脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

シリウスシンボリ

痛いニュース(ノ∀`) : colabo「和解金80万払え。投稿も消せ。どの投稿を消せばいいか教えてほしかったら1つに付き10万払え」 - ライブドアブログ
ヤクザに一歩でも譲歩するとこうなるっていういい見本です。強い心で要求を拒絶しましょう。


 寒暖差にやられたか思いっきり風邪ひいて貴重な休日を丸一日台無しにしてしまいました。タイミング悪くその前々日にコロナ陽性の方と車に同乗しちゃってたんでビビりましたがなんとか大丈夫だったようで。その所為で行けなかったイベント行きたかったなぁ(楽しそうな感想ツイート指くわえて見ながら)

ウダウダ言ってんな御託ごと蹴り飛ばしてけ

ウマ娘

シリウスシンボリ
 「シリウスこそが最も明るい星だ」海外制覇を目指す、強気で自信家のウマ娘。粗野で口も悪いが、そのタフさと自信に伴った実力から、多くの人を惹きつけるカリスマ性を持ち。また、嘘や方便が嫌いなので口から出る言葉は全て本気。つまり天性のタラシなのである。
cv.ファイルーズあい*1


 シンデレラグレイでの初見時は空気を読まず周りの迷惑も鑑みない自己中。サポカetcでのイベントでは、幼馴染のシンボリルドルフへのコンプレックスをこじらせすぎて迷走しまくってる痛い子。そして、満を持して登場の育成シナリオでは、その二つを見事に昇華させ、シンボリルドルフへのコンプレックスからスタートした自分探しの旅の果てに、その目標を一番星たらんことに定め、傍若無人の悪評を厭わずそれに邁進する高潔な精神の持ち主へと完成してくれました。迷走期にできた悪友たちを、本道に戻ってからも切り捨てずに「だまって俺についてこい」と言える胆力はそら夢女も量産するわと。個人的には、シングレでの初登場時のパドックでの謎ダンスをアプリでもパドックや短縮勝利ポーズで採用してくれてるのに感激しました。正直最初は嫌いな部類な娘でしたが、今でもとても愛おしい魅力的なウマ娘です。

原作

シリウスシンボリ
 昭和五十七(1982)~平成二十四(2012)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:鹿毛。父モガミ*2、母スイートエプソム*3、母の父パーソロン*4。生国:日本(北海道門別町)、生産者:シンボリ牧場。馬主:和田共弘*5、調教師:二本柳俊夫*6→畠山重則*7二本柳俊夫→J・ウィンター→P.L.ビアンコーヌ→F・パルメル→二本柳俊夫
 日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は、1985年の東京優駿日本ダービー)。1985-'87約2年間ヨーロッパの競走に出走した。 (wikipediaより修整引用)


 天下のシンボリ牧場凋落の契機になった馬ってことで始める前からうっすら知ってました。今になって改めてその顛末を見てみると、非難囂々ながらも海外挑戦への先鞭をつけ後進に偉大なノウハウを残したって意味で「結果を残せなかった野茂英雄」って感じの存在だったのかなあと。成績だけ見るとどっちかってーとマック鈴木が思い浮かびますが。その「無謀」な海外挑戦の話題ばかりが先行して語られがちで、馬自体の活躍があまり語られない気がしてちょっと可哀想な気も。正直ダービー馬って知って結構たまげました。シリウスシンボリの国内での活躍をもっと見たかったなあと。この馬語るとどうしても、人間サイドの暗黒面ばかりが目立ってしまいますが、パイオニアという点でもっと評価されてもいい馬なんじゃないかと思いました。その為にも誰か早く凱旋門賞の悲願を。

馬名の由来

シリウス
 おおいぬ座で最も明るい恒星で、全天21の1等星の1つで、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星である。視等級は-1.46等で、シリウスに次いで明るいカノープスのほぼ2倍の明るさである。バイエル符号における名称は「おおいぬ座α星」である。オリオン座のベテルギウスこいぬ座プロキオンともに、冬の大三角を形成している。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。
 肉眼では1つの恒星に見えるが、実際にはシリウスAと呼ばれるA型主系列星と、シリウスBと呼ばれる白色矮星から成る連星である。シリウスBのシリウスAからの距離は、8.2天文単位 (au)から31.5auの間で変化する。シリウスは近距離にあるうえ、自身の光度も大きいため、肉眼でもよく見える。ヒッパルコス衛星の観測によって得られた年周視差の値に基づくと、地球との距離は約8.6光年(約2.6パーセク)となる。その距離から、地球に近い恒星の一つである。シリウスは太陽系に接近しているので、今後6万年の間にわずかに明るさが増す。それ以降は太陽系から離れていき、徐々に暗くなっていくが、少なくとも今後21万年間は全天一明るい恒星でありつづけると考えられている。
 主星のシリウスAは、太陽の約2倍の質量を持ち、絶対等級は1.9等である。光度は太陽の約25倍にもなるが、カノープスやリゲルなどと比べると小さい。年齢は2億年から3億年ほどと推定されている。かつてシリウスは明るい2つの恒星から成る連星系だったが、より質量が大きいシリウスBが先に寿命を迎え、1億2000万年前には赤色巨星になった。シリウスBはその後、外層を失い、現在の白色矮星になったとされている。
 シリウスおおいぬ座にあることから、英語では「Dog Star」とも呼ばれている。その明るさゆえに、古くからその存在は知られており、古代エジプトでは、ナイル川の氾濫時期を知らせてくれる星として、非常に重要な働きをしていた。またポリネシア人の間では、太平洋上の航海において、冬の到来を示す重要な役目を果たした。 (wikipediaより修整引用)

シンボリ牧場
 千葉県成田市にある競走馬の生産牧場及び馬主(オーナーブリーダー)である。馬主としてはシンボリ牧場名義で登録しており、勝負服は緑・白襷・袖赤一本輪。冠名には「シンボリ」を用いるが、牝馬にはかつては基礎繁殖牝馬の一頭、Sweet Sixteen(日本での登録名:スヰート)*8にちなんだ「スイート」の冠名を使用していた。「シンボリ」の英語スペルは、「シンボル」とも引っ掛けた「symboli」である。
 1921初代の和田孝一郎*9が千葉県に前身となる「新堀牧場」を開場。新堀命名の由来は以下諸説がある。

  • 佐倉牧に享保期以降に築かれた野馬土手が新堀と呼ばれたため、成田市駒井野のほか旧本大須賀村に当る成田市吉岡等にも字新堀が点在する。したがって、どの新堀に因むかは明確ではないが、開設地近くの新堀が牧場名の由来になった説。
  • 孝一郎が生まれ育った島根県安濃郡川合村大字川合の数㎞南にもバス停「新堀」が存在し、その出身地名に因む説。

 '35香取郡大須賀村*10に新堀牧場名義でサラブレッドの生産開始。'40第2回 桜花賞*11にて、牝馬のタイレイ*12で初のクラシック制覇。二代目を継いだ子息・共弘の時代では、現行の「シンボリ牧場」として生産規模も拡大。特に競走馬スピードシンボリ*13や、種牡馬パーソロンのブリーダーとして成功し、同産駒の七冠馬シンボリルドルフ*14といった著名な競走馬を輩出した。'94オーナー和田共弘が亡くなると、息子・孝弘*15が三代目の代表に就任。2000年代前半に年度代表馬シンボリクリスエス*16を輩出し、シンボリルドルフ以来の大きな足跡を刻む。2019オーナー和田孝弘が死去。長男・吉弘*17が四代目の代表に就任した。 (wikipediaより修整引用)


 太陽系以外で最も明るく見える星なんですが、今一日本じゃあそこまで重要視されてない不思議な星。中国語名の天狼星ってネーミングは実にカッコいいんですけどね。綺羅星のごとき競馬界において「シリウス」を名乗らせるってのは中々に攻めたネーミングな気がします。何よりそれにこたえて本当に同期の一番星になってるのが凄い。人間サイドのゴタゴタのせいで天文学でその名が含意する「不吉」「侵掠」を体現しちゃったのはケンチャナヨ

誰も敵わない至高の強さで格の違いをさぁ理解らせろ

 非主流派を糾合して結成されたはぐれ者集団。人はどうしてこの概念に憧れてしまうんでしょうか?実際運営サイドに立つと邪魔というか「ルサンチマンこじらせてんじゃねーよ」って感想になってしまうんですが。なんにせよいつまでも特攻野郎Aチームに燃える少年の心は失わずにいたいものです。


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*1:ラクーンドッグ所属。代表作:夏海まなつ(『トロピカル〜ジュ!プリキュア』)、空条徐倫(『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』)、パワー(『チェーンソーマン』)他。

*2:生涯成績:20戦3勝、獲得賞金:32万2000フラン。父Lyphard、母ノーラック、母の父Lucky Debonair。主な産駒:メジロラモーヌレガシーワールドブゼンキャンドル

*3:パーソロン、母シレトコ、母の父Takawalk。主な産駒:シンボリレーブ・ユーワスイート。

*4:生涯成績:14戦2勝、獲得賞金13,251ポンド。父Milesian、母Paleo、母の父Pharis。主な勝鞍ナショナルS('62)・イボアハンデキャップ。主な産駒:シンボリルドルフサクラショウリメジロアサマ

*5:シンボリ牧場第2代社長。父孝一郎。三元育成や短期放牧などの先進的な競走馬育成システムを導入し、先駆的なオーナーブリーダーとして昭和期の競馬界を支えた。しかし、そのワンマンな育成方針から、調教師厩務員らとの軋轢が絶えず、シリウスシンボリの育成方針を巡り美浦TCと致命的に対立してからは、「シンボリ軍団」の凋落を招いた。主な所有馬:スピードシンボリダンスホール・ピーターデイヴィース。

*6:騎手生涯成績:2199戦451勝、調教師生涯成績:8042戦1043勝。主な勝鞍:東京優駿(1951)。主な管理馬:アンバーシャダイオンワードゼア・ホウヨウボーイ

*7:騎手通算成績:1787戦143勝、調教師通算成績:6463戦369勝。主な管理馬:アイルトンシンボリマイヨジョンヌアルコセニョーラ

*8:父First Fiddle、母Blue Eyed Momo、母の父War Admiral。主な産駒:メジロアサマ・ハヤトオー・スイートワン。

*9:新堀牧場初代社長。成田に新堀牧場を開設し、サラブレッドの生産に着手。後のシンボリ軍団の礎を築いた。

*10:昭栄村→大栄町→現: 成田市

*11:当時の競走名は中山四歳牝馬特別

*12:生涯成績:6戦1勝。父ダイオライト、母スリリング、母の父Theo Bold。主な勝鞍:中山四歳牝馬特別(1940)。

*13:生涯成績:43戦17勝、獲得賞金:1億6320万7050円・5000ドル。父ロイヤルチャレンヂャー、母スイートイン、母の父ライジングライト。主な勝鞍:有馬記念(1969・'70)・天皇賞('69春)。主な産駒:ピュアーシンボリ・シャトードシンボリ・トーワターフ。

*14:生涯成績:16戦13勝、獲得賞金:6億8482万4200円。父パーソロン、母スイートルナ、母の父スピードシンボリ。主な勝鞍:有馬記念(1984・'85)、東京優駿('84)、ジャパンC('85)、天皇賞('85春)、皐月賞('84)、菊花賞('84)。主な産駒:トウカイテイオーアイルトンシンボリツルマルツヨシ

*15:シンボリ牧場第3代社長。父共弘。シンボリ牧場を引き継ぎ、父共弘の暴走で凋落していた「シンボリ軍団」の再生に尽力した。主な所有馬:シンボリマルセイユ・シンボリエクレール・シンボリプロント。

*16:生涯成績:15戦8勝、獲得賞金:9億8472万4000円。父Kris S.、母Tee Kay、母の父Gold Meridian。主な勝鞍;有馬記念(2002・'03)・天皇賞('02秋・'03秋)。主な産駒:ルヴァンスレーヴ・サクセスブロッケンエピファネイア

*17:シンボリ牧場社長。若くして父孝弘より名門シンボリ牧場を受け継ぎ奮闘中。