脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

ニシノフラワー

長野市「イオンモール拒んだら隣町に出店されました」【働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww】
この期に及んで変化や改革を厭うすべての老害の皆様に名言を一つ。「おまえはそこでかわいてゆけ」


 普段全く本を読まない女の子から「知識をつける為にも来年から本を読もうと思ってる」との事で、なんか本貸してとなって悩んだ挙句に選んだのが又吉直樹の『火花』。大阪出身の子だったんでお笑いには多少の造詣あるべと踏んでのチョイスでしたが、これは何が正解だったんでしょうか。

天が堕ちてくfragrance

ウマ娘

ニシノフラワー
 大人しくて愛らしい、純真無垢な少女。まだまだ咲きはじめで自信もなく、一人前めざして準備中である。一方でよく気が利き、たとえ自分のことで手一杯でも、周りへの思いやりを忘れない優しい心根の持ち主。いつか大輪の花を咲かせるため、頑張っている。
cv.河井晴菜*1


 トレセン学園には見た目上のロリっ娘は数いれど、その中でも唯一無二のガチペド。実馬の早熟の天才少女から飛び級入学を思いついた担当者の邪悪さ慧眼にほとほと頭が下がります。性格はちょっとばかり純真すぎて天然気味なのを除いては完全無欠の完璧超人兼優等生。断トツの最年少なのに最上位クラスのバブみを提供しているのはなんたるちあ。シナリオは正直かなりの薄味でちょっぴり残念。サポカその他でこすり過ぎたせいかセイちゃんとの絡みも抑え気味。個人的にはロリと優等生には食指が伸びない性癖なので、申し訳ないですがあんま刺さんない娘って分類になっちゃいますかね。

原作

ニシノフラワー
 日本の競走馬、繁殖牝馬アメリカ合衆国からの持込馬である。1991年のJRA賞最優秀3歳牝馬、1992年のJRA賞最優秀4歳牝馬及び最優秀スプリンターである。
 1989.4.19北海道鵡川町西山牧場で生産された牝馬である。父マジェスティックライト*2、母デュプリシト*3、母父ダンジグ*4、そして母系は、サーゲイロード*5セクレタリアト*6などと同じだった。オーナーブリーダー西山牧場は、自家生産馬を大量生産、大量出走させながら、これといった大物がいなかった。そこで設備投資や人材の入れ替え、血統更新を実行していた。その改革の一環で輸入されて、西山牧場で生まれていた。栗東トレーニングセンター松田正弘*7厩舎に入厩した。
 '91夏札幌競馬場でデビューし初勝利を挙げ、続く札幌3歳ステークス(GIII)も優勝し、重賞初勝利。本州に戻って秋のデイリー杯3歳ステークス(GII)、そして阪神3歳牝馬ステークス(GI)も優勝。4連勝でGI戴冠を果たし、騎乗した佐藤正雄*8や、松田、西山牧場にGI初勝利をもたらした。'92本命視されて牝馬クラシックに参戦。前哨戦のチューリップ賞(OP)で不利など重なり、アドラーブル*9に敗れる2着となり、初敗戦を喫したが、佐藤が降板し河内洋*10と臨んだ本番の桜花賞(GI)でアドラーブルらを突き放して優勝。西山牧場にクラシック初優勝をもたらした。同年秋には、スプリンターズステークス(GI)で年上古馬に挑戦。直線コースを大外から追い込み、抜け出していたヤマニンゼファー*11を寸前で差し切る逆転優勝を成し遂げ、GI昇格後初めてとなる4歳牝馬による優勝を果たした。'93マイラーズカップ(GII)を優勝するなどして引退。通算成績16戦7勝、約4億7000万円を稼ぎ出した。
 引退後は、西山牧場に戻って繁殖牝馬となり、重賞2着のニシノマナムスメ*12(父:アグネスタキオン*13)や、同じ西山所有馬セイウンスカイ*14産駒のニシノミライ*15などを生産。ニシノミライから血は継承され、2022年中山大障害(J-GI)を優勝したニシノデイジー*16の曾祖母にもなった。 (wikipediaより修整引用)


 短距離のバクシンオーに唯一土をつけた怪物ってことくらいしか知りませんでしたが、桜花賞まではチューリップ賞を取りこぼした以外は全勝、その後低迷しスプリンターズSマイラーズCを連勝し短距離路線に活路を見出すもその輝きも一瞬であとは凡走続きとかなり極端な履歴。そら「早熟の天才少女」って二つ名もいただくわと。産駒に関しては直仔は正直ぱっとしない感じも、西山牧場の同僚セイウンスカイとの子ニシノミライの血統が脈々と受け継がれて昨年のニシノデイジー中山大障害制覇に結実するなど、西山茂行氏の執念と愛情を感じさせられます。

馬名の由来

西山正行
 大正十(1921)~平成十六(2004)年。日本の実業家、馬主、競走馬生産者。
 1955.6自らの手により会社を創立。'68.10西山興業株式会社に社名を変更した。西山の運営する西山興業は多角経営であり、1960年代前半当時でも不動産業、ゴルフ場経営(埼玉県さいたま市西区の大宮国際カントリークラブ他)、レストランやリゾートホテル(千葉県館山市の館山グランドホテル他)、高級クラブ「シロー」(現在閉店)等を経営していた。
 '66.10自身の手により西山牧場を創業。牧場面積は約400haと当時としては日本最大の面積を誇る牧場であった。創業直後から現在に至るまで日本の競馬界へ多数の競走馬、種牡馬繁殖牝馬を送り出した。西山は一時期には繁殖牝馬だけでも250頭前後に達する数を所有し、生産競走馬も最盛期には年間約200頭にまで達していた。これは当時社台グループ、メジロ商事(現在会社解散)に次ぐ勢力であった。1990年代に入ると西山は少数精鋭で行く事に方針を転換し、繁殖牝馬を大幅に削減していった*17。自身はオーナーブリーダーでもあり、'73中央競馬でリーディングブリーダーになった実績を持っている。これは1963年から続いていた社台ファームの11年連続リーディング・ブリーダーを阻止した事で注目を浴びた。地方競馬でも'82-’86五年連続リーディング・ブリーダーの実績を残している。'94.9西山牧場と共に税務調査の申告漏れもあったが、西山は修正に応じていた。その後東京馬主協会相談役も歴任した。一方で'92パーキンソン病を患っており、セイウンスカイでクラシック二冠を制した1998年には既に自力で歩行することが困難なほど衰弱していた。2004.1.18パーキンソン病から来る心不全により死去。82歳没。 (wikipediaより修整引用)

flower
名詞
1、【可算名詞】
 a、花。
 b、草花。
2、【不可算名詞】 開花、満開。
3、《文語》 精粋、精華。
4、《文語》 (元気などの)盛り、盛年、盛時。
5、[複数形で] 言葉のあや.
6、[複数形で; 単数扱い] 【化学】 華。
自動詞
1、花が咲く。
2、栄える。
他動詞
1、〈…に〉花を咲かせる。
2、〈…を〉花(模様)で飾る。
weblioより修整引用)


 冠名のニシノに花を意味するフラワーと牝馬としてはお手本の様なネーミング。正直それ以上語るべきこともないんですが、中文翻訳だか再翻訳だかの「西野花」の表記はなんだかとっても大好きです。

day by day憧れてstep by step積み重ね君とつむぐ未来

 正直ウマ娘を始めるまではブラッドスポーツとしての競馬の側面にはほとんど興味がなかったのですが、キタサンブラックサトノクラウンら実際にリアルタイムで見たことのある馬の子同士がバチバチやり合ってる姿を見ると、ああこれが受け継がれる物語かと感動しきり。そういや自分は元から世代や師弟関係を通じて受け継がれる因縁や想いってのが大好物で歴史屋になったんだと改めて。競馬をやり始めてようやく7年。やっと競馬の真の醍醐味にたどり着けたような気がします。


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*1:ヴィムス所属。代表作:佐々木奈々(『抱かれたい男1位に脅されています。』)、アララギ(『さくらの雲*スカアレットの恋』)、ルネッタ(『白猫プロジェクト』)他。

*2:父Majestic Prince、母Irradiate、母の父Ribot。主な産駒:スギノキューティー・タイキギャル・アサクサフェスタ。

*3:Danzig、母Fabulous Fraud、母の父Le Fabuleux。主な産駒:ニシノファイナル・ニシノマイヒメ・ニシノオトコギ。

*4:生涯成績 :3戦3勝、獲得賞金32,400ドル。父Northern Dancer、母Pas de Nom、母の父Admiral's Voyage。主な産駒:Dance Smartly・

*5:Sir Gaylord。生涯成績:18戦10勝、獲得賞金:237,404ドル。父Turn-to、母Somethingroyal、母の父Princequillo。主な勝鞍:バハマズS(1962)・エヴァーグレイズS('62)・サップリングS('61)。主な産駒:Sir IvorHabitat・Scorpio。

*6:Secretariat。生涯成績:21戦16勝、獲得賞金:131万6808ドル。父Bold Ruler、母Somethingroyal、母の父Princequillo。主な勝鞍:ケンタッキーダービー(1973)・プリークネスS('73)・ベルモントS('73)・マンノウォーS('73)。主な産駒:Lady's Secret・Risen Star・General Assembly。

*7:生涯成績:5522戦393勝。主な管理馬:ティコティコタック・ニシノファイナル・マークティーグル。

*8:騎手通算成績:2734戦209勝、調教師通算成績:2473戦140勝。主な勝鞍:阪神3歳牝馬S(1991)・札幌3歳S('91)。主な管理馬:ワンダーアキュートサウンドスカイタマモストロング

*9:生涯成績:9戦3勝、獲得賞金:2億2545万9000円。父ノーザンテースト、母エコルシュ、母の父Big Spruce。主な勝鞍:優駿牝馬(1992)。主な産駒:エモシオン・ショウケイ・サリーレ

*10:騎手通算勝利:15106戦2140勝。調教師通算(2021まで)成績:4119戦345勝。調教師2021成績:178戦8勝。主な勝鞍:有馬記念(1982)・東京優駿(2000)・ジャパンC(1993)。主な管理馬:ヤマニンキングリーサンライズソア・プラチナムバレット。

*11:生涯成績:20戦8勝、獲得賞金:5億8080万9600円。父ニホンピロウイナー、母ヤマニンポリシー、母の父Blushing Groom。主な勝鞍:天皇賞(1993秋)・安田記念('92・'93)。主な産駒:マタカッタサンフォードシチー・パッションキャリー。

*12:通算成績:22戦4勝、獲得賞金:1億2,406万円。父アグネスタキオン、母ニシノフラワー、母の父Majestic Light。主な勝鞍:ユートピアS(2007)。主な産駒:ニシノカツナリ・ニシノアモーレ・ニシノベースマン。

*13:生涯成績:4戦4勝、獲得賞金:2億2208万2000円。父サンデーサイレンス、母アグネスフローラ、母の父ロイヤルスキー。主な勝鞍:皐月賞(2001)。主な産駒:ダイワスカーレットディープスカイキャプテントゥーレ

*14:生涯成績:13戦7勝、獲得賞金:6億1028万2000円。父シェリフズスター、母シスターミル、母の父ミルジョージ。主な勝鞍:皐月賞(1998)・菊花賞('98)。主な産駒:マイヨール・ニシノプライド・ニシノマナザシ。

*15:生涯成績:6戦0勝、獲得賞金400万円。父セイウンスカイ、母ニシノフラワー、母の父Majestic Light。主な産駒:ニシノミチシルベ・ニシノオタケビ・セイウンミーナ。

*16:高木登厩舎所属。父ハービンジャー、母ニシノヒナギク、母の父アグネスタキオン。主な勝鞍:中山大障害(2022)。

*17:ただしこの頃になると、後述する病気の問題もあり、牧場の実務は息子の茂行が事実上取り仕切っていた