ゼレンスキー、歴戦の戦士みたいな顔になる。男は戦争で男になるんだよ:哲学ニュースnwk
これが真の漢の顔か。やっぱり死線をくぐるとどこか違いますね。
社長の仕事の9割は金策とはよく言いますが、実際それに走り回ると心が削れるなあ。
月明かりが窓の隅で僕と君を覗くみたいに
シルクロードS
シルクロードステークス
日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GⅢ)である。競走名の「シルクロード」は、ユーラシア大陸を横断する古代の交易路を指す呼称。
1996 5歳*1以上の馬による重賞競走として創設された。創設当初は4月に施行していたが、2000高松宮記念(GⅠ)の施行時期が3月に変更されたのにあわせて、前哨戦として位置づけられていた本競走も2月上旬に変更、2011 1月下旬に繰り上げられた。創設時の負担重量は別定だったが、'02ハンデキャップに変更。'06国際競走に変更され、外国馬の出走が可能になった。創設から2001年までは地方競馬所属馬も出走可能だったが、'02-'19出走できなくなった。'20地方競馬所属馬も再び出走可能になった。 (wikipediaより修整引用)
1月下旬にある高松宮記念の前哨戦。個人的には2017のセカンドテーブルの複勝と2018ファインニードル・セイウンコウセイの馬連でちょっと儲けただけで最近はさんざんなイメージが。レース自体はセイウンコウセイとか今年のメイケイエールとか個人的に応援してる馬が頑張ってくれる印象があるので好きなレースではあります。で、歴代勝馬見ると最近はロードカナロアとかファインニードルとかダノンスマッシュとか後の高松宮記念の勝ち馬が結構順当勝ってるんですね。トライアルがトライアルの意味を全くなしてない昨今貴重な前哨戦レースです。
ドナルド=トランプ
ドナルド・ジョン・トランプ Donald John Trump
1946年~。アメリカ合衆国の実業家、政治家。同国第45代大統領(在任: 2017.1.20-’21.1.20)。
1946.6.14ニューヨーク州ニューヨーク市のクイーンズ区で生まれ育ち、ウォートン・スクールで経済学の学士号を取得した。'71父親*2の不動産事業を引き継いでトランプ・オーガナイゼーションと改名し、クイーンズとブルックリンからマンハッタンに事業を拡大した。同社は高層ビル・ホテル・カジノ・ゴルフコースなどを建設・改装したりしていた。トランプはその後、主に彼の名前をライセンスすることによって様々なサイドベンチャーを開始した。'96ミス・コンテストのミス・ユニバース・ブランドを購入し、2015売却した。'03-’15リアリティ番組「アプレンティス」をプロデュースし、司会を務めた。'20現在フォーブスは彼の純資産を21億ドルと推定している。
トランプは共和党員として2016年アメリカ合衆国大統領選挙に進出し、16人の他の候補者を予備選挙で破った。彼の政治的立場はポピュリスト・保護主義者・ナショナリストと表現されてきた。民主党候補のヒラリー・クリントン*3を破ってサプライズ当選したが、一般投票数では敗れた。彼は最高齢のアメリカ合衆国大統領となり、軍や政府の役職に就いたことの無い初の大統領となった。彼の選挙と政策は多くの抗議を巻き起こした。トランプは選挙運動や大統領在任中、多くの 虚偽または誤解を招くような発言をしてきた。これらの発言はファクトチェッカーによって文書化されており、メディアはこの現象をアメリカの政治では前例の無いものと広く表現している。彼の発言や行動の多くは、人種差別や人種差別主義者として特徴付けられている。トランプはより厳格な移民政策を提唱している。彼は様々な国への渡航禁止令を課し、移民法の執行を強化し、移民の拘留や家族分離を増加させた。彼はまた、メキシコとの国境に「壁を作る」ことを誓ったが、これまでのところ、既存のフェンスの改修にとどまっている。彼は、個人と企業のための減税パッケージを制定し、個人の健康保険の義務化のペナルティを撤回した。最高裁にはニール・ゴーサッチ*4とブレット・カバノー*5、エイミー・コニー・バレット*6を任命した。外交政策では、トランプはアメリカ第一主義を追求し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)貿易交渉、気候変動に関するパリ協定、イラン核合意、中距離核戦力全廃条約、国際連合人権理事会、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)、世界保健機関(WHO)からアメリカを離脱させた。中国との貿易戦争のきっかけとなる輸入関税を日本など世界各国に課し、中国や日本などと貿易協定を結んだ。また、エルサレムをイスラエルの首都として承認した。’18シリアからのアメリカ軍の撤退を表明するも、’19撤回して油田地帯に残留させた。'18トランプは北朝鮮の指導者である金正恩*7と3回会談したが、'19非核化の協議は決裂した。また軍事作戦を指揮し、ISILの最高指導者アブー・バクル・アル=バグダーディー*8やイランのイスラム革命防衛隊司令官ガーセム・ソレイマーニー*9の死をもたらした。
ロバート・モラー*10率いる特別検察官の調査では、トランプと彼の選挙運動は、政治的に有利になるとの信念の下で2016年アメリカ合衆国大統領選挙におけるロシアの干渉を歓迎・奨励していたが、犯罪的な共謀やロシアとの協調を告発するのに十分な証拠は見つけられなかった。モラーはまた司法妨害の罪でトランプを調査したが、その報告書ではその罪でトランプを起訴・無罪にもしなかった。ウクライナ疑惑後にアメリカ下院は'19.12権力の濫用と議会の公務執行妨害罪でトランプを弾劾した。共和党優勢の上院は'20.2両罪を無罪とした。
COVID-19パンデミックに対するトランプの反応は遅く、トランプは故意に脅威を軽視し、保健当局者からの多くの勧告を無視したり矛盾させたりし、証明されていない治療法や検査の利用可能性について虚偽の情報を宣伝した。
2期目の再選を目指して'20.11.3大統領選挙に出馬したが、民主党候補ジョー・バイデン*11に敗れた。トランプ陣営は根拠なく「不正選挙」と主張し、再集計及び法廷闘争を行ったが、バイデン勝利の結果は変わらなかった。現職の大統領が落選するのは大統領選挙でのジョージ・H・W・ブッシュ*12以来28年ぶりのことであり、戦後落選した現職の大統領はトランプで4人目となる。'21.1.6トランプ支持者による連邦議会襲撃事件をめぐり「反乱の扇動」を行ったとの批判が高まり、下院では’21.1.11マイク・ペンス*13副大統領に憲法の規定に基づいて24時間以内にトランプを解任することを求める動議を提出し、同時に弾劾決議の準備も進める見通しとなった。'21.1.20任期4年を終えて退任し、前大統領となった。(wikipediaより修整引用)
みんな大好きトランプ前大統領。アフガン撤退およびロシアのウクライナ紛争で株を下げまくっているバイデンに変わって地味に再評価気味なのが少し笑えます。そんな毀誉褒貶相半ばする彼の略歴を力不足は百も承知で概説。
KKKの父の元に生まれた彼が頭角を現すのは父の経営していた不動産&投資会社を継いでから。旺盛な自己顕示欲と底抜けに明るく人好きのするキャラクター性を活かしてテレビや雑誌に出まくり、その会社トランプ・オーガナイゼーションを巨大企業へと成長させます。更に彼の権勢欲はとどまるところを知らず政界進出を企て2000年の大統領選に共和党から出馬します。この際は泡沫候補の一人として終わったのですが、面白いのはこの頃の彼は同性愛者や移民の権利拡張を謳ういわゆるリベラルだったこと。この人にとって政治信条は手段であって目的ではないんだなあというのがよく分かります。で、何度も何度も落選しながら迎えた運命の2016年大統領選挙、ヒラリー=クリントン圧倒的有利の下馬評を覆してまさかの当選。本人も想像してしてなかったのか当選確定直後の「やっちまった」って顔が印象的でした。で、そこからはもう叩いていい対象として、アメリカの進歩的文化人ご一統からフルボッコ。個人的に一番ひどいなと思ったのはハリウッドの風刺系の映画が「トランプへの批判精神に欠ける」と堂々と論評されていたこと。個人的にアメリカ人のリベラル層を見限った瞬間です。そうして迎えた再選を目指す2020年の大統領選挙。世界が注目したその結果は歴史的大接戦の末のバイデン勝利。国内外のリベラリストたちの歓呼の叫びが世界中に響き渡ったのでした。ただ、そこから先、世界秩序は崩壊しロシアのウクライナ侵攻という最悪の結末を迎えるのは皆さん知っての通り。野蛮な世界を押さえつけるのは、何やらかすかわからない強面の抑圧者がどうしても必要なんですねと痛感させられました。
独裁者ドゴール
ド・ゴール Charles André Joseph Marie De Gaulle
1890~1970年。フランスの軍人・政治家。
第一次大戦(1914)に従軍後、ペタン*14参謀総長の幕僚、中東諸国への軍事施設団長('29-'31)をへて最高国防会議事務局長となる。その著『Vers l'armée de métier』('34)では機械化部隊による電撃戦を予見し、また第二次大戦では第4装甲師団を率いてラン(Laon)、アブヴィル(Abbeville)でドイツ軍を食いとめた。'40.6P.レノー*15首相の下で陸軍次官となったが、フランス降伏でロンドンに逃れ、自由フランス民族会議を結成、ラジオを通じフランス国内に対ナチス抵抗を呼びかけた。自由フランス軍総司令官としてアフリカに転戦、フランス解放後臨時政府主席('44-'46)となる。この間モスクワ、ワシントンを訪問、いったん政界を引退したが、'47フランス国民連合(RPF)総裁として復帰、'47地方選挙で大勝、'51総選挙でも国民会議の第一党となった。憲法改正を要求、ファッショ的・独裁的傾向の強い強力政治を主張し、反共・反ソの最右翼勢力を代表したが、次第に勢力を失った。(『岩波世界史人名事典 増補新版』より引用)
独裁者
絶対的権力を行使する支配者。通常、支配者と非支配者の身分は基本的に同一である。独裁者により支配される体制を独裁制と呼ぶ。
独裁は、しばしば法の支配による手順を無視した形での、国家の非常事態宣言、市民の選挙や自由権の停止、法令による規制、政治的抑圧などが実施され、更には一党制や個人崇拝となる場合もある。軍事政権や一党独裁制、あるいは個人的支配下の文民政府などを含め、多様で相違のある多数の統治形態が「独裁」と呼ばれている。「独裁」の政治的立場は、右翼または左翼など特定の立場には限らない。具体的に誰を「独裁者」と呼ぶかは、常に多数の議論がある。歴史上の著名な支配者は多くの場合、支持者からは「指導者」や「英雄」などと呼ばれているが、被支配者など批判的立場からは「独裁者」や「専制君主」などと呼ばれている事が多い。かつて独裁政権や植民地支配に対抗した「指導者」「英雄」が、権力を得た後に独裁的政治を行うケースも見られる。また支配者の側からは、現在は非常時における必要な緊急対応であり、国民や民族などの自由、財産、安全などを防衛し、更にパクス・ロマーナのような平和な状態を目指していると説明されるが、批判者からは伝統的な合議制、寛容、多様性あるいは法の支配などを軽視または無視した強権的・独善的な「独裁者」と批判される場合が多い。 (wikipediaより修整引用)
ナチスの暴虐に負けずイギリスで臥薪嘗胆の果てにパリを解放した第二次世界大戦におけるフランスの英雄。そんな彼の独裁者としての側面を紹介。
まずは前史から。パリ解放後当然のように首相に就任した彼でしたが、調整型政治家としての手腕は今一だったようで、いうことをきかない議会や政党に嫌気が差したか、僅か1年半で政権投げ出し。ここら辺、戦争終わったらあっさり選挙に負けた同じくイギリスの英雄チャーチルと被ります。下野後は財界で影響力を増しつつ臥薪嘗胆の時を過ごします。そんな彼が再び表舞台に飛び出すのは1958年。アルジェリア独立に反対する、植民者および駐留軍が「ドゴール万歳」を唱え本国に反旗を翻し、フランス本土進攻すら現実味を帯びてきた非常事態に、事態の収拾を託され大統領に再登板した彼はそのカリスマを以てこのアルジェ動乱の鎮圧に成功します。この人が非凡なのは再登板の条件に憲法改正を盛り込んだところ。再起した英雄を迎える歓喜の声と共に大統領に権限を集中させる新憲法を制定し、無事独裁者ドゴールの誕生です。強権を保持したドゴールはド・ゴール主義を標榜し、ベトナム戦争で忙しい米ソを横目に東西両陣営いずれにも与さない第三極の構築を目指し大暴れします。この時のヨーロッパ再統合の理念がのちのEUに結実するのだから、さすがと言わざるを得ません。同時にイギリスがEUと距離を置きたがったり、フランスが妙にロシアと近かったりするのもこの時代の名残かと分かってちょっと目から鱗。その最後は全世界的に高まった学生運動によって引き起こされた五月革命。一度は軍との連携で鎮圧しますが、再度のゼネストに抗しえず退陣。ここで物理的に吊るされなかった辺りに、先進国の矜持を感じます。
泣き顔も変な顔も僕にしか見せないと言ってくれたね
シルクロードSを除いたトライアルレースが軒並み存在感を失っているように、全くその存在意義をなくしてしまいつつある国連。どんなきれいごとを言おうと、この混沌とした世界を抑えるには実力と覚悟を以て強権を振るうドナルド=トランプや独裁者ドゴールのような「英雄」が必要です。願わくは、日本がその英雄を必要としたとき首相の座にいるのが高市女史でありますことを。
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*1:現4歳
*2:Frederick Christ "Fred" Trump。エリザベス・トランプ・アンド・サン初代社長。父フレデリック、母エリザベス・クライスト・トランプ。母の支援のもと不動産業を起こし、ニューヨークでの開発事業などで大成功し、息子のドナルドの飛躍を準備した。
*3:Hillary Diane Rodham Clinton。第67代国務長官。夫:ビル。子にチェルシー。弁護士として活躍し、夫のビルが大統領就任によりファーストレディとなる。ルインスキー事件での対応で人気を集め、政界進出。上院議員やオバマ大統領の国務長官として活躍し、民主党の大統領候補となるもトランプに敗北。
*4:Neil McGill Gorsuch。連邦最高裁判所陪席判事。父デイヴィッド、母アン・ゴーサッチ・バーフォード。憲法の解釈で原意主義・司法条文主義をとり、保守派の代表としてトランプ大統領に最高裁判事に指名された。
*5:Brett Kavanaugh。連邦最高裁判所陪席判事。クリントン大統領の不倫疑惑追及などで頭角を顕し、保守派の裁判官として名を馳せる。トランプ大統領の指名により最高裁判事就任。
*6:Amy Coney Barrett。連邦最高裁判所陪席判事。敬虔なカトリックとして保守派裁判官として名を馳せる。トランプ大統領によりリベラル派のギンズバーグの後任として最高裁判事に指名され物議を醸しながらも就任。
*7:朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長。父正日、母高容姫。父正日の死により北朝鮮最高指導者の座を継承。玄永哲の公開処刑や兄金正男の暗殺などの粛清による恐怖政治で体制を固め、核開発による瀬戸際外交を展開。心臓病手術の失敗による死亡説も。
*8:أبو بكر البغدادي。ISIL初代カリフ。キャンプ・ブッカに収容中に過激思想に傾倒。出獄後ムジャヒディーン諮問評議会に参加し、ビンラディンとの連絡役として台頭。ビンラディン死後は各種テロを主導し人望を集め、ISILを「建国」するも、米軍によるカイラ・ミューラー作戦により横死。
*9:قاسم سلیمانی。イスラム革命防衛隊ゴドム部隊最高司令官。少将。イラン・イラク戦争での活躍により累進し、ゴドム部隊司令官に就任。シリア内線への介入やISIL掃討を名目としたイラク浸透などで影響力を強めるも、バグダード国際空港攻撃事件で横死。
*10:Robert Swan Mueller III。アメリカ連邦捜査局第6代長官。父ロバート・スワン・モラー、母アリス。共和党所属の法務官として活躍し、ロシアゲートの捜査に尽力した。
*11:Joseph Robinette Biden, Jr.。アメリカ合衆国大統領。民主党の上院議員として頭角を顕し、オバマ大統領の副大統領として活躍。2020年の大統領選挙でトランプを破り大統領就任。
*12:George Herbert Walker Bush。アメリカ合衆国第41代大統領。共和党下院議員として頭角を顕し、国連大使・CIA長官・副大統領などとして活躍。レーガンから政権を引き継ぎ大統領就任。パナマ侵攻・冷戦終結・湾岸戦争勝利などの功績を挙げた。
*13:Michael Richard Pence。アメリカ合衆国第48代副大統領。父エドワード、母ナンシー=ジェーン。インディアナ州知事として活躍し、ドナルド政権の副大統領に就任。北朝鮮との関係悪化や、コロナ対策の失敗などで悪評を流した
*14:Henri Philippe Benoni Omer Joseph Pétain。フランス国初代主席。陸軍元帥。第一次世界大戦でヴェルダンの戦いを勝利に導くなどの大功を挙げ、ヴェルダンの英雄と称えられた。第二次世界大戦では降伏間近に首相に就任し、続くヴィシー政権でも傀儡の国家主席に祭り上げられた。ヴィシー政権崩壊後ドイツに亡命するも敗戦と共に逮捕され流刑先で客死。
*15:Paul Reynaud。フランス共和国第109代首相。中道右派として戦間期の政界で活躍し、各種大臣などの要職を歴任。第二次世界大戦でフランスの敗色が濃くなる中、ダラディエの後を襲い首相就任。徹底抗戦を唱えるも休戦派の圧力に屈し辞職。