脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

ツインターボ

【悲報】Z世代の絶望が止まらない「人生は親ガチャが全て。知能も容姿も遺伝で決まる。努力とか何の意味もない」 | やらおん!
人事を尽くして天命を待つのが運ゲーの醍醐味だと思うんですがね。とりあえずスヌーピーの名言「配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ」*1を捧げます。


 四十路に突入して以来、一昨年はソシャゲ(ウマ娘)、去年はVTuberとおっさんになってからはまるのはそこそこ痛い沼系の趣味に新たにはまりまくってるダメ人間ですが、今年も案の定やっちゃいました。今年はなんとMTGアリーナ。今んとこまだ無課金ですが、時間が無限に溶けていきます。さあ、このアホたれはまともな社会人生活を維持できるのでしょうか。

諦めないでI believe ! いつか決めたゴールに

ウマ娘

ツインターボ
 暴走!爆走!いつでも走り回っている全力少女。自分の限界を知らないため、ギリギリまで追い込んでしまう……のだが、極限状態を楽しんでいるフシもある。同世代に比べ幼い性格で、臆面なく人に感情を伝えられる、よく言えば素直、悪く言えばワガママだけど憎めないムラッ気ウマ娘。(公式HPより引用)
cv.花井美春*2


 2年の雌伏の時を経てついに実装!!ウマ娘TVアニメ第二期のMVPとして人気を博した彼女。アプリ版ではどんなシナリオが展開されるのかと思いきや、残念ながらTV版の焼き直し。オールカマーツインターボーの勝利をもぎ取る為に尽力しつつも自身もあわよくばと牙を研ぐイクノディクタスとか、グッドエンドでの「令和のツインターボ」への言及とか、クソ燃える展開多かったので結果的には大満足です。性能は、序盤からの大逃げ特化で終盤垂れるってところまでゲームで再現してやろうって開発部の執念がうかがわれるスキル構成で歪んだ愛を感じます。固有・進化スキル・特殊脚質の全部にスタミナ消費ついてるのは流石にやりすぎだと思うの。おかげでメイクラ以来久しぶりに通常エンド見る羽目になりました。という訳で、実馬にも負けないくらいの愛されウマ娘をみなさんも愛してあげてください。

原作

ツインターボ
 昭和六十三(1988)~平成十('98)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:鹿毛。父:ライラリッジ*3、母レーシングジイーン*4、母の父サンシー*5。生国: 日本(北海道静内郡静内町)、生産者:福岡敏宏*6。馬主:黒岩晴男*7、調教師:笹倉武久*8美浦)→秋葉清一*9(上山)。
 日本の競走馬・種牡馬。主な勝ち鞍はラジオたんぱ賞(1991)、七夕賞('93)、オールカマー('93)。常に後続を大きく引き離す大逃げの戦法で知られ、勝つときは圧勝、負けるときは急激な失速から惨敗という、極端なレース運びから人気を博した。中央競馬において「最後の個性派」とも呼ばれた。 (wikipediaより修整引用)


 誰が呼んだか最後の個性派。当時は全く競馬見てなかったんで、正直ウマ娘始める前までは全く知らなかったんですが、改めてレース見たらそら人気出るわと。特にアニメでも再現されてた七夕賞オールカマーは圧巻。同じ逃げでもこんなに違った勝ち筋あるんだと実に感動。特にオールカマーは実況も相俟って何度も見返してしまいます。で、改めて成績見ると、3歳*10まではクラシックには無縁ながらも順当に強い期待の上り馬って感じの戦績。そこから鼻出血で4歳を棒に振って迎えたのが、上記の二レース。そこで人気が爆発するもそこからは、地方転厩直後の御祝儀勝利を除いて掲示板すら一切ない惨敗続き。それでも愛されたんだから、相当魅力的だったんでしょうね。たしかに大逃げ一頭いると一気にレース盛り上がりますもんね。現役時の輝き見てみたかったなあ。

馬名の由来

ツインターボ
 自動車のエンジンにおいて、ターボチャージャーを2基用いる過給機構成の呼称。低速域のトルク改善、ターボラグ改善ならびに出力向上を両立させる手段の一つとして用いられる。
 低速トルクおよびターボラグ改善には小型のタービンが有効であるが、高回転域で排圧の上昇とバイパスする排気ガス量の増大によって、ポンピングロスの増加とタービン効率の低下が起こり、エンジン出力が低下してしまう。これを改善するため、小型のターボチャージャーを二つ設置するアイデアが生まれた。レイアウトとしては、エンジンからの排気管を排気干渉が少なくなるよう二系統にまとめ、それぞれに小型のターボチャージャーを取り付ける。これにより、排気ガス流量が少ない低回転域では排気干渉の減少からシリンダー内のガス掃気効率が向上する。また、動圧過給を積極的に利用しタービン入力エネルギーを増大させられるのでタービン回転の立ち上がりが早くなる。さらに、同一性能を発揮する1基のターボチャージャーに対し、小型のターボチャージャーを使用することで回転体の慣性モーメントを低減できるので、ターボラグが低減できる。3気筒ずつの排気を合流させると排気干渉が低減できる直列6気筒エンジンや、V型、水平対向の6気筒エンジンのように片バンクの排気タイミングが等間隔で排気干渉が少なくなるレイアウトの場合に採用例が多い。W型16気筒のブガッティ・ヴェイロンは4基のターボを搭載している(クアッドターボ)が、片バンク8気筒分の排気を4気筒ずつに分離してターボチャージャーへ導入しており、これも排気干渉低減を狙ったものである。なお、クロスプレーンタイプのクランクシャフトを使用するV8エンジンの場合、片バンクの排気をそのまままとめると排気が不等間隔でターボチャージャー流入することになる。これを解消するには左右のバンクを跨いで排気系を取り回す必要があるが、排気管が複雑になるなどデメリットが大きくなってしまうため、やむなく片バンクずつ排気をまとめているものが多い。ところが、BMWはS63B44で排気ポートをバンク内側にするレイアウトとし、さらに特殊な排気系を用いることでそれぞれのターボチャージャーに等間隔で排気ガス流入するようにしている。S63B44のベースで、バンクごとに排気をまとめているN63B44に対して、ツインスクロールターボの採用なども相まってトルクは約13 %(600 N・mから680 N・mに)向上している。 (wikipediaより修整引用)


 丁度スーパーカーブームからF1ブームへとバトンタッチされたでしたかね。馬鹿ッ速いけど燃費が最悪っていうお馬さんの正室そのままのモンスターエンジンって認識であってるんでしょうか。正直引用しといてなんですが、上記の辞書的説明も正直日本語とは思えないんですが・・・。小学校の社会科の授業でロータリーエンジンの仕組みは教わった*11で今でも構造覚えてんですけど。オタクには珍しく機械ものには全く萌えない自分にはこのくらいが限界です。

風も音もヒカリも追い越しちゃって誰も知らない明日へ進め!

 現役で好きな馬はと問われれば、バスラットレオン・ジャックドール、そしてパンサラッサにタイトルホルダーと答えるくらいには逃げ馬大好きです。ちょっと前だと、キタサンブラックやキセキも好きだったなあ。興行として考えたらやっぱり逃げは競馬の華ですね。これからも魅力的な逃げ馬たちに沢山出会えると嬉しいなあ。


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*1:原文「You play with the cards you’re dealt …whatever that means.」

*2:IAMエージェンシー所属。代表作:村上巴(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)、レイネ・フォン・シルフォード(『転生貴族の異世界冒険録 〜自重を知らない神々の使徒〜』)、メル(『咲う アルスノトリア すんっ!』)他。

*3:Lyphard、母Riverside、母の父Sheshoon 。主な産駒:スバルウイング・カイドウユキオウ・ダンディリッジ。

*4:生涯成績:11戦1勝。父サンシー、母マウタジョウオー、母の父ファバージ。主な産駒:ゲイリーミナレット・キタノカジン・ブラックマイガール

*5:生涯成績:5戦3勝。父Sanctus、母Wordys、母の父Worden。主な勝鞍:グレフュール賞(1972)・ノアイユ賞('72)。主な産駒:ハギノトップレディ・ハツノアモイ・サンシードール。

*6:主な生産馬:ゲイリーミナレットバトルイニシャチブ・キタノカジン。

*7:主な所有馬:アマゾンオペラ・モンチッチ・ライオンズバイツ。

*8:騎手生涯成績:1182戦121勝、調教師生涯成績:3261戦132勝。主な管理馬:グランリーオ・サシオギ・アクティブシチー。

*9:通算成績:892勝。主な管理馬:ロードサクセサー・グローリーデイズ・レフトチェスマン。

*10:当時は4歳

*11:自分は広島市内出身です。