脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『誹風柳多留 一』

【悲報】Youtuber・ヒカルが買った5000万円のポケカ福袋、現在の価値が悲惨すぎて草 | やらおん!
たった一か月でなかなか悲惨な・・・。こっから反転するのかそれとも焼け野原になるのか。もし後者だと秋葉原が本格的に壊滅するんで嫌だなあ。


 夏バテと宿酔のコンボで昨日は一日死んでました。齢も齢なんだから楽し過ぎて羽目を外すのを今後は少し控えようと思いますですまる。

月夜の影に揺れている芦野の里の遊行柳

誹風柳多留
 川柳・狂歌集。初編は呉陵軒可有編で、明和二(1765)年7月、江戸花屋久治郎刊。以後編者・版元は数位して文化二(1805)年まで31編を毎年刊行、のち2~5世川柳編で天保九('38)年までに167編。
 江戸の風俗人情を端的に表現した前句付形式を、付句1句の鑑賞へ独立させた。(『岩波日本史辞典』より引用)


 すんません、調子ぶっこいてました。江戸の風俗を伝える川柳の清華を集めた誹風柳多留を岩波文庫で読んでみました。現代語訳もなくつらつらと原文そのままに載せてるだけのスーパーストロングスタイルに一瞬たじろぎましたが、所詮川柳だし何とでもなるさと読み進めましたが、これが大失敗。今となってはどこが笑いどころか全く分からない時事ネタのくすぐりや風俗の数々に辞書にも載ってない俗語の嵐でしっかり意味取れたの正直3分の1もないんじゃないかあと。下手くそな現代語訳や的外れな注釈は邪魔なんて生意気なこと言ってた過去の自分を責めたいです。結論:現代語逐語訳と時事ネタ注釈はとっても大事。

ずいぶん遠くへ来たものと二人肩を並べて微笑む

 サラリーマン川柳も数百年後には同じ扱い受けてるんだろうなあとほっこりします。未来の歴史学者の頭を抱えされられるよう我々も頑張ってネットミームを量産してあげたいものですね。


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