脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

港区郷土歴史館 旧公衆衛生院

ルーピー岸田「岸田ポイントで月数十円は国民に配るが減税は絶対にやらない」「消費税を引き下げると買い控えが起こるからやらない」と明言… #岸田やめろ がトレンドに:ハムスター速報
菅さんって有能だったんだなあ(遠い目)


 誕生日を前に色んなものが色々大詰めに。無事平穏に41歳の誕生日を迎えられるといいんですが。


競馬成績・・・R4収支-34800

踏み込めない境界線悲しい色

港区立郷土歴史館
 東京都港区の自然・歴史・文化を保存し、伝え、文化的交流の起点となることを目指す博物館。1938竣工の旧国立公衆衛生院の姿を保存しながら、耐震補強やバリアフリー化等の改修工事して2018.11.1郷土歴史館として開館した。それまで港区立三田図書館4階にあった港区立郷土資料館の所蔵品を引き継いだ。
 建物の設計は、東京大学建築学科の教授で、東京大学安田講堂を手掛けたことで知られる内田祥三*1の手になるもの。全体はゴシック様式、スクラッチタイルや連続アーチが特徴的なデザインで、「内田ゴシック」と呼ばれた。講堂や教室・研究室など当時の雰囲気がそのままに保存されている。近接する東京大学医科学研究所と対になって建てられたものである。常設展は、港区と海にまつわる資料を集めた「海とひとのダイナミズム」、江戸時代の港区の様子を紹介する「都市と文化のひろがり」、近現代の港区の歴史を学べる「ひとの移動とくらし」という3つのテーマで構成されている。 (wikipediaより修整引用)


 今日の小旅行は博物館めぐり。ちょっとマイナーなところで港区の郷土歴史館へ・・・と気楽な気持ちで行きましたら、そこは戦前の重厚な建築を流用した見事な雰囲気と、凶悪な質と膨大な量を兼ね備えた収蔵品を併せ持ち、なおかつそれを無尽蔵な予算でソフィスティケイトされた博物館の究極系。田舎の郷土資料館だったらそれだけで展示の目玉になるような代物が無造作にゴロゴロ転がってるんだから乾いた笑いが止まりません。建物内部の雰囲気も元京大生としては既視感と郷愁が常時押し寄せ続けて正直もうそれだけでも来る価値あり。という訳で、郷土歴史館を名乗るにはオーバースペックにもほどがある、歴史と予算を兼ね備えた勝ち組自治体の本気を堪能いたしました。

引き返せないと分かっても

 「田舎の学問より京の昼寝」とはよく言ったもんですが、こうやって歴史と資本の蓄積によるパワーレベリングの到達点のような施設を見るとその意味を痛感させられます。在京の諸君はそんだけ恵まれてるんですから、もっときちんと教養身に付けようようと田舎者のおのぼりさんは憤慨するのでした。


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*1:東京帝国大学第14代総長。文化勲章。代表作:東京大学大講堂・東京大学法文経2号館・旧制第一高等学校特設高等科(設計)他。