にじさんじのVtuberが謹慎させられたのって理不尽だよな? 野球のルール上の欠陥を指摘しただけじゃん | やらおん!
そんな角を矯めて牛を殺すような真似しなくともって思いと、流石に一遍くらい怒られとけって気持ちとがないまぜになってファンとしては何とも言えないモヤモヤが。なんにせよ、郡道美玲先生には、謹慎明けも変に委縮したり拗ねたりせず、自由闊達な放言をみせてもらいたいものです。開き直ってしばらくのお休み堪能してください。
お付き合いで立正佼成会さんの春季彼岸会に参列。感想は、法要って一種のライブなんだなあと。高度に洗練された演出や、ともに声をそろえて声明する一体感などなかなか良質のエンタメでした。そら昔の娯楽のない人はハマりますねこれ。
光の速さで駆け抜ける衝動は何を犠牲にしても叶えたい強さの覚悟
ウマ娘
ミスターシービー
自由なレースの世界を愛するウマ娘。彼女の醸す常識に縛られない雰囲気は、不思議なカリスマ性がある。——と、一見気ままな自由人に見えるがそれは、納得が出来ないことは絶対にしない、そんな頑固さがあるからで……?実は人一倍不器用なウマ娘なのかもしれない。(公式HPより修整引用)
cv.天海由梨奈*1
2周年の目玉としてついに実装された3冠馬。その性格は天衣無縫の自由人で、このタイプを白痴っぽくなく書けてるのは地味に凄い気がする。キャラの立ち位置としては、我らが皇帝シンボリルドルフの"先輩"として飄々と場をいい意味でかき回すトリックスターって感じ。地味にマルゼンスキーと役割がかぶってるので少し影の薄さも感じます。カツラギエースとのライバル関係をどれだけ魅力的に書けるかが今後の課題でしょうか。なんにせよお姉さんキャラは無条件で大好物なので、たっぷりと堪能させてもらってます。
原作
ミスターシービー
昭和五十五(1980)年千明牧場生産。昭和五十八(1983)年に中央競馬史上3頭目のクラシック三冠を達成し、同年の優駿賞年度代表馬、最優秀4歳牡馬。史上初めて父内国産の牡馬クラシック三冠馬となった。現役引退後の昭和六十一(1986)年に種牡馬となり、同年顕彰馬に選出。
1982.11競走馬としてデビュー。'83皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞を制し、1964年のシンザン*2以来19年振り・史上3頭目かつ八大競走時代最後の中央競馬クラシック三冠を達成。'84天皇賞(秋)も制して四冠馬となったが、蹄の不安なども重なり、以降は一世代下に現れたグレード制導入後初の三冠馬・シンボリルドルフ*3との対戦にすべて敗れ、勝利のないまま'85秋に故障で競走生活を退いた。その後は種牡馬となったが、期待されたほどの成績が上がらず、'99種牡馬も引退。2000.12.15蹄葉炎で死亡した。競走馬時代は吉永正人*4を主戦騎手とし、天衣無縫、常識破りと言われた追い込み戦法や、端正な容貌などから大きな人気を博した。中央競馬において1980年代を代表するアイドルホースとされる。デビューから引退まで、終始同じ騎手が手綱を握った最初の三冠馬である*5。 (wikipediaより修整引用)
最後方から一気の神速の末脚で、シンザン以来かつ父内国産馬初の三冠馬となったミスターシービーですが、一昨年コントレイルが勝ちきれずに苦悶していた時期は、「最弱の三冠馬」としてしょっちゅう名前を見ていた気がします。翌年シンボリルドルフってバケモンが出てきた所為とは言え流石に扱いがひどいと思って戦績を見直してみると三冠達成まではほぼ順風満帆も、菊花賞で蹄を痛め長期休養。翌年秋に復帰し秋天ではレコードタイムで圧巻の勝利も再び蹄を痛め以降はいいところなし。ついでに産駒もぱっとしないとそら期待と人気の分だけ失望の陰口もたたかれるわと。コントレイル産駒には大活躍してもらってミスターシービーの二の轍を踏まないようにしてもらえるといいなあ。なお、レース映像見てると最後方一気がまさに天馬の二つ名にふさわしい見事なもので一発でファンになりました。こんな分かりやすいアイドルホースより、安定感あるけど地味なシンボリルドルフの方が評価が高い辺り、オグリ以前の競馬ってホント玄人衆の集まる鉄火場だったんだなあとしみじみ。
馬名の由来
Mr.
1.a.[男の姓・姓名の前につけて] …様,…さん,…殿,…氏,…君,…先生.
b.[官職名の前につけて呼び掛けに用いて] …殿
2.[土地・スポーツなどの名の前につけてその分野の代表的男性を表わして] ミスター….
(weblioより修整引用)
千明牧場
群馬県利根郡片品村にある競走馬の生産牧場及び馬主(オーナーブリーダー)。正式名称:株式会社丸沼 千明牧場。牧場名義の勝負服の柄は緑、黄山形一本輪、白袖。冠名には、かつては「シービー」を用いていたが、近年の所有馬には冠名は使用されていない。(wikipediaより修整引用)
名付けて「ミスター千明牧場」*6。もうその馬名からしてどれだけ期待されてたかが察せられます。その高すぎる期待に見事こたえるんだから流石と。TTGのうちの2頭が揃って後に伝説と呼ばれるようになった新馬戦に出走していたシービークインとトウショウボーイの「同期」婚の結晶って血統背景も実にエモいですね。そう考えるとこの子もオグリに負けず劣らず属性モリモリだなあと。
一度きりのこの瞬間に賭けてみろ自分を信じて
馬券買ってるとどうしても先行好位置の安定感あふれる競馬をしてくれる馬のファンになるんですが、単純にレースとしてみると面白いのはやはりバカ逃げか最後方一気の神速の末脚。勝率とエンタメ性ってのはなかなか両立しないのが難しいもんです。そう考えると競馬も将来的には格闘技みたいに、ガチンコ路線と興行路線の二分化してくのも悪くはないのかもしれませんね。
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*1:81プロデュース所属。代表作:東城つかさ(『ヘブンバーンズレッド』)、クリス=ウェストランド(『金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む〜』) 、遥(『空色ユーティリティ』)他。
*2:生涯成績:19戦15勝、獲得賞金:5438万0000円。父ヒンドスタン、母ハヤノボリ、母の父ハヤタケ。主な勝鞍:有馬記念(1965)・東京優駿('64)・天皇賞('65秋)・皐月賞('64)・菊花賞('64)。主な産駒:ミホシンザン・ミナガワマンナ・グレートタイタン。
*3:生涯成績:16戦13勝、獲得賞金:6億8482万4200円。父パーソロン、母スイートルナ、母の父スピードシンボリ。主な勝鞍:有馬記念(1984・'85)・ジャパンC('85)・東京優駿('84)・天皇賞('85春)・皐月賞('84)・菊花賞('84)。主な産駒:トウカイテイオー・アイルトンシンボリ・ツルマルツヨシ。
*4:騎手生涯成績:2753戦461勝、調教師生涯成績:3586戦199勝。主な勝鞍:東京優駿(1983)・天皇賞('82春・'84春・'84秋)・皐月賞('83)。主な管理馬:ビクトリーアップ・カオリジョバンニ・マルタカトウコウ。
*5:後にシンボリルドルフには岡部幸雄、ディープインパクトには武豊が終始手綱を取っている
*6:CB=Chigira Bokujoh