脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

シュヴァルグラン

小学館「セクシー田中さんの原作者・芦原妃名子さん急死の経緯は今後一切発信するつもりありません」:キニ速
これはほぼ自白と思っていいですかね。ハシゴ外されて背中から撃たれれば、繊細な人だったらそら死にたくもなるわ。


 案の定の想定通り地獄の筋肉痛でほぼ身動き取れません。まあ風邪がぶり返さなかっただけましだと思いましょうか。

憧れてたんだきっと最初会った時から

ウマ娘

シュヴァルグラン
 内向的で物静か、そして才能ある姉*1と妹*2に大きなコンプレックスを抱いている真ん中っ子。いつか2人を超え、自分の実力を認めさせるべくがむしゃらに努力する日々を過ごしている。姉と妹とは仲が悪い……わけではないが、2人は華やかな気質のため、集まると少し浮く。
cv.夏吉ゆうこ*3


 まさかの内気なボクっ子。現役時代をリアタイで見てた娘としてはキタサトとサトノクラウンに続く四人目かな。アニバでのテイザームービーで名前不明で出てたのが有志による分析でシュヴァルグランだったと分かった時の衝撃たるや。詳細は後述しますが、全盛期のキタサンブラックと真正面から威風堂々渡り合ってたイメージが強いのでウマ娘としてのキャラ付けは正直解釈違い。まあただヴィルシーナヴィブロスとの兼ね合い考えるとまあバランス的にもしょうがないかなと。幾度の敗北にも自尊心を失わずライバルに堂々と立ち向かっていく戦闘民族なヴヴヴ三姉妹ってのも見たかった気もしますが。

原作

シュヴァルグラン
 平成二十四(2012)年~。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:栗毛。父ハーツクライ*4、母ハルーワスウィート*5、母の父Machiavellian*6。生国:日本(北海道安平町)、生産者:ノーザンファーム。馬主:佐々木主浩*7、調教師:友道康夫*8栗東)。
 日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍はジャパンカップ(2017)(GI)、阪神大賞典('16)(GII)、アルゼンチン共和国杯('16)(GII)。 馬主はプロ野球横浜ベイスターズで投手として活躍した佐々木主浩。馬名の由来はフランス語で「偉大な馬」。半姉に2012牝馬三冠すべてで2着となり、2013年・2014年のヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナ*9。半妹に2016年の秋華賞・2017年のドバイターフを制したヴィブロス*10(ともに父はディープインパクト*11)がいる。 (wikipediaより修整引用)


 前述の通り全盛期キタサンブラックを真正面から打ち破ったライバルって印象が強かったんですが、改めて戦績見直すとジャパンカップでの栄光除けば結構なカノープス路線だったのにびっくり。という訳で、自分が競馬始めた2016年以降の彼の思い出を語ってみたいと思います。 
 2016年初戦の日経新春杯は自分が馬券当てた初めてのレースで、その時に本命にしてたのが印象的。続く阪神大賞典アルゼンチン共和国杯でも本命にしてるので、自分の中での確かな実力者って印象は多分この頃に付いたものでしょう。で続く2017年キタサンブラックサトノダイヤモンド古馬戦線の主役だった中、逆張り厨の自分はシュヴァルグランを推してた記憶があります。といいいつつも春は本命で馬券買ってた記録はなし。秋の京都大賞典はGⅡならってことで本命に推しましたがこちらも敗北。流石にもう限界かと思ってた矢先にジャパンカップでまさかの勝利。正直そのころには国内王道皆勤のキタサンブラックを熱烈応援中だったので嬉しいやら悲しいやら。で、続く有馬記念キタサンブラッククイーンズリングに次ぐ3着。引退表明馬によるワンツーで「来年の古馬戦線は大丈夫かいな」って中でシュヴァルグランを忘れるなって一人鼻息荒くしてたのを覚えています。でその2018年は大阪杯惨敗天皇賞惜敗。こちらも両方とも勝馬がスワーヴリチャードにレインボーラインと地味に応援してた馬だったのでこれまた(以下略)。秋は前年通りのローテも惜敗続き。完全にアーモンドアイ旋風に隠れてましたね。最後の2019年はヤケクソ気味の海外転戦。自分は基本国内専なんでこの頃のことはほとんど印象にありません。最後はJC有馬に連戦するも流石にもう往時の輝きは残っておらずといった感じ。
 以上、見返すと思った以上に本命にしててそら印象に残るわって感じの一頭でした。

馬名の由来

Cheval
➊ 馬;⸨特に⸩ 雄馬
➋ ⸨単数で⸩ 乗馬,馬術(=équitation).
➌馬肉(=viande de cheval).
➍ ⸨話⸩ 働き者,頑健で疲れを知らぬ人.
➎ 〖自動車〗 馬力,仏馬力
コトバンクより修整引用)

Grand
━[形]
➊ ⸨寸法,形⸩ 大きい,背[丈]の高い;長い;広い
➋ ⸨年齢⸩ 大人になった;年上の.
➌ ⸨数量⸩ 多くの,大きい.
➍ ⸨数詞,特に時間を示す表現とともに⸩ たっぷり….
➎ ⸨程度⸩ 大きい,強い,非常な,大規模な.
➏ 重大な,主要な.
➐ 有力な,大手の;高級な.
➑ 偉大な,立派な,優れた.
➒ 身分の高い,高貴な.
➓ 大げさな,もったいぶった.
━[名]
➊ 大人;⸨話⸩ 上級生.
➋ 背の高い人.
コトバンクより修整引用)


 なんでか「偉大な騎士」って覚え間違いしてた。それだとシュヴァリエグランかグランシュヴァリエになるのかな?つーかフランス語で騎士ってまんま「馬の人」って意味なんですねと感心しきり。
 閑話休題。奥様の「ヴ」の入る名前がいいというアドバイスに従って馬名のどこかに「ヴ」が入ってるのが佐々木氏所有馬の特徴ですが、ヴィルシーナヴィブロスと違って目立たないところに入ってるので最初しばらくは気づきませんでした。でその名前の意味は「偉大な馬」とドストレートなもの。下火になりかけている長距離路線を5年半の長きにわたって戦い抜いたその誇り高き姿はまさに名は体を表すといってしまっても過言ではないと元ファンは思うのでした。

どんなに拒んだって明るく差し込むんだ

 2022年夏以降馬券を買うのはGⅠだけになっちゃった横着な競馬ファンな自分ですが、改めて見返すとこういった「渋い」馬を好きになる為には、せめてきっちり毎週重賞くらいは追っかけとかないとなあと思う今日この頃。最近幸いにも公私ともに多忙で中々その夢は叶いそうにはありませんが、もし将来尾羽打ち枯らしたら、平日は図書館入りびたりで土日は100円馬券握りしめて・・・の毎日も悪くはないなあと思ってしまいます。「そう考えると下手に守りに入る必要はないんだ」と開き直れるのは守るもののない独身貴族の特権ですね。


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*1:ヴィルシーナ。女王と呼ばれるにふさわしい実力を備えるもティアラ路線ではジェンティルドンナに三冠を献上。その二つ名にふさわしい栄光を目指し奮闘中。

*2:ヴィブロス。偉大な姉の雪辱とドバイでの栄光を果たし「セレブ」にならんと奮闘中。

*3:賢プロダクション所属。代表作:白井夢結(『アサルトリリィ BOUQUET』)、マシマヒメコ(『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!! / STARS!!』)、シルヴィア(『Unnamed Memory』)他。

*4:生涯成績:19戦5勝、獲得賞金:9億2536万900円。父サンデーサイレンス、母アイリッシュダンス、母の父トニービン。主な勝鞍:有馬記念(2005)・ドバイシーマクラシック('06)。主な産駒:リスグラシュー・ドウデュース・ジャスタウェイ

*5:生涯成績:22戦5勝、獲得賞金:5911万円。父 Machiavellian、母ハルーワソング、母の父Nureyev。主な産駒:ヴィブロスヴィルシーナ・グランヴィノス。

*6:生涯成績:7戦4勝、獲得賞金:1,668,750フラン・37,136ポンド。父Mr. Prospector、母Coup de Folie、母の父Halo。主な勝鞍:モルニ賞('89)・サラマンドル賞('89)。主な産駒:Almutawakel・Street Cry・Medicean。

*7:日本プロ野球名球会副理事長。NPB通算成績:439試合43勝38敗252S1H851奪三振 防御率2.41、MLB通算成績:228試合7勝16敗129S242奪三振 防御率3.14。主なタイトル:MVP(1998)・最優秀救援投手('92・'95-'98)・MLB新人王(2000)。

*8:通算成績(~2023):4859戦706勝、'23成績:288戦41勝。主な管理馬:ドウデュース・アドマイヤマーズ・ワールドプレミア。

*9:ノーザンファーム繋養繁殖牝馬。通算成績:21戦5勝、獲得賞金:4億6079万5000円。父ディープインパクト、母ハルーワスウィート、母の父マキャベリアン。主な勝鞍:マイルチャンピオンシップ(2013-'14)。主な産駒:ブラヴァス・ディヴィーナ・レヴィオーサ。

*10:ノーザンファーム繋養繁殖牝馬。通算成績:17戦4勝、獲得賞金:9億5374万6400円。 父ディープインパクト、母ハルーワスウィート、母の父Machiavellian。主な勝鞍:ドバイターフ(2017)・秋華賞('16)。主な産駒:シヴァース・ヴィンセドリス。

*11:生涯成績:14戦12勝、獲得賞金:14億5455万1000円。父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘア、母の父Alzao。主な勝鞍:有馬記念('06)・ジャパンC('06)・東京優駿('05)・天皇賞('06春)・皐月賞('05)・菊花賞('05)・宝塚記念('06)。主な産駒:ジェンティルドンナ・グランアレグリア・コントレイル。