痛いニュース(ノ∀`) : 【朗報】自民党総裁選のポスターがカッコ良すぎると話題にwwwwwwwwww - ライブドアブログ
実にスタイリッシュでセクシーなポスターで感動。この路線だとひょっこり小泉さん家の進次郎くんが当選しちゃいそうで怖いなあ。
X(旧Twitter)で廃業した某劇場の片付け風景が流れて来てちょっとしんみり。撤去するもの一つ一つにいいのも悪いのも思い出がしみ込んでて一々手が止まっちゃうんですよね、あれ。自分の性格上そんな感傷に浸れる程余裕のあるスケジュールで退去作業に従事したことありませんけど。
儚いけれど空を飾るあの光に
ウマ娘
メジロアルダン
儚く、優しく、思慮深く、そして高貴な深窓の令嬢。 『ガラスのように繊細な脚』といわれるレースに不利な体で生まれるが、それを悲観することはない。 幼いころから体が弱く、遊び慣れていないので、放課後のお喋りなどが大変新鮮らしい。
cv.会沢紗弥*1
ウマ娘の誇るお清楚枠筆頭。無垢で世間知らずな見た目と言動で世の弱男君に大人気とのことですが、個人的にはあんますきなタイプじゃないなあと多少食わず嫌いしてました。ただ実際にプレイしてみると、ラモーヌの妹だわってのを確かに感じさせる競走狂の本性を、自身の脆い脚を致命的に破壊してしまわない程度に抑えることのできる牢固な自制心が非常に印象的です。この子単に無垢なんじゃなくて、強烈な自制心が日常生活にも露出して清楚に見えてるだけだってのに気付いてからは非常に好きな娘になりました。個人的にはガラスの砕ける音を壁を打ち破り自身の限界を超えた音に昇華している演出が大好きです。しかし、ドーベルといいルビーといいサイゲはお清楚お嬢さまに正統派熱血スポ根やらせるのが上手いですね。
原作
メジロアルダン
昭和六十(1985)~平成十四(2002)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:黒鹿毛。父アスワン*2、母メジロヒリュウ*3、母の父ネヴァービート*4。生国:日本(北海道伊達市)、生産者:メジロ牧場。馬主:有限会社メジロ牧場、調教師:奥平真治*5(美浦)。
日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に1989年の高松宮杯。繊細な重戦車と呼ばれた。半姉に、1986中央競馬で初の牝馬三冠を達成したメジロラモーヌ*6がいる。(wikipediaより修整引用)
ヤエノムテキと並ぶ平成三強被害者の会の双璧。ヤエノが出てくるたびぼこぼこにされてるのに比べ、怪我による雌伏を経て臨んだ大一番できっちり返り討ちにされてる感があります。って思って戦績見直したらダービーでサクラチヨノオーに、秋天でヤエノムテキにってきっかり被害者の会仲間にもボコられてるのが涙を誘います。7歳(現6歳)とウマ娘化された同期の中でも誰より長く走っておきながら僅か14戦とそりゃあ「ガラス」の二つ名もつくわの苦難の戦績も実に切ないものが。そんな彼が大輪の花を咲かせるのは第二の人生種牡馬として。残念なながら国内で重賞勝ち馬は出せませんでしたが、晩年に輸出された中国で直系の血を繋げ「最優秀種牡馬」にも選出されています。散々やられまくった同期達が直系の血を繋げれてないのを想うと感慨深いものがありますね。そしてそれを為した息子の名はWu Di(无敌)、日本語でいうと「無敵」。ちょっとなんかエモくありませんか。
馬名の由来
メジロ牧場
かつて北海道虻田郡洞爺湖町にあった競走馬の生産牧場。日本屈指のオーナーブリーダーであり、史上初の牝馬三冠馬・メジロラモーヌ、GI競走5勝を挙げたメジロドーベル*7など数々の名馬を生産した。勝負服の柄は「白、緑一本輪、袖緑縦縞」。
1967建設会社・北野組社長で馬主の北野豊吉*8が、北海道伊達市の高橋農場から敷地の一部を割譲され、伊達市にメジロ牧場を開場。牧場名は北野の自宅所在地である東京都豊島区の地名「目白」に由来する。開業当初から数々の重賞優勝馬を輩出し、'82メジロティターン*9で天皇賞(秋)に優勝し、八大競走初優勝。以降もメジロライアン*10、メジロドーベルなどの名馬を生産している。しかし2000年代に入ると次第に成績は低迷。2006年を最後に重賞勝利から遠ざかり、成績不振により競走馬の賞金を基にした経営が成り立たなくなったことから、2011.5.20牧場を解散、同時に馬主業からも撤退した。 1971洞爺湖町に分場を開設。2003本場がこちらに移され、伊達市の旧本場は育成・休養に使用されていた。 (wikipediaより修整引用)
アルダン
西暦1941~'59年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:鹿毛。父Pharis*11、母Adargatis*12、母の父Asterus*13。生国:フランス、生産者:Haras de Fresnay-le-Buffard。馬主:マルセル=ブサック*14、調教師:Charles Semblat。
サラブレッド競走馬。 1943-'46 23回出走し、16勝。主な勝鞍にジョッケクルブ賞・凱旋門賞。1946年のシーズンの終わりに引退し、種馬としては大成しなかった。(wikipediaより修整引用*15)
姉のラモーヌと並んで元ネタ不明だったんですが、今回調べてみてようやく分かりました。同年のメジロ牧場のめーみんぐテーマは「過去の名馬」という訳で凱旋門賞を制したアルダンがモチーフとのこと。その事績はというと、日本語wikiすらないので正直よーわからんというのが本音ですが、馬主のブサックさんの方はアステリュー・トウルビヨン・ファリス・ジェベルの四大種牡馬を擁す、クリスチャンディオールのパトロンで、ナチスドイツの弾圧にも屈さなかった硬骨のパリジャンとなかなかに濃いいお方。そうやってみると、競馬は本質的に貴族の趣味ってのがよく分かりますね。鉄火場としてギャン中のおっさんの吹き溜まりみたいになってた昔の日本はどう魔改造してたんだろう。
それが今生きている証しだから
無事是名馬とはよく言いますが、往年の前田智徳のファンだった身としては、怪我に泣かされながらも長く活躍し後世にその名と血脈を残すというのは琴線に触れるものがあります。とりあえず「ガラスの重戦車」の二つ名は厨二心をくすぐってやみません。
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*1:スターダストプロモーション所属。代表作:立花夕月(『大正オトメ御伽話』)、関裕美(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)、ルル(『勇気爆発バーンブレイバーン』)他。
*2:生涯成績:6戦3勝、獲得賞金:6666万2000円。父ノーザンテースト、母リリーオブザナイル、母の父ネヴァーベンド。主な勝鞍:NHK杯(1982)・京阪杯('82)。主な産駒:パピヨンフブキ・ツルマイアスワン・パーソナリティワン。
*3:生涯成績:31戦5勝。父ネヴァービート、母アマゾンウォリアー、母の父Khald。主な勝鞍:府中特別(1975)。主な産駒:メジロラモーヌ・メジロフルド・メジロブラバン。
*4:生涯成績:10戦1勝、獲得賞金:402ポンド。父Never Say Die、母Bride Elect、母の父Big Game。主な産駒:インターグロリア・リキエイカン・マーチス。
*5:生涯成績:9120戦816勝。父作太郎。主な管理馬:メジロラモーヌ・ストロングエイト・メジロライアン。
*6:生涯成績:12戦9勝、獲得賞金:3億1192万100円。父モガミ、母メジロヒリュウ、母の父ネヴァービート。主な勝鞍:優駿牝馬(1986)・桜花賞('86)・エリザベス女王杯('86)。主な産駒:メジログリーン・メジロテンオー・メジロディザイヤー。
*7:レイクヴィラファーム所属リードホース。通算成績:21戦10勝、獲得賞金:7億3342万2000円。父メジロライアン、母メジロビューティー、母の父パーソロン。主な勝鞍:オークス('97)・エリザベス女王杯('98・'99)・秋華賞('97)・阪神3歳牝馬S('96)。主な産駒:レーヌドブリエ・ホウオウドリーム・メジロオードリー。
*8:北野建設初代社長。メジロ牧場を開場し、オーナーブリーダーとしてメジロ時代を築いた。主な所有馬:メジロアサマ・メジロカーラ・メジロタイヨウ。
*9:生涯成績:27戦7勝、獲得賞金:1億7550万8000円。父メジロアサマ、母シェリル、母の父スノッブ。主な勝鞍:天皇賞(1982秋)。主な産駒:メジロマックイーン・アトミックサンダー・メジロマーシャス。
*10:生涯成績:19戦7勝、獲得賞金4億9204万400円。父アンバーシャダイ、母メジロチエイサー、母の父メジロサンマン。主な勝鞍:宝塚記念(1991)。主な産駒:メジロドーベル・メジロブライト・ウインブレイズ。
*11:生涯成績:3戦3勝、獲得賞金:1,893,675フラン。父Pharos、母Carissima、母の父Clarissimus。主な勝鞍:パリ大賞典(1939)・ジョッケクルブ賞('39)。主な産駒:Asterblute・Corejada・Scratch。
*12:父Asterus、母Helene de Troie、母の父Helicon。
*13:生涯成績:16戦7勝。父Teddy、母Astrella、母の父Verdun。主な勝鞍:プール=デッセ=デ=プーラン(1926)・チャンピオンS('27)。主な産駒:Adargatis・Dulce・Lied。
*14:家業だった繊維工場を発展させ、「繊維王」と呼ばれる大富豪となった。C.ディオールを後援するなど幅広く事業を手掛けるも繊維業の衰退により経営破綻。馬主としても著名。主な所有馬:Asterus・Pharis・Djebel。
*15:管理人私訳