脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

ユキノビジン

将棋や麻雀ですら女が圧倒的に弱いのって、なんでなんだよ | やらおん!
「基本全ての能力において男性は女性に比べて標準偏差が3割くらい大きいから、上澄みの上澄みだけしか通用しない競技や学問の世界では男性が圧倒的に優位」って解説が一番腑に落ちました。確かに女の子は基本的になんでもそつなくこなして、男は上下ともに規格外が多い気がする。


 祝GW突入!後半に休みを取ったおかげで前半戦の今日は休日出勤。ああ仕事がはかどるなあ(ヤケクソ)

素敵なスカートふわりなびかせ誰もが振り返るわ

ウマ娘

ユキノビジン
 岩手の田舎出身の純朴な娘。実家は農家で、よく手伝いをするいい子だった。その一方、都会に憧れ、いつかトゥインクル・シリーズに出て、キラキラな自分になりたいと望んでいた。素直だがひ弱ではなく、北国育ちのド根性持ち。憧れのウマ娘ゴールドシチー*1
cv.山本希望*2


 「あべじゃ」の方言も眩しい純朴娘。田舎者というアプローチが主かと思いきや、まっ直ぐな純朴美少女ってド直球のスタイルでファンの心をつかんで離しません。育成シナリオもライバルたるベガもホクトベガもいなくてどうやって点明するかと思いきや、地方出身アイドルとしてオグリキャップ2世の期待をかけられて巻き起こった実力以上のプチブームを努力と真摯な態度で一過性ではない自分のものとする中々に熱い展開。そして個人的に大好きなのは、ゴールドシチーとの関係。初年度の秋祭りイベントでの憧れのゴールドシチーから向けられる「持ってかれそうになった」の感想や、ゴルシチシナリオでの「キレイ」との賛辞を素直に受け入れられないゴールドシチーへの叱咤、自身のシナリオでゴールドシチーから向けられる実力とは別の部分で出てしまった人気に押しつぶされないかの心配とかの名コンビぶりがたまりません。外面は堂々としているように見えるゴールドシチーが自己評価低くて、表面上はおどおどしてるように見えるユキノビジンが逆に芯が全くぶれないってアンバランスさの対比がいいんですよね。結論:地方組の図太さは最高。

原作

ユキノビジン
 平成二(1990)~平成二十八(2016)年。品種:サラブレッド、性別:牝、毛色:栗毛。父サクラユタカオー*3、母ファティマ*4、母の父ロイヤルスキー*5。生国:日本(北海道新冠町)、生産者:村田牧場。馬主:荒井幸勝、調教師:阿部時男*6(水沢)→久保田敏夫*7美浦
 日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に1993年のクイーンステークス。同年の桜花賞優駿牝馬では、2戦ともベガ*8の2着となった。父サクラユタカオーに似た栗毛の馬体に純白のリボン風の編み込みを鬣に着けていたことから女性ファンからの人気が高く、「美少女」「グッドルッキングホース」とも形容された。 (wikipediaより修整引用)


 正直ウマ娘始めるまでは全く知らなかった子。多少競馬に詳しくなってから見るとベガやホクトベガなんかの名牝のライバルとして活躍してて結構びっくり。骨折による早期引退が惜しまれてなりません。あとその端正な馬体からグッドルッキングホースとして競馬女子に愛されたとのことで、当時競馬が本当にブームだったんだなあというのを感じます。

馬名の由来

荒井幸勝
 勝負服 :黄・海老縦縞・青袖。通算勝利数:中央30勝・地方24勝、通算獲得賞金:中央5億9,380万円・地方2,483万円。重賞勝利数 :1勝(中央1勝,地方0勝,海外0勝)、初重賞出走:1993/04/11 阪神10R 桜花賞(G1) ユキノビジン(2着)、初重賞勝利1993/10/03 中山11R クイーンS(G3) ユキノビジン、初G1出走:1993/04/11 阪神10R 桜花賞(G1) ユキノビジン(2着)(netkeibaより修整引用)

美人
① 美しい人。容貌が他にすぐれて美しい人。
 (イ) 容貌の美しい女。美女。佳人。
 (ロ) 容貌の美しい男子。美男子。
② 常に敬慕する君主または、賢人。探し求めている理想の君主、賢人。
③ 中国で女官の名。漢代から明代まで置かれ、漢代には一四等中の第五等。
④ 「にじ(虹)」の異称。
コトバンクより修整引用)


 ずっと漢字で書いたら「雪乃美人」だと思ってた!冠名が馬主の名前由来だから「幸之美人」ってなるんですね。正直びっくり。それをさておけば、グッドルッキングホースとして愛される事を見越したような馬名は小さな時から本当にかわいかったんだろうなぁってのがうかがわれてほっこりします。

絶対負けないンだ!一旗あげるよ!

 地方人をなめるな!東京に来てから強く思うのは首都圏出身者のお上品さと線の細さ。老若男女貴賤貧富学歴職歴関わらず通底してるんだから立派な特性と言っていいと思います。逆に下品で貪欲な上京組としたら羨ましいやら疎ましいやらでこれが田舎もんの僻みって奴なんだろうなとは自覚してますが、絶対お貴族様には負けるもんかと歯を食いしばって頑張ってます。錦を飾るか尾羽打ち枯らしての遁走かは分かりませんがいつの日か故郷に帰る日を夢見て。


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*1:モデル業とトゥインクル・シリーズをかけ持つカリスマギャル。自身の人気をその美貌によるものだと認識し、自分の走りの実力を世間に認めさせたいと奮戦中。

*2:ヴィムス所属。代表作:城ヶ崎莉嘉(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)、楠幸村(『僕は友達が少ない』)、鈴木萌歌(『Wake Up, Girls !』)他。

*3:生涯成績:12戦6勝、獲得賞金:2億2513万2400円。父テスコボーイ、母アンジェリカ、母の父ネヴァービート。主な勝鞍:天皇賞(1986秋)。主な産駒:エアジハードサクラバクシンオーウメノファイバー

*4:生涯成績:5戦1勝。父ロイヤルスキー、母ビューテイワン、母の父ダッパーダン。主な産駒:エターナルトゥルー・ターフブリーズ・カネツプロージット。

*5:生涯成績:14戦8勝。父Raja Baba、母Coz o'Nijinsky、母の父Involvement。主な勝鞍:ローレルフューチュリティ(1976)。主な産駒:Ski Goggle・プリンセススキー・ワカオライデン

*6:通算成績:2324戦354勝。

*7:通算成績:4341戦305勝。主な管理馬:センゴクヒスイ・センゴクルビー・ノーザンダイオー。

*8:生涯成績:9戦4勝、獲得賞金:3億0077万1000円。父トニービン、母アンティックヴァリュー、母の父Northern Dancer。主な勝鞍:優駿牝馬(1993)・桜花賞('93)。主な産駒:アドマイヤドンアドマイヤベガ・アドマイアヤボス。