脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『首脳外交』

岸田内閣支持率45.3%に大幅上昇:哲学ニュースnwk
人事のセンスが壊滅的なのと、時代遅れはなはだしい緊縮財政派なのを除けば、運と胆力と外交センスを持ち合わせた歴代でも有数の首相なんだけどなあ(遠い目)


 レールに噛んでたカーテンを無理矢理動かそうとして思いっきり左人差し指の指先ざっくり切った。利き手じゃないし、たいして困んないかとたかくくってましたら、今現在タイピングがめっちゃ不便。ギリギリ笑けるトラブルシリーズも今度こそこれで打ち止めになりますように。

見たこともない世界目指し荒ぶる波風超えて

主要国首脳会議
 国際的な首脳会議の1つ。日本、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア及びEUで構成される政府間グループである。メンバーは世界最大のIMFの先進国であり、“最も裕福な自由民主主義国であり、グループは多元主義と代議制政府という共通の価値観に基づいて公式に組織されている”(IMF談)。2018年の時点で、G7は世界の純資産(317兆ドル)の60%近くを占め、世界のGDPの32-46%を占める。また世界人口の10%に当たる約7億7000万人を占める。メンバーはいずれも世界的な大国であり、経済、軍事、外交面で緊密な関係を保っている。法的・制度的な基盤を持たないものの、国際的に大きな影響力を持っていると考えられており、HIV/AIDS対策、途上国への資金援助、2015年のパリ協定による気候変動への対応など、いくつかの主要な世界的取り組みのきっかけとなったり、先導したりしている。一方で、古くて限られていることや、世界的な代表者が少ないこと、効果がないことなどが批判されている。また、反グローバリズム団体がサミットで抗議活動を行うこともある。G7は、「Group of Seven」の略、主要7か国首脳会議、先進7か国首脳会議、あるいは単にサミットともいう。
 1998年サミットから2014ロシアによるクリミア併合までは主要国首脳会議の構成メンバーはフランス・アメリカ合衆国・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・ロシアの8か国であり、G8、主要8か国首脳会議などと呼ばれていた。上記の8か国の政府の長およびヨーロッパ連合欧州理事会議長欧州委員会委員長が1年に1回集まり、国際的な政治的・経済的課題について議論する会合である*1。また、それに合わせて数多くの下部会議や政策検討も行われる。しかし、'14以降、ロシアはその参加資格を停止されている。
 カナダとイタリアが加わる以前は日米仏英と西ドイツの5か国が参加するG5と呼ばれていた。1975イタリアが参加し第1回先進国首脳会議が開催されG6となる。その後'76カナダが加わり第2回先進国首脳会議が開催されG7となった。現在では首脳や各閣僚による会合は全てG7の枠組みとなっている。カナダ以外の6か国は20世紀前半までの帝国主義時代における列強にあたる。中国はG7を北京に侵攻した八カ国連合軍と揶揄して批判した。
 なおロシアの参加によって首脳会議や閣僚会合がG8という枠組みとなっていた時代においても、財務相中央銀行総裁会議に関してはG7の枠組みで活動していた。そのため一時期は「G7=先進国財務相中央銀行総裁会議」の略称として用いられていたとされる。 (wikipediaより修整引用)


 沖縄サミットの直前のサミットブームの便乗本。毎日新聞記者だった著者が取材の過程で見たサミットの思い出話が中心。目立っているのはドイツのシュミット、フランスのミッテランアメリカのレーガン、イギリスのサッチャー辺り。我らが日本はというと、事なかれの前例踏襲主義の官僚共に足引っ張られまくって全く存在感出せてないのが悲しい限り。特に記憶に新しい林外相のG20外相会合ぶっちの問題が、大昔から続く「国会開催中の閣僚の国際会議出席禁止」って意味不明の慣例によるもとだと分かって憤懣やる方ないものが。あとは、時期的にバブル直撃なのでジャパンアズナンバーワンとして目の敵にされてる姿が今となっては実に新鮮。そこからどうしてこうも落ちぶれてしまったんでしょうか。という訳で目前に迫る広島サミットの予習がてらに是非ご一読を。

心配とか後回しどーせ勝負イチかバチか

 昨年の安倍元首相暗殺に続いて、つい先日の岸田首相爆殺未遂と日本の要人警護能力が疑われる事件が打ち続く今日この頃。間近に迫った広島サミットは無事何事もなく終えることができるのでしょうか。警察官僚の皆さん。地に落ちた威信を取り戻すのは今この時しかないんですから、くれぐれもお願いしますよ。


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*1:その他の国の首脳や国際機関の代表も例外的に出席することがある