脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

扶桑

沖縄全戦没者追悼式にて「安倍は帰れ」などとシュプレヒコールの東京都出身男性に沖縄の若者「あんたらウチナンチュじゃないだろ?」…沖縄の爺ちゃん「慰霊を邪魔しないでほしい」:ハムスター速報
死者の政治利用は厳に慎みましょう。


 1週間で5回の飲み会の地獄のロードを完走。よくぞ生き延びた俺。


艦これ進捗

SRWZⅢ天獄篇進捗

四方に輝く御稜威は月日の如く照すなり

艦娘

扶桑
 日本の古い呼び名を由来とする、超弩級戦艦。やさしくておしとやかな性格のもち主。イラストで目立っている巨大な砲塔は、当時の最重武装である6基12門の連装砲をイメージしており、髪飾りは水面から50mの高さを持つ独特の艦橋をイメージしていると思われる。ステータス面は、自身のセリフにもあるとおり、ほかの戦艦(金剛型除く)と比べて火力は高いが耐久・装甲が低い。また、運が極端に低いことも特徴だ。20レベルになると、史実では実現していない航空戦艦への改装が可能になる。(『艦娘型録』より引用)
illustration:六花
CV.藤田咲*1

 「不幸だわ」は妹の方か。とにかくその巨大な艤装の目立つ子。着任前だった13年の冬コミで艦これブースを見た時一番印象に残ったのが馬鹿でかい砲塔背負った彼女だった記憶があります。当鎮守府では、金剛と並ぶ主戦級戦艦だった妹とは逆に、榛名と並んでかなり遅い着任だったので、改にするだけしてしばらく放置してたのを現在改二目指して絶賛レべリング中。取りあえず、公式四コマでは暴力的な可愛さを振りまいてくれてますので、是非一度堪能ください。

実艦

扶桑
 呉海軍工廠で建造され、1915.11.8竣工した初の国産設計艦。防御と速力の課題は、二つに分かれていた機関部の統一や高角砲の設置など二度の改装で多少解消された。太平洋戦争勃発後は、真珠湾攻撃ミッドウェー海戦に出撃したものの支援にとどまる。呉で長く待機していたが、'44.10レイテ沖海戦に西村艦隊麾下で参加。スリガオ海峡で待ち伏せていた米艦隊と砲撃戦を展開するも、魚雷が命中し、爆沈。(『艦これ白書』より引用)

 誰が呼んだか「違法建築」。その超特徴的な艦橋から今でも世界中から愛される迷艦。設計から自前の純国産初の超弩級戦艦として華々しく竣工した彼女ですが、折悪しくもユトランド沖海戦により建艦技術にパラダイムシフトの起こった時代。山のような不具合が発覚しまくって一気に堕艦の烙印を押される羽目に。その後足かけ十数年に亘る長い長い二度の近代化改装により最低限の性能は確保しますが、誰もそんな怪しげな代物に命を懸けたがる訳もなく呉で置き物状態。ミッドウェー海戦後の空母不足を補わんと、航空戦艦への魔改造計画が持ち上がるも、資材不足と設計面の問題で頓挫。最後は明らかに捨て駒な西村艦隊の一員としてスリガオ海峡で魚雷の直撃を受け、船体を真っ二つに引き裂かれる凄絶な最期を遂げたのでした。
 しかし改めて振り返ると壮絶なまでに不幸だな、この娘。

由来

扶桑国
1、東方にあるという国の名。扶桑の木を多く産し、国人がその葉を食用とするという。
2、日本をいう。
(『大漢語林』より引用)

山海経』に出てくる東方にあってそこから日が昇るとされた伝説の巨木とその根元にあるとされた国が由来。出典が『山海経』って時点で果てしなくイロモノ感満載ですが、『梁書』で実在の国とされたのち、何故か日本人が自ら中国の東の国=日本と短絡的に考えて、中国かぶれの方々が自称に用いるようになった模様です。個人的には日本の雅称は、古事記より綿々と伝わる堂々たる自称の「秋津洲」こそが至高と信じますので、あんまり好きくありません。なんか「ジパング」とかと同じ臭いを感じるんだよなあ。

尽せよや人ちからをもあはせて尽せ人々よ

 「後進の道を切り開く為の捨石とならん」てのは字面はカッコイイですが、実際は単なる厄介払いなことが殆ど。カミカゼの美学に酔うのもいいですが、石に齧り付いてでも生き延びて次代を見届ける覚悟こそが、人間には必要なんだと思います。皆諦めが良すぎるよ。

陸軍分列行進曲(扶桑歌)

陸軍分列行進曲(扶桑歌)

帰って来た今日の一行知識

扶桑とはトウモロコシのことであるという説がある
扶桑国=メキシコ説からの類推とのこと。今更ですけど理屈と膏薬はホントどこにでもつくんだなあ。

*1:アーツビジョン所属。代表作:、杉浦綾乃(『ゆるゆり』)・伊波まひる(『WORKING!!』)(声優)初音ミク(音声サンプリング)他。