『小説吉田学校 第五部 保守新流』

広島、阪神退団の新井と交渉へ！ ：日刊やきう速報＠野球まとめ
どの面さげて。けど栗原東出梵新井の内野陣はもう一度見てみたいかも。

　目の前の霧が晴れたかのように視界が開け、今まで孤立していた数々の事象が有機的に連環し、尽きせぬ智の荒野へが姿を表わす。学問の徒にとってこれ以上ない至福の瞬間なんですが、問題は試験まであと僅か数日を残すのみなこと。今更「エウレカ！」って叫んでる暇なんかないんですけど。

艦これ進捗

• 南西諸島海域沖ノ島沖戦闘哨戒クリア。第一艦隊旗艦：北上改二。

小説吉田学校 第5部 保守新流 (角川文庫 緑 481-5)

もしもまだ願いが一つ叶うとしたら…

　田中角栄逮捕！前首相にして与党最大派閥の領袖の逮捕という前代未聞の醜聞に、清廉なる稀代の論客三木武夫が挑む。

　角栄逮捕から福田赳夫内閣組閣までの三木首相時代のお話。この作者とシリーズの常で政策論皆無の政局一辺倒な描写はむしろ清々しいくらい。二次に亘る三木おろしの暴風に耐え、総選挙までたどり着くも矢尽き刀折れ退陣のやむなきに至った三木首相の悲運に泣くもよし、数を恃みに陰謀三昧な大福コンビの悪役ぶりに呆れるもよし、似合いもしないフィクサー役に奔走する中曾根を愛でるもよし、お好きな楽しみ方をどうぞ。

そしてひねり出した答えは

　三角大福の時代に比べると最近の政局はコクがなくていかん。て、私の生まれる前の時代のことながらつくづく羨ましく思います。東大紛争やあさま山荘事件といい、この時代に2ちゃんがあったらさぞかし楽しかったろうなあ、と思ってしまうのはダメ人間の証拠でしょうか。

君が好き

帰って来た今日の一行知識

戦後衆議院が任期満了迎えたのは第34回総選挙の時だけ
三木おろしの暴風のなかで身動きできなかった為解散権を行使できなかったから。しかし、地方議会が全くと言っていいほど解散しないのとはえらい違いだ。