脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『読書について』

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結論、マスコミはクズ。


 「仕事は休めない。けど早く帰りたい」この相矛盾した状況を解決するため、忙しくなるとやたら半休が増えるのが私の常なんですが、下手に1日休みより遥かに充実した行動取ってる気がします。油断したら休みの日は1日寝てるもんなぁ。


艦これ進捗

  • 中部海域潜水艦作戦クリア。第一艦隊旗艦:北上改二。

SRWZⅢ時獄篇進捗

  • 3周目3周目第49話「開かれる扉」アルテア軍殲滅。トップエース:オットー=ミタス@ネェル・アーガマ

読書について 他二篇 (岩波文庫)

読書について 他二篇 (岩波文庫)

デカンショデカンショで半年暮らす後の半年寝て暮らす

ショーペンハウアー Arthur Schopenhauer
 1788〜1860。ドイツの哲学者。
 父は富裕な銀行家。独学に近い形で学問を形成、とくにインドのウパニシャッド哲学を学ぶ。1820ベルリン大の私講師となるが、ヘーゲル*1の名声におされ引退、在野のまま一生を終える。その哲学は厭世観の哲学といわれる。世界は盲目的な生存意志にすぎない肉体が、時・空・因果律を通して我々の知性に現れた「表象」として把握される。したがって、この世界では意志はつねに生への意志であり、意志の阻止は苦を意味する。しかし、意志はつねに阻止されるものであるから、いっさいの生は苦であり、人生は悲劇であると説く。カント*2ヘーゲルの理性主義に対し、非理性的な意志を正面に打ち出し、理性的でないものが人間の内なる自然の性質であるとした。(『コンサイス人名辞典 外国編』より引用)


 ちょっと背伸びしてインテリゲンツィアの嗜み、ショーペンハウエルに手を出してみました。感想は一つ。ショーペンハウエルってここまでバカで下種な俗物だったんだという落胆。当時は新興分野だった読書趣味を口汚く独善的に罵る様は新時代を想像すらできぬ老害の典型。単なるお気楽エッセイでその人の能力を測るのは間違ってんでしょうが、取りあえず結論。こんな有名なだけのクズの著作なんか読むだけ時間の無駄。

デカンショデカンショ唄うて廻れ世界いずこの果てまでも

 上記の罵倒で大体想像はつくでしょうが、私はテツガクが大っ嫌いです。実証という責任から逃れて、自身の妄想をただただなんの文学的洗練もなくまき散らす輩は全く以て尊敬できません。まあ、こないなこというとるから文学部ですら折り合い悪かったんでしょうけどね私。

でかんしょ節

でかんしょ節

帰って来た今日の一行知識

中世「色彩論」は哲学の一分野だった
カントが色彩スペクトラムの科学的分析したニュートンにかみついてますね。今となっては苦笑ものですが、クオリアとか考えればあながち的ははずれてないのかも。

*1:Georg Wilhelm Friedrich Hegel。ベルリン大学総長。父ゲオルグ・ルートヴィヒ・ヘーゲル、母マリア・マグダレーナ・ルイーザ・ヘーゲル。代表作:『法哲学(綱要)』、『エンチクロペディー』、『精神現象学』他。

*2:Immanuel Kantケーニヒスベルク大学教授。代表作:『純粋理性批判』、『永遠平和のために』、『人倫の形而上学』他。