【闇深】51歳男性、25歳頂き女子に貢ぐ→別れ話→滅多刺し殺害:暇つぶしニュース
ガチ恋営業はまぢ危険が危ないんでやめときましょう。しかしこうやって実例を聞くに『ハチワンダイバー』の 「女だけは必死で積みあげてきたもののとなりに一秒で座る」がけだし名言だなあと。
帰省から帰還して退屈な日常に逆戻り・・・のはずなんですが、何故か昨日一昨日含めて週末までぎっちり予定埋まってんのは何なんでしょうか。後先考えろよ半月前の自分。
無垢な瞳は求めてく空の向こうへ行きたいな
戦中もその高邁な理想でナチの暴虐に抵抗し続けた名もなき英雄。そんな地元の名士に唾を吐きかけ続ける偏屈老人が一人。彼の語る歴史は「真実」なのか、それとも単なる妄想か。
逢坂冬馬本屋大賞受賞第一長編。その前作が神がかった出来栄えに上りに上がったハードルに戦々恐々として読みました結果の感想は、「普通に良作。全方面に忖度して丸くなってるんで、前作の尖り方が好きだった人にとっては凡作」って感じでしょうか。敵役が金甌無欠の悪役たるナチスドイツって時点で物語構造は単純にならざるを得ず、「ノンポリの善良で怯懦な市民たちの不作為の罪」ってテーマも分かりやすい分深みもなくちょっともといかなり残念。ラスト前の市民へ蜂起を扇動するに当たっていきなり歌い出したあたりなんて共感性羞恥で本を閉じそうになりました。ついでに、同性愛とか移民問題とかクルド人問題とかをフレーバー感覚で振りかけてあるのも全く信念を感じられない軽薄さでなんだかなあ。ただ、読んでて普通に面白くはあるのでイランことを考えなければ佳作ではないでしょうか。スタンドバイミー的な少年少女の理由なき反抗と挫折って読み方するのが一番なんじゃないでしょうか。
子供の頃の夢は色褪せない落書きで
今までの人生のすべての経験と情熱を傾けて時間も配慮も一切無視して書ける処女作と、商業作家として時間の制約と各方面への忖度にがんじがらめにされての二作目以降。そら若書きのハンデはあっても一発目の輝きの方が勝るよなあと。世の中一発屋で終る人が多い理由をなんとなく察しました。しかし改めてそう考えるとその制約の中で一定以上のレベルの作品を世に出し続けられる商業作家って漏れなくバケモンなんだなあと。
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