脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『ウォール街指令〜ザ・アメリカ 勝者の歴史5 財閥モルガン』

痛いニュース(ノ∀`) : 中国外務省「サンゴ密漁、取締りは丁寧に、理性的、抑制的に行い、適切な処理を行うように」と注文 - ライブドアブログ
朝日新聞様の金言「一発だけなら誤射かもしれない」を体現すべき時が来たのではないのでしょうか。


 この期に及んで風邪っぴきの体調不良。知恵熱ってホントにあるんですね。


艦これ進捗

  • 南西諸島海域沖ノ島沖攻略中。第一艦隊旗艦:北上改二。

ウォール街指令―財閥モルガン (ザ・アメリカ 勝者の歴史)

ウォール街指令―財閥モルガン (ザ・アメリカ 勝者の歴史)

And all I need, I already have

モーガン John Pierpont Morgan
 1837〜1913。アメリカの財閥の創始者
 ドイツのゲチンゲン大に学ぶ。1871ドレクセル*1と組んでドレクセル・モーガン商会を設立、頭角を現わす。1905J.P.モーガン商会を設立。この間ノーザン-パシフィック・ボルチモアオハイオなど有力鉄道会社を支配下においた(1880-90's)。1901カーネギー鉄鋼会社を譲り受け、初の10億ドル会社U.S.スティール会社を設立するなど、企業への金融操作を通じて産業界の再編成・集中を行なった。また、不況期には政府の借款に応じたり、船舶・銀行・鉱業など、多くの産業を傘下に収め、アメリカ最大の財閥となった。美術品・古書を収集、メトロポリタン美術館の設立に寄金をした。(『コンサイス人名辞典 外国編』より引用)


 アメリカいや世界最大のモルガン財閥の創始者のお話。今回は他の連中と違って親の代からのバキバキの成功者なので今迄みたいな立志伝的な楽しみ方は全くできません。その分他のシリーズほぼ全ての案件に関与してくるスケールの大きさは政界まで巻き込んでるので、そっち方面の楽しみ方が吉かもしれません。なんにせよ、未だに株や通貨のシステムすら頭では理解できても、腑に落ちない絶望的経済オンチな私にとってはとってもハードルの高い一冊でした。日本のあの泥臭いべったべたの太鼓持ち伝記が読みたいよう。

Baby it's you and I forevermore

 アメリカの成功者の方々を見ていると、スケールメリットの暴力的な有用性をひしひしと感じさせられます。日本も早く中小零細の社長さんのキャバ通いの資金にばかり国民の血税を投入しないで、早いところ規制緩和による業界再編成を成してもらいたいものです。

Perfect Love Song

Perfect Love Song

帰って来た今日の一行知識

J.P.モルガンはタイタニック号の実質的オーナーだった
なので当然あの処女航海にも乗船予定だったのを急用でキャンセル。偉人ってのは豪運でないと勤まらないんですね。

*1:Anthony Joseph Drexel I。ドレクセル・モルガン&カンパニー共同設立者。ドレクセル芸術・科学・産業大学を創設。