『鉄鎖の共和国～韓国獄中記』

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アニメ映画版はだしのゲンの原爆投下シーン一択。あんなもんうぶな小二に見せるな

　無事帰京いたしまして通常営業再開！はいいんですが、帰って来て早々飲み会2連荘はちょっとしんどいなあ。

競馬成績・・・R2収支-240

中山金杯・・・本命クレッシェンドラヴ-100
京都金杯・・・本命カテドラル-540
カーバンクルS・・・本命ペイシャフェリシタ+340
万葉S・・・本命タガノディアマンテ+60

DQⅪS進捗

ユグノア地方・入り江の島に向けて航海中。称号：いっぱしの称号集め人

鉄鎖の共和国―韓国獄中記 (1975年)

作者:李相斗
出版社/メーカー: 新人物往来社
発売日: 1975
メディア: －

はきだして投げ捨てた理屈ばかりの誇り

　進歩党事件で2年、民族日報事件で5年の獄中生活を送った李相斗の告発の叫び。軍事独裁政権下の韓国の病理をえぐる。

　北朝鮮ルポの至高の名作『暗愚の共和国』の姉妹本かと思ったら全然違ったでござるの巻。副題が表す通り軍事独裁政権下で獄中生活を余儀なくされた筆者による告白の書になるわけですが、ガリガリの共産主義者様なんで超絶上から目線が実に不快。獄中記一番の見どころの獄中生活ルポはかなりおざなりで、時の権力者への罵詈雑言と愚にもつかない理想論と自己愛丸出しのポエムが9割占めてるんで正直読めたもんじゃあ。やけくそで読了した自分を褒めてあげたいです。一応感想言っとくと印象的だったのは、地縁血縁政治情勢その他もろもろで贔屓バリバリの看守の皆さんとそれによる特別待遇を羞じるどころか鼻にかけて自慢する筆者の姿。「ああ実に韓国人だなあ」という感想はヘイトスピーチでしょうか。