『十大事故から読み解く山岳遭難の傷痕』

【緊急速報】アメリカが内戦状態突入へ:暇つぶしニュース
まさか第二次世界大恐慌や第三次世界大戦より先に第二次南北戦争が始まるとは

　あまりの蒸し暑さに負け遂にクーラーの封印解除。今年は春にろくすっぽ出かけられなかった分梅雨が短いといいなあ。

競馬成績・・・R2収支-29610

東京優駿・・・本命コントレイル+10
目黒記念・・・本命キングオブコージ+100
葵S・・・本命ビップウィンク-400
白百合S・・・本命ミスニューヨーク+60
欅S・・・本命ホウショウナウ-100

DQⅪS進捗

クエスト「私はシンシア」クリア。称号：慈悲深き聖女

十大事故から読み解く山岳遭難の傷痕

作者:羽根田治
発売日: 2020/01/23
メディア: Kindle版

山で吹かれりゃよ若後家さんだよ

　木曽駒ケ岳・劒澤小屋・富士山・前穂東壁・谷川岳・薬師岳・西穂独標・立山・吾妻連峰・トムラウシ山etc山は時として牙を剥く。その悲劇の記録の数々

　近代登山黎明期の大正二年の木曽駒ヶ岳大量遭難事故からつい最近平成二十一年のトムラウシ山遭難事故の十大山岳事故を丁寧に解説。児童生徒を引率してた時の痛ましい事故からガチ勢の殉職に山を舐めた中高年登山者の自業自得な事故までバラエティーに富んでおり非常に楽しんじゃあいけないんでしょうが楽しめます。特に西穂高岳落雷遭難事故はその凄惨さに息をのみます。他にもナイロンザイル事件とか谷川岳宙吊り遺体収容とか概要は知ってたけど・・・の事故は内情が詳しく分かり全く印象が変わってくるなど、wikiの知識で満足してちゃあいかんなあと思わせてくれます。逆に最後の二つ、吾妻連峰雪山遭難事故とトムラウシ山遭難事故に関しては、紙幅の関係上wikiの方がはるかに詳細で読みごたえがありますが。以上、不謹慎ではありますが遭難事故の記録ってなんでこんなに楽しいんでしょうって再確認させてもらった一冊でした。