脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

シーズン総括 WPAプラス組

太字はチームTOP、赤字はリーグTOP。

MVP:丸佳浩 536.9*1

打率.310試合144 打席644打数536安打166二塁打30三塁打5本塁打19塁打数263打点67得点106三振95四球100死球4犠飛4盗塁26出塁率.419 長打率.491得点圏.304勝利点7併殺12失策2


 緒方Ⅱ世完全襲名。エルドレッドインパクトの陰に隠れがちですが、今年の赤鯉打線を牽引したのは間違いなくこの人。最高出塁率バレンティンに僅か3糸差の2位を筆頭に最多得点・最多四球と大活躍。4タコの心配がほぼ不要というのはWPAにとってどれだけ有利かというのをまざまざと見せつけてくれました。

2位:前田健太 248.1*2

防御率2.60試合27完投1無点勝1勝利11敗戦 9勝率.550投球回数187被安打164被本塁打12奪三振161与四球41死球2暴投4ボーク1失点61自責点54


 もう一声。今年もカープのエースとして君臨してくれたのですが、5年ぶりの無冠などセ界のエースには程遠い出来映え。ついでに極端な雨男ぶりや、勝負所でなぜか勝ちに繋がらないなどの巡りあわせの悪さも伴ってなんとも煮え切らないシーズンでした。ポスティングを封印しての来季の汚名挽回を期待してます。

3位:一岡竜司 207.6

防御率0.58試合3勝利2ホールド16HP18セーブ2勝率1.000投球回数31被安打16奪三振27与四球7失点3自責点2


 大竹とのトレード大成功。今年の躍進の原動力にしてV逸最大の戦犯。対セ自責点0は最早化物。それだけに度々の長期離脱が悔やまれます。来年は一岡の無事こそが最大の補強になるでしょう。

4位:ライネル=ロサリオ 198.1

打率.336試合69打席264打数238安打80二塁打13三塁打2本塁打14塁打数139打点49得点32三振58四球23死球1犠飛2盗塁1出塁率.394長打率.584得点圏打率.352勝利打点9併殺8失策4


 祝ドミニカカープアカデミー復活。開幕前は誰一人期待してなかった半育成からまさかの大活躍。デスノコンビ不在時の主砲やサイクルヒット達成など巨大な足跡を残してくれました。来年は序盤からロサリオがいるってのが最大の補強でしょう。同じ予想をニックエルドレッドキラと三年連続で外してるのは内緒だ。

5位:キャム=ミコライオ 182.3*3

防御率2.45試合51勝利1敗戦1ホールド7HP8セーブ25勝率.500投球回数47 2/3被安打39被本塁打1奪三振29与四球18失点15自責点13


 安定の守護神。そこそこやらかしてた気もしますが、終わってみればいつも通りの安定感。契約交渉の難航と外人枠の兼ね合いで来季の去就が危ぶまれてますが、来年もぜひお願いしますね。

6位:菊池涼介 87.1*4

 ミスター破天荒。WPA上では去年から一番の躍進を遂げたお方。守備だけで観客呼べるレベルの選手が打率2位に君臨してるんだからもういう事はありません。順調に自身の持つ補殺記録を更新し、侍JAPANにも召集されるなど順風満帆。このまま小さくまとまらず大成してね。

7位:天谷宗一郎 62.4*5

 意外性の男見参。カープに数多いる控えだと頼もしいけどレギュラーだと阿鼻叫喚な方々の一角として今年のカープの勝負強さを支えてくれました。しかし、ぶっちゃけあんま活躍してた記憶ないんだけどなあ。丸ロサ誠也と来季の外野陣争いに食い込むのは至難でしょうがスーパーサブとして頑張ってね。

8位:デュアンテ=ヒース 56.9

 途中加入外国人籤またしても大当たり。バリントンミコライオフィリップスと過剰気味の助っ人投手を更に補充してきたと聞いたときは正直耳を疑いましたがこれがまさかの大当たり。奇跡の復活の福井と並んで後半戦序盤総崩れだった先発陣を立て直してくれました。目指せルイス。バリントンでもいいよ。

9位:小窪哲也 54.4*6

 代打の神様襲名。正直このポジションは岩本に期待してたんですが・・・。一方でレギュラーだと置き物になるのは天谷と一緒。来季の三遊間は梵田中で決まりそうだし、来年も仕事人稼業頑張ってください。

10位:會澤翼 34.7*7

 次世代正捕手争い遂に決着・・・か?投手が2人とも揶揄されたカープの打てる捕手難を一気に解決する大爆発。まさにこれからと言った瞬間怪我するカープの期待の若手特有の悪癖を見事に受け継いでるのだけが心配ですが、来期は石原御大の首が涼しくなるような活躍期待してますよ。

11-19位

11位:久本祐一 32.3*8
12位:中粼翔太 31.1*9
13位:松山竜平 31.0*10
14位:フィリップス 30.8
15位:大瀬良大地 13.1
16位:永川勝浩 12.8*11
17位:上本崇司 8.3*12
18位:池ノ内亮介 5.7
19位:西原圭大 0.7

 松山と殆ど出番のなかった上本除いては投手陣勢ぞろい。三村達川が焼け野原にした投手王国の跡地にようやく復興の兆しが見えてきました。

*1:前年比 ↑1位、+266.3

*2:同(以下省略)↓1、-154.6

*3:↓1、+74.9

*4:↑48、+522.7

*5:↑25、+76.8

*6:↑25、+78.3

*7:↑6、+18.6

*8:↑9、+27.9

*9:↑38、+183.1

*10:↑1、+7.7

*11:↓13、-110.8

*12:↑19、+38.2