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キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
思うところは色々あれど、しばらく口も行動も自重しようと思います。
シレン進捗
- こばみ谷ムゲン幽谷でクロムアーマーに剣と盾両方谷底に叩き落されてジエンド。
- 作者:半藤 一利
- 発売日: 2001/06/08
- メディア: 文庫
時計を戻しても悪いところ直しても
ノモンハン事件
昭和十四(1939)年5月におこった満州国とモンゴル人民共和国の国境地点における、日本軍とモンゴル・ソ連両軍との大規模な衝突事件。
満・蒙両国の境界争いの絶えなかったハルハ川と支流ホルステン川の合流地点ノモンハンで、1939.5.11-12ハルハ川をこえたモンゴル軍と満州国軍が衝突した。関東軍は事件直前の'39.4.25国境紛争には断固とした方針で臨むとの満ソ国境処理要綱を下令。現地に急派された第23師団はモンゴル軍を駆逐してモンゴルの空軍基地の爆撃を行ったが、ソ連軍の優勢な機械化部隊の前に敗退し、'39.8.20ソ連軍反攻により敗北。独ソ不可侵条約による国際情勢の急転をうけて、'39.9.15モロトフ*1外相と東郷茂徳*2駐ソ大使の間で停戦協定が成立した。(『山川日本史小辞典【新版】』より引用)
近現代史教養書の大家半藤一利氏の描くノモンハン事件概説書。複雑怪奇な戦況および関東軍・中央の思惑をかなりわかりやすく噛み砕いて物語にしてくれてます。切り口はトップエリートなはずの高級参謀たちの無能ぶり。中央の意向も現場の実情も完全無視して強硬路線に暴走する関東軍というか辻政信に、現場の暴走を一切掣肘できない参謀本部と頭を抱えたくなる事請け合い。上層部の無定見に堪え、悲愴な奮戦で戦線を支えて何とか生き延びた中小隊長たちが揃って詰め腹切らされて、参謀どもは一切責任とってないのには本気で義憤がたぎります。惨敗だったとの定説が覆り、日本軍の奮闘にスポットの当たり始めたノモンハンの戦いですが、参謀どもの無能と無責任だけは金輪際許してはならない罪過であることには間違いがないでしょう。辻政信ら愚物の汚名を千載に乗せる為にも語り継ぐべき一冊です。
甘えあってお互いがだめになってしまうのなら
現場の血涙を絞りながらの奮闘も、上層部の深慮遠謀も、生かすも殺すも中間管理職次第。下から突き上げられ、上からは押さえつけられると、悲哀ばかりが強調される中間管理職ですが、現実には上記の通り全ての元凶であることの方が多い気がします。世のお父様方には「所詮・・・」なんて自嘲に逃げずに現場責任者の気概と誇りを持ってほしいものです。