脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『日本の歴史5~王朝の貴族』

元号の墨書が公文書扱いになったのはDAIGOのせいな模様wwwwwwwwww:ハムスター速報
数世紀後の歴史家に感謝されるべき偉業ですね。

 久しぶりに戻ってきた特撮沼に頭の先までずっぽりと。ついに東映特撮ファンクラブに加入してしまいました。月額1000円弱でライダーに戦隊にメタルシリーズその他が全作品見放題。もう時間がどれだけあっても足りません。プーの世界が俺を呼んでる気がする。


競馬成績・・・H31収支-18720

  • 阪神大賞典・・・本命リッジマン-500
  • スプリングS・・・本命クリノガウディー-600
  • 小牧特別・・・本命ウインガナドル-100

ナイトメアの途中目蓋が開いた

 絢爛なる平安絵巻第2章開幕。


 前巻に引き続き平安時代がテーマの本巻の取り扱う時代は村上天皇崩御から後三条天皇即位まで。所謂摂関時代を丁寧な史料分析で丁寧に論じています・・・と書くと凡百の概説書みたいですが、この本の特異なところは、普通に読み物として面白いところ。藤原道長を主人公に藤原実資をライバルに配置して、権謀術数渦巻く王朝貴族の日常を情感たっぷりに描きます。それでいて、出てくるエピソードも過度の潤色は一切なく、『御堂関白記』・『小右記』・『権記』などの一級史料に記述があるものをそのまま使っており、学術性を失っていません。作者の土田直鎮氏は、私の不勉強でなければあまり有名な学者さんではないはずですが、エンタメ性と学術性を両立できる稀有なる才能をお持ちの方です。今度他の本も読んでみよっと。以上、平安時代盛期の歴史と空気を楽しみながら学べる最高の一冊です。源氏物語枕草子あたりでこの時代に興味を持たれた方は是非ご一読を。ディープな世界があなたを待ってますよ。

裸の胸心臓の上赤い蝶が羽ばたいていた

 こうやって改めてエピソードを見るとこの時代の人々は実に多士済々というかキャラが立ってんなあと。オムニバスの群像劇で漫画化やアニメ化したりしたら面白いんじゃないかしらんと妄想。ネタ切れに悩む作家の皆様方、是非ご一考を。

Aristocracy

Aristocracy


ALI PROJECT - 少女貴族 (Shōjo Kizoku, Girls' Aristocracy)

帰ってきた今日の一行知識

忌引きは本来権利ではなく義務

穢れは伝染するって考え方からすると、現在の感覚でいうとインフルエンザに罹ったみたいな感じでしょうね。そらあ「来るな!」って追い返されますわな。