!!!!!!』)、プリンセス火華(『炎炎ノ消防隊』)、白血球〈8787〉(『はたらく細胞BLACK』)他。

*2:10戦5勝。獲得賞金:2億1532万8600円。父マルゼンスキー、母サクラセダン、母の父セダン。主な勝鞍:東京優駿朝日杯3歳S

*3:父善吉。「肉のハシモト」と仇名される養牛の名門牧場を父より受け継ぎ、20億円ともいわれる借金にもめげずに経営中。

*4:R3.1.1現在

*5:Вацлав Фоми́ч Нижи́нский。代表作:『春の祭典』、『遊戯』、『牧神の午後』(バレエ)他