悪いことをした子どもには木製の板でお尻ペンペン。アメリカの学校がお尻叩きの罰を復活して話題に : カラパイア
昨今泥沼の論争に発展してる体罰問題の最適解ではないでしょうか。まあ、パドリングの文化のない日本で下手に導入すると、変なフェチに覚醒する子を量産するだけな気がしなくもないですが。
烈日の単語のよく似合う猛暑も過ぎて早秋風吹き抜ける季節に。というわけで、数か月ほぼフル稼働だった我が家のエアコンもようやくお役御免に。来年もよろしくね。
競馬成績・・・H30収支-30470
SEWX進捗
- 作者:松本 清張
- 発売日: 1978/12/24
- メディア: 文庫
頭に描いてため息をついてるそれこそI am wasting my time
大正期の爛熟と戦中の暗黒に挟まれた昭和一桁時代。前代の仮初の平和が破れ、二・二六事件で炸裂する昭和維新の不安の募るその不安定な時代の実像を巨匠松本清張が抉る。
二・二六事件後半戦。2/26深夜の「帝国ホテルの会合」から3/3「叛乱関係者ノ検挙摘発ニ関スル件通牒」発布まで。前巻のラストで決した大勢を知るべくもなく意気軒高な反乱軍首脳が時経るに従って段々事態の深刻さに気付いて内ゲバ始めていく様は何とも哀れ。一応クライマックスは奉勅命令下賜になるんでしょうが、諦めきれない奴バラどもが色々グデグデやっててカタルシスには乏しかったり。無責任な観客としては「玉砕」してくれないと詰まんないよねと鬼のような感想を覚えました。なんにせよのんきな昭和一桁から暗黒の10年代へと画期を区切る重大事件、しっかり総括して歴史の教訓にしたいものです。
挑めよ儚いこの時に叫べよ大きな声じゃ言えないこと
みんなのうのうと生き延びると悲劇として語り継ぎづらいんだなあ。改めて後藤田長官の「殉教者を出すな」の連合赤軍制圧方針の慧眼に感服しきり。死んでなんになるとはよく言われますが、死して名を遺すってのも重要なんですね。