『鬼滅の刃』の絵は上手いのか下手なのか、漫画家さんの意見がわかれる | やらおん!
語られてる内容云々より、語ってるのがことぶきつかさって時点でだいぶじわる。
祝非常事態宣言終結!・・・はいいんですが、それから10日間で飲み会4回確定済みってのは我ながらさすがにいかがなものかとは思う。
DQⅪS進捗
- ユグノア地方探索中。称号:上級魔法使い
激しい風を受けながらそれでも先へと進む
昭和天皇
明治三十四(1901)~昭和六十四('89)年。在位:昭和元('26)~六十四('89)年。大正天皇*1の第一皇子。母は貞明皇后*2。名は裕仁、幼称は迪宮。
1912皇太子となり、'21大正天皇の病状悪化により摂政に就任。'24久邇宮邦彦*3王の長女良子*4と結婚し、'26.12大正天皇の崩御により皇位を継承する。張作霖爆殺事件で田中義一*5首相を叱責したことが内閣総辞職をもたらし、二・二六事件では反乱軍に激怒し鎮圧を命じた。戦争の拡大を憂慮し、対米戦争にも消極的だったが、これを防ぐことができず開戦に至る。'45.8御前会議で戦争継続の主張を退けて終戦を決断。'46神格化を否定して人間宣言を行い、'47日本国憲法で国民統合の象徴とされた。生物学者としても著名。'89.1崩御。昭和天皇と追号された。御陵は武蔵野陵。(『日本史人物辞典』より引用)
福田和也ってこんな面白い本書くんだ!正直「ゴー宣でよしりんに絡まれてたデブなあんちゃん」って印象しかなかったのでまさかこんな骨太で重厚で読ませる文章書けるとは。お見逸れしました。
閑話休題。日本近現代史における最大の巨人昭和天皇に真正面から挑んだ意欲作たる本作。第一巻の本巻は誕生から外遊へ出発まで。歴史の表舞台に立たされる前の青少年時代をモチーフに迪宮裕仁親王の素顔に肉薄します。時代背景や同時代人の足跡なんかもかなり丁寧に追ってくれているのでそこまで詳しくない人でも純粋にエンタメとしても知的興奮としてもどっちでも楽しめるかなり野心的な作りになっています。野心的といえば、英明たる摂政宮としての評価の定着している昭和天皇は「実は暗愚だった」とも読める攻め攻めの記述がとても印象的。乃木希典とかを礼賛する「右」な文意にこれがぶっこまれるんだからかなり面喰います。
そんな訳で、色んな楽しみ方ができる実に贅沢なシリーズだと思いますので皆さんも是非ご一読を。さあさっさと続き読もっと。
逃げていては越えられぬ城壁がある
昭和も遠くなりにけり。つくづくそう思わされる辺り自分もかなりおっさんなんだなあと。出だしでド派手に転んでしまった感のある新時代令和ですが、時代の人々にはなんだかんだ言ってもいい時代だったんだよって誇れるような時代にしていきたいもんですね。
- アーティスト:Linked Horizon
- 発売日: 2012/08/22
- メディア: CD
08. 彼の者の名は・・・[Vocalized Version]
*1:第123代天皇。諱は嘉仁。父明治天皇、母柳原愛子。生来の病弱で精薄を疑われるほどであったが、その治世下では大正デモクラシーと大正浪漫が成熟した。
*2:大正天皇皇后。諱は節子。父九条道孝、母(野間)幾子。子に昭和天皇、秩父宮雍仁親王、高松宮宣仁親王、三笠宮崇仁親王。
*3:第16代近衛師団長。陸軍元帥。父朝彦親王、母(泉亭)万喜子。久邇宮家を継承し、皇族軍人として陸軍で累進。宮中某重大事件を乗り越え娘の良子の入内に成功した。
*4:香淳皇后。昭和天皇皇后。母(島津)俔子。子に東久邇成子、久宮祐子内親王、鷹司和子、池田厚子、上皇陛下、常陸宮正仁親王、島津貴子。
*5:第26代内閣総理大臣。男爵。父信祐、母みよ。日露戦争前の諜報活動で頭角を顕し、陸軍内で累進し、2個師団増設問題やシベリヤ出兵などを主導した。引退後は軍部との接近を図る立憲政友会に総裁として招かれ首相就任。山東出兵など大陸積極政策を推進するも張作霖爆殺事件で天皇の不興を買い失脚憤死。