脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『人口から読み解く国家の興亡〜2020年の米欧中印露と日本』

関東の人ってこのお菓子知らないってマジ?:哲学ニュースnwk
ここ数年で一番びっくりした雑学かも。言われてみりゃあ東京来てから食べたことないな。


 ここ数日夜になると左足の指先が妙に痛痒くて地味に寝不足なんですが、これは一年前の手術の後遺症ですよね。うん、きっとそうだ。


艦これ進捗

国家の興亡 ‐人口から読み解く‐

国家の興亡 ‐人口から読み解く‐

  • 作者: スーザン・ヨシハラ,ダグラス・A・シルバ,ゴードン・G・チャン,米山伸郎
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2013/09/20
  • メディア: 単行本
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くり返すいつかみたいなあの光景が甦るの

 しぼみゆく旧大国ヨーロッパ、末期症状日本、膨張を続けるアメリカ、ドラッグと貧困で満身創痍のロシア、無限の可能性のインド、そして一人っ子政策の副作用の出始めた中国。次世代の覇者はどの国だ。

 
 人口動態から見た近未来予想図。アメリカお得意のシンクタンクによる分析で文学的な面白味は無いもののぐうの音も出ない正論の嵐で知的興奮の渦に巻き込まれます。アメリカ謹製だけあって少し評価がアメリカに都合がよすぎるかなって気はしますが、それ以外はもう目から鱗の新発見だらけ。誰もが何度も目にしているありきたりの統計もプロの目から見ればここまでの事が読み解けるんだと素直に感動。個人的には日本の積極的平和主義への痛烈な批判がかなり印象的。感情論を一切交えない理知的な指摘がネトウヨな私には刺さる刺さる。その他にも、「フェミニズムを謳う限り少子化問題の解決は絶対に不可能」っていうタブー中のタブーにさらりと触れてるあたりも、アメリカの誇るトップエリートの傲然たるプライドが感じられて非常に感動いたしました。右にとっても左にとっても完全無欠に都合の悪い一冊なのでマスコミの後援は受けづらいと思いますが、間違いなく名著です。埋もれさせないようにしましょう。

とても大事なキミの想いは無駄にならない世界は廻る

 中国のバブル崩壊はもうほぼ規定事項で、腐っても鯛のアメリカ一強がまだまだ続きそうな未来予測。正直ツマンネとは思うんですが、まあどう冷静に考えてもあんな化け物国家には太刀打ちできるわけはありませんわな。という訳で我らが日本の取るべき道はただ一つ。ガラパゴス化によるオンリーワン。グローバリズムを嘲弄し続ける道化としていつまでも君臨できてたらいいですね。

ポリリズム

ポリリズム

帰って来た今日の一行知識

日本の人口の中央値は44.5歳
高いんだか(思ってたより)低いんだか。なんにせよ自分も後一回りで人生の後半戦突入か。その頃には子供の一人くらい作れてるんだろうか。