脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

往生寺

レゴランド「助けて!開園二日目でガラガラなの・・・お前ら何が不満なの?」【働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww】
愛・地球博で欠片も何も学ばなかったんですね。


 ここまで新年度感のない4月1日は初めてかもしれない。


競馬進捗・・・H29収支-19110

SRWV進捗

大恐慌大往生大統領 or die

往生寺
真言宗智山派。本尊・聖観音*1山号:金清山、住所・千葉県安房鋸南町上佐久間1241
 高速館山道の鋸南富士インター前を過ぎ高速道の高架下を通って佐久間地区の山間部へ入っていき、佐久間小学校跡地を過ぎるとY字の分かれ道に。そこを左へと進み、湯宿の前を通り過ぎて、御堂下橋を渡ると、左手に往生寺があります。山門を仰ぎながら石段を上がると、静寂に包まれた境内が。正面奥が阿弥陀如来*2立像を安置した本堂。左手前が聖観音を安置した観音堂です。お堂の前にはソテツ、赤い山椿が植えられています。
 寺伝によれば1017恵心*3僧都が創建。本尊である聖観音坐像も恵心僧都の作といわれています。また一説では運慶*4作とも伝わっています。通称・観音山と呼ばれている裏山の頂上付近には数百坪の平地があり、かつてはそこに観音堂がありました。現在の観音堂は1869山上から移築したものです。山上には歴代住職の墓地と、1762に建てられた「光明真言三千万遍」の記念供養塔が残っています。(安房国札観音霊場巡りより引用)

 こっそり久しぶりの安房国札観音霊場巡り。今回はたまには山もよかんべと内陸の往生寺を参拝。まずは千葉から高速バスでハイウェイオアシス富楽里へ。そこから田舎の田園地帯を歩くこと小一時間。ウグイスやカエルの大合唱に歓迎され、都心より一足先の春の訪れを満喫させてもらいました。
 肝心のお寺本体は、もうどこからどう見ても寂れた廃寺としか言いようのない佇まいで逆に魅力あふれてるっちゃあ溢れてるんじゃないかと。誰もいない日向の縁側に腰かけてうららかな春の日差しに包まれてゆったり読書するのは、それはそれで、えも言われない味わいがありました。「観光」はやっぱり人のいないとこに行くのが一番だなあ。

実家帰れば鯉のぼり

 「冬来たりなば春遠からじ」。確か『3年B組金八先生』で覚えた、私が大好きな格言のひとつであります。どんな人生の苦境にもいつか訪れる春の息吹を待って自暴自棄にならず辛抱していきたいと思います。

A(エース)

A(エース)

帰って来た今日の一行知識

安房の語源は阿波
阿波国出身の忌部氏が入植したので阿波郡と命名したのを国名に採用される際に紛らわしいからか漢字を変えた模様。安房地方が陸続きの関東地方よりも海路で近畿四国地方と深く結びついてるのがよく分かりますね。つーか、現在ですら陸路で行くのかなり大変だもんなあ。

*1:Avalokiteśvara Bodhisattva。阿弥陀如来の脇侍。補陀落浄土に住し、大慈大悲を本誓として三十三の化身を以て衆常の救済に勤しむ。

*2:अमिताभ。極楽浄土に住し、衆生救済の為の四十八願を発願し、凡夫の往生を助ける。

*3:源信権少僧都。父卜部正親。良源に師事し顕密の極意を学んだのち、浄土教を大成。代表作:『往生要集』

*4:父康慶。代表作:東大寺南大門金剛力士像・円成寺大日如来坐像・願成就院阿弥陀如来坐像(造仏)他。