脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『火星ダーク・バラード』

痛いニュース(ノ∀`) : CIAが敵の組織を破滅に追いやるために潜入スパイに実行させるマニュアルが凄いと話題に - ライブドアブログ
全ての組織人の反面教師に。


 短かった夏が終わりました。


競馬進捗・・・H28収支-22900

SRWOGMD進捗

火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)

火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)

Stars shine like eyes

舞台は火星マリネリス峡谷。凶悪犯を護送中に謎の事件に巻き込まれ最愛のバディを失い、その殺害の嫌疑をかけられてしまった水島。彼の真犯人捜索と復讐の旅が始まる。

 
 みんな大好き上田早夕里女史の出世作。SFでハードボイルドでサスペンスとなかなかに贅沢な作りなのですが、これは本当に食い合わせ大丈夫なのか?と自問自答している内に読み終わってしまった気がしてちょっと消化不良。あとがきで文庫版は大幅改訂済みとの作者の告白もあって益々もやもや。そんなこと言われるとハードカバー版も読みたくなるじゃんかよぅ。中でも一番のコレじゃないは、スピンオフの「小鳥の墓」ではあれだけかっこ良かったジョエル・タニが凡百の小悪党だったこと。正直この本読もうって気になった理由の大半がジョエルのヴィラルとしての大暴れへの期待だったんですけど。全体的に「惜しい」が満載の一冊でした。

We sail through endless skies

 えーと、どうもやっぱりハードボイルドは肌に合わん。ニヒルええかっこしいはどうしても好きになれません。世間に斜に構えるのが許されるのは学生のうちだけだよう。

Paranoid

Paranoid

帰って来た今日の一行知識

火星はハピタブルゾーンにある
夢が広がりますね。いつの日か「火星人」と邂逅できますことを。