脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

オグリキャップ

痛いニュース(ノ∀`) : 源氏物語ファンのタイ人女性がAIくずし字認識アプリ開発 日本の研究者が批判「望ましくない」 - ライブドアブログ
『ゴースト・オブ・ツシマ』の時も思いましたが、何故これを日本人が作れない。日本はもう世界のトップランナーではないんだあなあと痛感させられます。


 ジム2日目も行った。さあ鬼門の3日目は超えられるでしょうか。

あなたがそう言ったんだこんな私の背にも翼があるってこと

ウマ娘

オグリキャップ
 地方から転入してきたマイペース娘。地元で連戦連勝し、期待を背負ってトレセン学園へとやってきた。地元の期待を一身に背負い、頑張ろうと思っているが、その言動は天然全開でとぼけている。トレセン学園一の健啖家であり、一瞬で米びつも鍋も空にする。
cv.高柳知葉*1
公式HPより修整引用)

 
 ギャグもシリアスもどんとこい。シングレで魅せる芦毛の怪物ぶりとアプリ版でのド天然な大食いモンスターぶりとのギャップがとっても愛おしい子。個人的には保護者のタマとの絡みが最高です。育成シナリオは挫折と再起はシングレに置いておいたのか。ただひたすら無双劇を繰り広げる会長やテイオーと同種の趣。ただシニア期でのタマモクロスのライバル宣言とそこからくる対立和解はもう涙なくては見れません。オペラオーのシナリオでのドトウや、タキオンでのカフェといいサイゲはライバル関係を唐突に自覚するシチュエーションが上手いなあと。という訳で、結論:タマモクロス早期実装希望。

原作

オグリキャップ
昭和六十(1985)~平成二十二(2010)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:芦毛。父ダンシングキャップ、母ホワイトナルビー*2、母の父シルバーシャーク*3。生国:日本(北海道三石町)、生産:稲葉不奈男*4。馬主:小栗孝一→佐橋五十雄*5→近藤俊典*6
調教師 鷲見昌勇*7笠松
瀬戸口勉*8栗東
 日本の競走馬、種牡馬。1987.5岐阜県地方競馬笠松競馬場でデビュー。8連勝、重賞5勝を含む12戦10勝を記録した後、1988.1中央競馬へ移籍し、重賞12勝(うちGI4勝)を記録した。1988年度のJRA賞最優秀4歳牡馬、1990年度のJRA賞最優秀5歳以上牡馬および年度代表馬。199、JRA顕彰馬に選出。愛称は「オグリ」、「芦毛の怪物」など多数。中央競馬時代はスーパークリーク*9イナリワン*10の二頭とともに「平成三強」と総称され、自身と武豊の活躍を中心として起こった第二次競馬ブーム期において、第一次競馬ブームの立役者とされるハイセイコー*11に比肩するとも評される高い人気を得た。
 競走馬引退後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーション種牡馬となったが、産駒から中央競馬の重賞優勝馬を出すことができず、2007種牡馬を引退。種牡馬引退後は同施設で功労馬として繋養されていたが、2010.7.3右後肢脛骨を骨折し、安楽死の処置が執られた。 (wikipedia
オグリキャップ - Wikipedia
より修整引用)


 最強馬論争は各人譲れない候補があるでしょうが、史上最高のアイドルホースと言われればこの子しかいないんではないでしょうか。ナリタブライアンディープインパクトと並んで競馬始める前から知ってた馬です。詳しい戦歴はこれから描かれるであろう『シンデレラグレイ』を楽しみにって感じなんですが、ちょっと要素上げるだけで、目立つ芦毛の馬体に地方から中央に上京してきた田舎もんが無双って経歴、制度の所為でクラシック路線に出られなかったって悲劇の判官贔屓タマモクロススーパークリークイナリワンといった魅力的なライバル、そして無茶な転戦による怪我からの低迷とラストランでの奇跡の復活とそら人気も出るわと。ソダシも頑張って第3次競馬ブームの立役者になってね。

馬名の由来

小栗孝一
昭和四(1929)~平成二十七(2015)年。日本の実業家。競走馬の馬主としても知られ、顕彰馬オグリキャップの初代馬主である。岐阜県郡上郡八幡町日の出町(現・郡上市)出身。
  出生時の姓は和田。5歳のときに伯母(母の姉)の養子となり、小栗姓となった。高等小学校を卒業後は兄が勤める鉄工所で働き、1954から米菓子の原料の仕入れ販売業、バーナーの開発・販売業、印刷機の販売業、次いで化学薬品製造業を営んだ。馬主としては当初地方競馬馬主資格しか有していなかったが、オグリキャップの活躍後の1989.7中央競馬馬主資格も取得し、オグリローマン*12でクラシック優勝を達成した。 (wikipediaより修整引用)

ダンシングキャップ
西暦1968~1987年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:芦毛。父Native Dancer*13、母Merry Madcap*14母の父Grey Sovereign*15。生国:アメリカ合衆国
 アメリカ出身の競走馬、種牡馬アメリカで生まれ、イギリス、フランスで競走馬生活を送った。1200メートルから1600メートルのレースで5勝を挙げたが、重賞を優勝することはなかった。競走馬を引退後種牡馬となり、1972.11日本へ輸出された。産駒にはマイラーが多く、ダートにも強かったため、おもに地方競馬で活躍した。大物は出ないものの息が長い産駒が多く、'78には125頭の牝馬に種付けするなど、二線級とはいえ一定の人気と評価を得ていた種牡馬だった。死亡後に産駒のオグリキャップ中央競馬で活躍したが、ダンシングキャップ産駒の傾向からかけ離れた能力を示したため、突然変異とも父・ネイティヴダンサーの隔世遺伝とも言われた。オグリキャップ以外の重賞勝利産駒には1979年の北海道3歳ステークス勝ち馬カツルーキーオー*16、1983年の中山牝馬ステークス勝ち馬ダンシングファイタ*17がいる。(wikipediaより修整引用)


 馬主の名前のそのままの冠名に父ダンシングキャップの後半を受け継いでオグリキャップと投げやりって言えば投げやりなネーミング。名前からも期待された良血馬って感じでないのが伝わってきます。産駒が母父まで含めても全くふるってないのがそれを裏付けて物悲しい限り。
 それはさておき「キャップ」の名は父母のMerry Madcapが大元*18で、馬名を日本語訳すると「陽気な無鉄砲娘」といった感じになります。そう考えると、ウマ娘化した彼女にはよくあってる名前ではないでしょうか。まあその名前が一番ぴったりなのはタイキシャトルな気がしますが。

負けてもいい戦いなんてそんなの世界に一つもないんだよ

 祝マカヒキ5年ぶりの重賞勝ち!オグリしかりトーカイテイオーしかりやはり長い低迷からの復活劇ほど人を感動させる物語はありませんね。それにナリタブライアンも・・・と数え上げればそら平成初期の競馬は人気も出るはずだわと改めて。


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帰ってきた今日の一行知識

白馬と白毛馬は全く別物

芦毛の馬が加齢によって白くなったのが白馬で、ソダシのような白毛馬とは違うんですね。知らなんだ。

*1:プロ・フィット所属。代表作:木ノ幡みら(『恋する小惑星』)、陽夏木ミカン(『まちカドまぞく』)、南風野朱莉(『Re:ステージ! プリズムステップ』)他。

*2:生涯成績:8戦4勝、獲得賞金:358万0000円。父シルバーシャーク、母ネヴァーナルビー、母の父ネヴァービート。主な産駒:オグリローマン

*3:生涯成績:15戦10勝、獲得賞金:1,066,090フラン・5,000ドル。父Bussion Ardent、母Palsaka、母の父 Palestine。主な勝鞍:ムーラン・ド・ロンシャン賞イスパーン賞、アベイ・ド・ロンシャン賞。主な産駒:Sharp Edge、ホオカノ、アサカシルバー。

*4:稲葉牧場創業者。

*5:アバンティ代表取締役

*6:主な所有馬:ゴッドスピード

*7:騎手成績:89勝。調教師成績:9396戦1076勝重賞28勝。主な管理馬:オグリローマン、オグリオー。

*8:騎手成績:2534戦329勝重賞7勝。調教師成績:8155戦864勝重賞51勝。主な管理馬:ネオユニヴァース、『メイショウサムソンラインクラフト

*9:生涯成績:16戦8勝、獲得賞金:5億6253万5200円。父ノーアテンション、母ナイスデイ、母の父インターメゾ。主な勝鞍:天皇賞(1989秋・'90春)、菊花賞('88)。主な産駒:ハダシノメガミ、ハギノハンター。

*10:生涯成績:25戦12勝、獲得賞金:5億932万6000円。父ミルジョージ、母テイトヤシマ、母の父ラークスパー。主な勝鞍:有馬記念(1989)、宝塚記念('89)、天皇賞('89春)。主な産駒:イナリコンコルドツキフクオー、セイントピアス。

*11:生涯成績:22戦13勝、獲得賞金:2億1956万6600円。父チャイナロック、母ハイユウ、母の父カリム。主な勝鞍:皐月賞(1973)。主な産駒:カツラノハイセイコハクタイセイサンドピアリス

*12:生涯成績:15戦7勝、獲得賞金:1億4772万3000円。父ブレイヴェストローマン、母ホワイトナルビー、母の父シルバーシャーク。主な勝鞍:桜花賞(1994)。主な産駒:オグリテツ、オグリロマンス、ロマンシエール。

*13:生涯成績:22戦21勝、獲得賞金:785,240ドル。父Polynesian、母Geisha、母の父Discovery。主な勝鞍:プリークネスS(1953)、ベルモントS('53)。主な産駒:カウアイキング、フラダンサー、ダンサーズイメージ

*14:Grey Sovereign、母Croft Lady、母の父Golden Cloud。主な勝鞍:ジュライC(1965)。

*15:生涯成績23戦8勝。父Nasrullah、母Kong、母の父Baytown。主な勝鞍リッチモンドS(1950)。主な産駒:ダンシングファイタ、カツルーキーオー、フジノダンサー。

*16:生涯成績:5戦2勝。父ダンシングキャップ、母ルーキー、母の父トサミドリ。主な勝鞍:北海道3歳S(1979)。

*17:生涯成績:20戦5勝、獲得賞金:350万。父ダンシングキャップ、母キシューファイター、母の父ゴールデンパス。主な勝鞍:中山牝馬S('83)。主な産駒:セトロマン、ヤングファイター、トキファイター。

*18:ダンシングキャップも父Native Dancerと母を合わせた名前でこっちもこっちでそこそこ投げやりです