脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『名将宮崎繁三郎〜不敗、最前線指揮官の生涯』

痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 台湾新総統の蔡英文氏、若者にアピールするため自らを萌えキャラ化 - ライブドアブログ
うん、やっぱり台湾人は我ら日本人の眷属だ。


 毎年恒例の箱根・熱海での新年会。箱根神社での荘厳な儀式や熱海の老舗旅館でのコンパニオンまで呼んでの大宴会より何より、熱海の町の酔い冷ましの深夜の独り散歩の方が印象深いのは我ながらどうかと思う。


競馬勝敗:H28累計-5760

SRWBX進捗

  • 2周目「伝説の光芒」ウーズベン到着。トップエース:ミスマル=ユリカ@ナデシコYユニット。

戦場だった丘に登ると兵隊達の夢と祈りが聴こえる

宮崎繁三郎
 明治二十五(1892)〜昭和四十(1965)年。岐阜県厚見郡北島村出身。陸軍軍人。
 1924.11陸軍大卒。'40上海特務機関長、'42第26旅団長、'44中将、第54師団長など歴任。歩兵第16連隊朝時代の'39ノモンハン事件に遭遇し、第23師団救助のため出動。「落伍者あるも意に介さず急進を敢行せよ」と命令して迅速な対応ぶりを示す。インパール作戦に第31歩兵団長として参加。コヒマ占領に成功するが、後続部隊の支援を欠き結局撤退を余儀なくされる。著書に『吾が輩はチビ公である』(私家版、'81)、伝記に土門周平*1『最後の帝国軍人―かかる指揮官ありき』('82)がある。(『現代日本朝日人物事典』より引用)

 伝記の名手豊田穣の描く宮崎繁三郎伝、なんですが、微に入り細を穿つ氏の戦況叙述の所為で半素人な私には荷が重すぎる濃さ。外国の地名というか作戦コードネームな地形名や部隊名を羅列されても正直何が何やら。肝心の戦功も華々しいものはなく渋い持久撤退戦がメインなので面白味み欠けます。かと言って伝記であって体験記ではないので身震いするような臨場感とも無縁。実に玄人好みの一冊と言えるでしょう。取りあえず、宮崎繁三郎って誰?ってレベルで手を出していい本ではありませんでした。

殺しあい残るのはいくつもの十字架…

 ノモンハン辻政信インパール牟田口廉也。憎まれっ子世に憚るというか、死ぬべき人間がいけしゃあしゃあと厚顔無恥に余生を満喫している姿にははらわたが煮えくり返ります。こういった輩がのさばる限り、これからもきっと私の座右「全ての不義に鉄槌を」は変わらないことでしょう。

帰って来た今日の一行知識

インパール作戦での補給計画は現地で牛を調達し荷牛として利用した後食糧に転用するというもの
名付けてジンギスカン作戦!!・・・全く以てイタリアを嗤えんなこれは。

*1:代表作:『本土決戦―幻の防衛作戦と米軍進攻計画』、『日本戦車開発物語―陸軍兵器テクノロジーの戦い』、『陸軍大将・今村均』他。