脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『原爆死の真実~きのこ雲の下で起きていたこと』

痛いニュース(ノ∀`) : 桜田大臣の2分遅刻で予算委審議は5時間ストップ - ライブドアブログ
あのTBSの『ひるおび』のコメンテーター連ですらかばいきれなくなってんのには笑った。下手な審議拒否は国民からそっぽ向かれるって早く気付こうよう。


 早くも禁断の会社泊に手を出してしまいました。終電11時は無理ゲーだよう。取り敢えず意外とソファーの寝心地良かったのは内緒だ。


DQⅦ進捗

原爆死の真実――きのこ雲の下で起きていたこと

原爆死の真実――きのこ雲の下で起きていたこと

心は死んでいない頬を濡らす冷たい雫

原爆
 核分裂の連鎖反応に伴うエネルギーを利用する爆弾。原子爆弾の略称。
 第2次大戦中に、ナチス・ドイツ打倒を目的として、1942からアメリカで「マンハッタン計画」の名の下に開発・製造された。'45.7初実験成功後、ウラン原爆とプルトニウム原爆が、それぞれ'45.8.6広島、'45.8.9長崎に投下された。直後の死傷者は、少なくとも広島約14万人、長崎約7万人と推定される。その後ソ・英・仏・中が開発に成功し、さらに水素爆弾の開発とあいまって、世界は核兵器による「恐怖の均衡」の時代を迎えることになった。(『岩波日本史辞典』より引用)


 戦争ものと災害ものには定評のあるNHKスペシャルの書籍化。今回のテーマは「御幸橋の写真」で読み解く原爆の惨禍。生存者によって語られる、焦熱地獄に呻吟する無辜の亡者の群れの悲愴な姿は胸を打ちます。特に個人的に中高が御幸橋のたもとにあって毎日のように写真の地の前を通っていたので感慨も一入です。こういっちゃあなんですが、体験談自体は数多語られてきた修羅の惨劇と大同小異なんですが、今回新しいのは、「フラッシュ・バーン」の解明。強烈な熱線が皮膚直下の水分を瞬時に蒸発させて皮膚を引き裂くという、原爆以外では現出しない特異な熱傷。はだしのゲン原爆資料館の蝋人形で幾多の子供たちにトラウマを叩きこんだあの火傷が科学的に説明されていて目から鱗。是非皆さんもこの本を読んで原爆が如何に人を殺すのかの真実を胸に刻んでください。まあ、ビジュアル重視の構成だったので、どう逆立ちしても書籍だと番組の劣化版にしかなりえないのは内緒だ。大人しくNHKアーカイブスをみましょう。

どれだけ戦えば一思いに楽にしてくれる?

 一時に比べれば大分下火になったとは言え、北朝鮮のおかげでこの地獄絵図が現実になりかねないという恐怖。「二度と過ちは繰り返しませんから」の誓いの為にも、安倍首相には毅然とした態度で極東問題を早く解決してもらいたいものです。もうあのJアラートにビビらされるのは嫌だ。

フォールアウト

フォールアウト


LUNA SEA - FALLOUT [2012]

帰ってきた今日の一行知識

御幸橋の写真」は一時期進駐軍向けの記念絵葉書として人気を博していた
昨日今日始まったこっちゃないですが、西洋人って大概野蛮ですよね