痛いニュース(ノ∀`) : 世界一の女性登山家さん、瀕死のシェルパ(登山ガイド)を見捨てて記録達成→炎上 - ライブドアブログ
海外の山岳もの読むと、家畜並みの扱いしか受けてないのが文章の端々から伝わってくるシェルパの方々の姿がチラついてどうも素直に称賛できません。そう考えると、登山は本質的に貴族のスポーツなんでしょうね。
悲報。弊社の倉庫に、南京錠をばっさりやられて、泥棒入られました。幸い被害は処分予定で放り込んでた家電および酒類の紛失のみで、正直事情聴取と被害届提出の拘束時間の方が痛手。それにしたって、日本の治安が悪くなってんなあと肌で感じる今日この頃でした。
ホラね、囲まれた…人気者はツライ
ウマ娘
テイエムオペラオー
大仰なほどナルシストでどこかコミカルな歌劇王。その挙動はいつも演技過剰で、時に高らかに、時に切々と自己愛を語る。自分の美しさと強さを知らないものは不幸と本気で考えており、日々、啓蒙活動にいそしむ。メイショウドトウ*1から憧れの目で見られている。
cv.徳井青空*2
サクラバクシンオーと並ぶ、戦績が化物過ぎてぶっ飛んだ奇矯なキャラ設定にしないと嫌味が過ぎるキャラのツートップ。奇矯といえど、「限界や現実は理解しつつも、己が理想の実現の為、自身の実力は絶対であると信じ、道化にも見えかねない『覇王』をあえて演じる劇場型常識人」は私の琴線にクリーンヒットで大好きな娘の一人。ゴールドシップもそうですが、本当に頭よくないと馬鹿はできないよねと。育成イベントでは「彼女に憧れたメイショウドトウが勇気を振り絞り同じ舞台に上がり、そして死闘の果てに、オペラオーから求められた『敵役』ではなく、勝ったり負けたりし続ける『ライバル』であり続けることを誓う」というのが実に最高。ホントウマ娘はライバルの描き方が多彩で上手いなあと。
実馬
テイエムオペラオー
平成八(1996)~平成十四(2002)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:栗毛。父オペラハウス、母ワンスウエド*3、母の父Blushing Groom*4。生国:日本(北海道浦河町)、生産者:杵臼牧場。馬主:竹園正繼、調教師:岩元市三*5(栗東)。
日本の競走馬・種牡馬。1998中央競馬でデビュー。'99クラシック三冠戦線においてアドマイヤベガ*6、ナリタトップロード*7と共に「三強」を形成し、三冠競走初戦・皐月賞を制するなどしてJRA賞最優秀4歳牡馬に選出。2000「一強」状態となってシーズンを踏破し、天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念を含む年間8戦全勝、年間記録として史上最多のGI競走5勝という成績を挙げ、年度代表馬と最優秀5歳以上牡馬に満票で選出された。'01天皇賞(春)を連覇してGI勝利数を当時最多タイ記録の「7」とし、同年末に競走馬を引退。和田竜二*8が全戦で騎乗し、通算26戦14勝。総獲得賞金額18億3518万9000円は、2017年まで世界最高記録であった。20世紀末に活躍したことから、漫画『北斗の拳』の登場人物・ラオウ*9になぞらえ「世紀末覇王」とも称された。'04日本中央競馬会の顕彰馬に選出。(wikipediaより修整引用)
誰が呼んだか世紀末覇王。2000年の年間全勝+古馬中長距離GⅠ完全制覇はその名に愧じぬ偉業です。2016年に競馬を始めてwikiで過去の記録を漁った際にこの化物以外のなんでもない年間成績を見つけて一瞬でファンになったのをよく覚えています。閃光の末脚炸裂の皐月賞から、馬群に包まれ絶望の淵から奇跡の大逆転勝利の有馬まで名勝負揃い。個人的には圧勝劇よりギリギリまで結末の分からない接戦の方が好きなので「ハナ差圧勝」を得意とするオペラオーは尚のこと魅力的に映ります。さらにその晩年も、連勝記録が途切れるも圧巻の実力で制覇して見せた春天、永遠のライバルメイショウドトウについに先着を許した宝塚、伏兵アグネスデジタルの奇策に屈した秋天、そして次代を担うべき3歳馬ジャングルポケット・マンハッタンカフェに力負けで完敗のJC・有馬とその引き際も見事。一年間の物語としては勝ちきれず悔しい想いをした3歳や「世紀末覇王」な4歳よりもこの5歳の引退ロードの方が好きかもしれません。返す返すも現役当時競馬を見ていなかったのが悔やまれます。それとも同時代を生きていたら、自分もラキ珍wwwwなんて呼んでたりしてたんでしょうか。
名前の由来
竹園正繼
昭和二十一(1946)年~。日本の実業家、馬主。建築物の耐震補強材を開発・製造するテイエム技研株式会社の創業者であり、現在は代表取締役社長を務める。また、「テイエム」の冠名で競走馬を所有する馬主としても知られ、鹿児島県と北海道でテイエム牧場も経営するオーナーブリーダーである。名前は正継とも表記される。
1946誕生。鹿児島県肝属郡垂水町(現・垂水市)出身。高校卒業後に東京へ移った後、'79自身が開発した建築補強材の特許を取得し、単身でテイエム技研株式会社を設立。'80「ウェブレン」を代表とする特許製品を売り出し、急速に売上げを伸ばした。これ以前から発明家として活動しており、水陸両用車を製作したときに「町の発明家」としてテレビ取材を受けた経験もある。豊田行二*10の小説『大いなる野望』は、その半生がモデルとなっている。'87日本中央競馬会の馬主資格を取得、主な所有馬にJRA顕彰馬テイエムオペラオーなどがいる。 (wikipediaより修整引用)
オペラハウス
西暦1988~平成二十八(2016)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:鹿毛。父Sadler's Wells*11、母Colorspin*12、母の父High Top*13。生国:イギリス、生産者:Meon Valley Stud。馬主:Sheikh Mohammed*14、調教師:Sir Michael Ronald Stoute*15(イギリス)。
イギリスの競走馬で、引退後は日本で種牡馬となった。キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス(キングジョージ)などGIを3勝している。全弟にKayf Tara*16、半妹にZee Zee Top(オペラ賞など:父Zafonic)がいる。名前の由来はロンドンにあるロイヤル・オペラ・ハウス劇場から。父サドラーズウェルズの血を日本で花開かせた1頭で、テイエムオペラオー、メイショウサムソン*17などの活躍馬を出している。1993カルティエ賞最優秀古馬に選出された。 (wikipediaより修整引用)
王
①㋐君主の称号。おおきみ。(帝より一等下)
㋑道徳を以て天下を率いる者。
➁天皇。
③皇族の一種。親王宣下のない皇族男子。旧皇室典範では五世(1947制定の新法では三世)以下の皇族の男子
④首位にあるもの第一人者。
⑤将棋の駒の、王将。
(『広辞苑 第五版』より引用)
冠名のテイエムに父名のオペラになぜかついてる王の称号。普通に「テイエムオペラ」でも座りはいいし、他の竹園さんちの馬名見てるとそっちのがスタンダードだと思うんですが、わざわざ「王」の名をつけるあたり、相当期待されてたんだなあってのがうかがえます。その追加称号がなければ「世紀末覇王」の二つ名も冠されなかったかと思うと、ホントファインプレーでしたね。
気高く!駆けていく!もう目を逸らせないね!
テイエムオペラオーの不人気を見てると、日本人は判官贔屓っていっても、血筋も家系もないガチの貧乏人の成り上がり物語は好きじゃないんだなあと嘆息してしまいます。判官贔屓の本質は、スペシャルウィークやトウカイテイオーのような貴公子が苦難にまみれるのが大事で、貧乏人の立身出世には興味がないんでしょう。判官贔屓の発露とよく言われるハイセイコーやオグリキャップのアイドル的人気だって、その本質は地方=異界から来た黒船の無双劇にあるんでしょうし。そう考えると、日本で人気になる為には親の七光りか大企業のバックアップが必要と考えるとなんだか切なくなりますね。
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*1:自分に自信の持てない超絶のドジっ子ながらも、その不屈の精神で憧れのテイエムオペラオーのライバル目指して日々奮戦中。
*2:エイベックス・ピクチャーズ所属。代表作:矢澤にこ(『ラブライブ!』)、譲崎ネロ(『探偵オペラ ミルキィホームズ』) 、マヤ(『ご注文はうさぎですか?』)他。
*3:父Blushing Groom、母Noura、母の父Key to the Kingdom。主な産駒:チャンネルフォー・キャプテンクック・タガノコウテイ。
*4:生涯成績:10戦7勝、獲得賞金:1,742,000ドル・16,120ポンド。父Red God、母Runaway Bride、母の父Wild Risk。主な勝鞍:プール・デッセ・デ・プーラン (1977)・ロベールパパン賞('76)・モルニ賞('76)・サラマンドル賞('76)・仏グランクリテリウム('76)。主な産駒:Nashwan・Rainbow Quest・Arazi。
*5:騎手通算成績:4917戦578勝。調教師通算成績:7093戦497勝。主な勝鞍:東京優駿(1982)・阪神3歳S('79)・大阪杯('78)。主な管理馬:ポレール・シンボリスキー・クーリンガー。
*6:生涯成績:8戦4勝、獲得賞金:2億9060万2000円。父サンデーサイレンス、母ベガ、母の父トニービン。主な勝鞍:東京優駿(1999)。主な産駒:キストゥヘヴン・ブルーメンブラット・テイエムドラゴン。
*7:生涯成績:30戦8勝、獲得賞金:9億9011万2000円。父サッカーボーイ、母フローラルマジック、母の父Affirmed。主な勝鞍:菊花賞(1999)。主な産駒:ベッラレイア・インパーフェクト・ニックバイエフオー。
*8:日本騎手クラブ副会長。栗東TC所属騎手。Risy所属。2022成績:891戦49勝。通算('22まで)成績:20189戦1435勝。主な勝鞍:有馬記念('00)・天皇賞('00春・'00秋・'01春)・ ジャパンC('00)。
*9:養父リュウケン。弟のトキと共に孤児だったのを、北斗神拳伝承者リュウケンに拾われ、後継者に擬せられるもその狷介な性格を憎まれ北斗神拳は弟弟子のケンシロウに伝承。粛清にきたリュウケンを帰り打ちにし、拳王軍として挙兵し荒廃した世界を恐怖による支配で安定させようとしたが、北斗神拳伝承者ケンシロウや南斗六将のユリアへの個人的執着が元で軍団は崩壊。その代償に北斗神拳奥義無想転生に開眼し、ケンシロウと真の伝承者の座を巡って戦うも闘死。
*10:日本文芸家クラブ初代理事長。代表作:『作家前後』(エッセイ)、「示談書」・『野望街道』(小説)他。
*11:生涯成績:11戦6勝、獲得賞金:461,737ポンド・400,000フラン。父Northern Dancer、母Fairy Bridge、母の父Bold Reason。主な勝鞍:アイリッシュ2000ギニー(1984)・アイリッシュチャンピオンS('84)、エクリプスS('84)。主な産駒:Montjeu・Galileo・High Chaparral。
*12:父High Top、母Reprocolor、母の父Jimmy Reppin。
*13:生涯成績:10戦5勝。父Derring-Do、母Camenae、母の父Madrilene。主な勝鞍:2000ギニー(1972)・オブザーヴァーゴールドC('71)。主な産駒:Top Ville・Cut Above・Colorspin。
*14:محمد بن راشد آل مكتوم。ドバイ首長国アミール。父ラーシド・ビン・サイード・アール・マクトゥーム。ドバイの皇太子として同地の近代化に尽力し、世界の富の集中する経済都市へと発展させた。アラブ首長国連邦の要職も歴任しドバイを中心とした同国の発展に大きな功績を残す。
*15:フリーメイソンロッジステーブル代表。士爵。主な管理馬:ピルサドスキー・コンデュイット・シングスピール。
*16:生涯成績:15戦10勝、獲得賞金:644,235ポンド。父Sadler's Wells、母Colorspin、母の父High Top。主な勝鞍:ゴールドC(1998・2000)・愛セントレジャー(1998・'99)。
*17:生涯成績:27戦9勝、獲得賞金:10億6594万9000円。父オペラハウス、母マイヴィヴィアン、母の父ダンシングブレーヴ。主な勝鞍:東京優駿(2006)・天皇賞('07春・'07秋)・皐月賞('06)。主な産駒:デンコウアンジュ・ノゾミダイヤ・フロンテアクイーン。