『王朝びとの四季』

痛いニュース(ﾉ∀`) : 軽減税率の還付金額、年間上限４０００円で検討マイナンバーカード提示で2％還付 - ライブドアブログ
食費年間20万って皆さんエンゲル係数低いんですね。信じられないや。

~~「反撃！第二次SN作戦」終了*1~~の為、国内旅行業務取扱管理者試験終了の為、遅ればせながら『スーパーロボット大戦BX』購入。さあ引き籠るぞ。

艦これ進捗

「反撃！第二次SN作戦」反攻作戦！FS方面進出クリア。連合艦隊旗艦：千代田改二。

SRWBX進捗

第8話「じいちゃんのガンダム」キバ軍乱入。トップエース：獅子王凱@ガオガイガー。

王朝びとの四季 (講談社学術文庫 392)

作者: 西村亨
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 1979/12
メディア: 文庫
この商品を含むブログを見る

愛を語るハイネのような

　春夏秋冬、日本の誇る四季。それを平安時代の歌人は如何に詠んだのか。

　よく言えば、平安時代の人々に世界はどう見えていたのかの解説書、悪く言えば、歌枕及び季語紹介の歳時記。一本一本の記事は新鮮かつ軽妙な語り口で中々面白いのですが、全体的になんかとっ散らかってまとまりに欠ける印象。ついでに時代の制約か、労働とは無縁の高等遊民たる歌人を蔑んでる感がばっちり出ちゃってるのにも苦笑を禁じえません。平安時代の和歌を主題にするのに、その担い手たる貴族に感情移入できないってのは、根本的なテーマ選定に問題アリだと思います。

根雪を溶かす大地のような

　正岡子規のお蔭で過小評価甚だしい王朝和歌。個人的には洗練されたこの時代のものこそ至高と讃えるべきだと思います。、日本人の「元祖」「パイオニア」信仰は文学における「技術」をないがしろにする悪習ではないでしょうか。谷崎とか三島とかのド変態のぞけば、文豪さま方より最近のベストセラー作家の方がよっぽど洗練された名文書いてます。