【悲報】日本舞台で黒人主人公のアサクリ最新作、何故か海外で批判殺到:アニゲー速報
最近弥助が前田慶次並に謎の知名度と人気を獲得しててちょっともにょる。
急遽新橋に出張の予定を入れたところ偶然新橋古本まつりに遭遇。SFの古い文庫本を大量に買い込めてほっくほくの一日でした。さあ今日と明日はなんか口実作れねえかなあ。
あなたを好きなわたしの気持ち
侵略の構図
「原料も成分もわからなくたって、お酒を呑むことはできます。何がどうなてるのか知らない携帯電話だって使えるし、生命の起源も進化も知らなくったっていきていくのになんにも不自由しないわ」by西島由貴
由貴さん無双の巻。前巻辺りで正直だれてきててこのままフェードアウトかなって思ってたのが、一気に「最後まで見届けさせてください」に変わったのをよく覚えています。とりあえずドタバタギャグ路線からシリアス政争ものに路線変更した前時代の遺物たるセイバーっていう鬼子を活用して、由貴に介入できるだけの武力を持たせる説得力はお見事。
燃える宇宙
「ただの、通りすがりの地球人です」by西島由貴
この巻が最終巻でもいいと思わせられる盛り上がりと綺麗な終わり方。その分中盤以降のシェラの大暴走が蛇足に感じられてちょっと残念。
対宇宙人諜報監視網
「知っていたとしても、それが自分たちに役立つ事情でない限りは無視して、宇宙人には地球を侵略する悪役っを演じてもらう。今のところ、それが既定の方針かしら?」by西島由貴
ジョーカーのセイバーを封印したり、つんぼ桟敷に追いやられていたSCABEI御一党を再び物語の舞台に上がらせるための丁寧な舞台設定をしたりと物語を畳みにかかってるのが分かって嬉しくもありもの悲しくもありなお話。個人的には由貴にそのまま主人公を簒奪して欲しかった派なのでこの進路変更はちょっぴり淋しかったり。
開放前夜
「戦わずに勝つのは、戦って勝つよりも難しいぞ」byクレスト=セイバーハーゲン
前話を受けてそれを実現するためのシークエンスを事細かに描く承のパート。この「退屈」な部分をしっかり描くのが笹本祐一の魅力でもあり欠点でもあり。
夢見る機械人形
「近代において、新生巨大技術の最大最強の敵は、予算とそれを割り振る政治だ。だから、エリアルは強く作らなければならない」by岸田博士
AIに操縦補助を覚えさせるの巻であってんのかな?理系の方がその興味と知識をフルスロットルで描いてくれてるんでついていくのが精一杯。逆にド文系の自分でもギリギリついてけるレベルのエンタメに落とし込めてるのは凄いなあと。
わかっているならやさしくして
祝ARIEL OVAリマスター版発売!この作品と共に青春を過ごしてきた身としては何とも感慨深いです・・・。ではあるんですが、自分が好きなのは中盤以降の政争パートであって、アニメになってる初期のドタバタコメディパートはそこまで好きじゃないんだよなあとちょっぴりもにょもにょ。なんにしても、往年の名作に触れてくれる人が増えるのはいいことです。
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