東京生まれの医学部女子「東京生まれの東京育ちだけど田舎住んだら想像以上に貧乏で下品でショック受けた、本当に耐えられない;;」 | やらおん!
至極ごもっとも。あなたの感覚は正常です。ただお上品で文化的な都のお貴族様は、下品で野蛮な田舎の蛮族に蹂躙されるのも歴史のお約束。その時は美味しくいただかせてもらいますね。
トラブル続きで活き活きうきうきとしてしまうのは自分の悪癖だなあと改めて。
見えない明日をむやみにさがして誰もが希望をたくした
漫画
狭い定義では笑いを企図した絵をいい、「戯画(カリカチュア)」の概念と近い。広い定義では、必ずしも笑いを目的としない「劇画」「ストーリー漫画」「落書き」「アニメ」なども含み、幅広い意味を持つ。マンガという表記も漢字以上に広く使われており、特に漫の字がユーモアを想起させることから、広義で用いる場合はその傾向がある。
日本では明治時代に輸入された"comic"、"cartoon"の日本語訳として「漫画」という言葉を北澤楽天*1や今泉一瓢*2が使用したことに始まって以後、漫画はcomicと同義として扱われる様になり、その意味での「漫画」が昭和初期に普及し、現代における漫画という語へ定着するようになった。(wikipediaより修整引用)
一大大河ギャグ歴史漫画『風雲児たち』でその才能の非凡さを見せつけたみなもと太郎氏のもう一つのライフワークが漫画史研究。その広汎で含蓄に満ちた見識を少年少女向けに平易に語ってくれてるのが本書。第一巻たる本巻は戦前から『巨人の星』まで。正直、手塚治虫やトキワ荘は擦りに擦られまくって手垢のつきまくったエピソード群の再奏なのですが、劇画のことに筆が及ぶとかなり新鮮で興味深いエピソードがざっくざくで一気に面白くなります。そして、巻末での次巻予告で『あしたのジョー』や『ガロ』や『コム』に言及したところで無念の絶筆。ああ、読んでみたかったなあ。
見果てぬ夢を描いて走りつづけているよねどこかで
風雲児たちもそうでしたが、この方はここから面白くなるぞってタイミングで今生に別れを告げられていて、残された読者としてはまだ見ぬ傑作を妄想するしか許されてないのが悲しすぎます。先生の待つあの世では続編がきちんと刊行されてるのかしらん。そう思うと、死ぬのも少しだけ怖くなくなる気がしますね。
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