石破「未来永劫続く政権はない」 次の総裁選への再出馬に意欲 とりのまるやき(保守)
小池さんもそうでしたが結果を焦って旧民主系と手を組むとえらいことになるってそろそろみんな学習した方がいいと思うの
肌寒いのに蒸し暑い嫌な天気続きでエアコン大先生再登板。俺の自律神経持つかなぁ
競馬成績・・・H30収支-30910
- 作者:青木 和夫
- 発売日: 2004/07/01
- メディア: 文庫
黒き血潮たぎらせ熱いBurning fire胸に
絢爛なる平城の都で繰り広げられる元正・聖武・孝謙・淳仁・称徳・光仁。5代4人77年にわたる奈良時代の歴史絵巻。
大宝元年の遣唐使派遣から称徳天皇死去まで、所謂奈良時代をテーマとした一冊。平城京の文化に、律令制化における農民の暮らし、正倉院に代表される天平文化に、東大寺の大仏を白眉とする仏教の隆盛にと文化パートも十分に面白いんですが、やはり一番面白いのは政治陰謀劇。夭折した草壁皇子の血統をなんとか皇統に伝えんと奮闘する元明・元正両女帝の奮闘や長屋王・藤原四兄弟・橘諸兄・藤原仲麻呂・道教と連綿と続くフィクサーたちの権力争いにと一級のエンターテインメントを提供してくれます。なんだか聖武天皇が現実逃避したくなった気が分かる気がするなあ。・・・ってどっかで同じような感想を書いた気がするって思ってたら、同時期に読んでた集英社版日本の歴史と混同してました。感想は上記の通りほぼ同じ。同テーマ扱ってるんだからそりゃそうよね。一応違いに主眼を置いてコメントしてみるとカラー図版を豊富に用いて「一般向け」の衣をかぶせようと必死な集英社版に比べて、学術書の鎧を隠そうともしない硬派なつくり。パートごとに「おっ」と思わさせられる記述はこちらの中公版の方が多いのですが、その分読みやすさとか一貫した構成とかはケンチャナヨ。たまにはこうして同テーマの本を同時期に読み比べてみるのも面白いですね