脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

天徳寺

日本刀って頑なに伝統製法に拘ってるけど最新の工業製法で作ればもっと凄いの出來そう:哲学ニュースnwk
実戦では車の板バネ流用して作った「スプリング刀」が最強だったって時点で・・・。まあロマンって大事ですよね。


 「涼しくなったし」と、うっかり冷蔵庫に入れ忘れて1日放置したペットボトルの午後の紅茶ミルクティーを飲もうとしたら、飲料にはあるまじき粘度を感じる挙動。口には入ったけどすぐに吐き出したからセーフと思ってたら、翌日の今日朝からずっと下腹にしくしくとした痛みが・・・。ああ、秋って怖いなあ。

でも誰かを救える気もするんだ君の声は聞こえてる

天徳寺
 東京都港区にある浄土宗の寺院。
 1533三蓮社縁誉称念*1によって開山された。元々は紅葉山*2に位置していたが、江戸城拡張工事により霞が関に移転し、1611現在地に移転した。幕末期の1859ロシア帝国東シベリア総督ムラヴィヨフ*3が日本に来航し、北蝦夷地(サハリン島)の国境画定の談判を当寺で行っている。当寺は関東大震災や空襲に遭っているため、ムラヴィヨフにまつわるものは残っていない。(wikipediaより修整引用)


 小旅行記たまには歴史ある名刹を編。ムラヴィヨフによる樺太国境確定交渉の舞台となった天徳寺へ。残念ながら震災と空襲で烏有に帰し、当時を偲ばせるものは遺物は皆無との噂の上、何より港区にあるお寺ということで全く期待せずに行ったのですが、意外や意外そこには成金ではない本物の上流階級の庭園に招かれたような気すらする清浄かつ高潔な空間が。凛としたたたずまいに自然と背筋が伸びる感じを久方ぶりに味わいました。港区の成金寺院って先入観で馬鹿にするのはよくないですね。やっぱり浄土宗系の寺院は偉大だ。

喧騒の中で時が止まる君と音で繋がる

 港区でちょこちょこ仕事をするようになって早数年。何年たっても慣れないしいけ好かないなあと、田舎者の下品な貧乏人は僻むのでした。


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*1:藤田吟応。周仰や祖洞に師事し、浄土宗捨世派の開祖となった。

*2:現・皇居内

*3:Николай Николаевич Муравьёв-Амурский。東シベリア総督。陸軍少将。露土戦争などで軍人として頭角を顕し、退役後はトゥーラ県知事としてリベラルな活動が皇帝の目にとまり東シベリア総督に就任。アイグン条約の締結によりアムール川流域の権益を確保した。