痛いニュース(ノ∀`) : バレンティン、56&57号本塁打! アジア記録抜く! - ライブドアブログ
ありがとうバレンティン。これで日本球界も55号の呪縛から解放されました。ついでに胡散臭いアジア記録も更新してくれたのはとっても素敵。
夏の間クーラーつけっぱなしにしてたら8月の電気代がえらいことに。7月がいつも通りだったんで安心してたんですが、よう考えたら7月半分不在だったんだよなあ。
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1978/09/25
- メディア: 文庫
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頭に描いてため息をついてるそれこそI am wasting my time
大正期の爛熟と戦中の暗黒に挟まれた昭和一桁時代。前代の仮初の平和が破れ、二・二六事件で炸裂する昭和維新の不安の募るその不安定な時代の実像を巨匠松本清張が抉る。
滝川事件に天皇機関説問題、そして陸軍士官学校事件と言論弾圧がメインテーマの本巻。前半二つは東大・京大を中心とした象牙の塔と勢力伸長著しい軍部との対決の物語になるはずなんですが、「主人公」たるべきの大学が内紛裏切り傍観の嵐のこれでもかって腐敗ぶりなんで全く同情を寄せる気が起きません。ひ弱な学者先生に軍部と対決する覚悟と当事者意識を持てってのが無理難題なのは承知ですが、ちょっと前の政党篇と同じく自業自得って感想しか抱けないのはとっても残念。同時代に生きていたら軍部側を応援していた自信があります。
で残りの一篇の陸軍士官学校事件は本シリーズのメインストリームの二・二六事件の序章たる相沢事件の直接の引き金。ようやくプロローグの終わりが見えて物語が盛り上がってきたといったところでしょうか。司馬や海音寺に勝るとも劣らぬ松本史観の真骨頂をぜひご堪能あれ。
侘しさを存分味わったら心の声に身をまかせ
理系には理系のむずかしさがあるのは承知の上ですが、それ以上に学閥とか人間関係とか世論の左右されがちなのが文系学問の難儀なところ。歴史家も法律家も所詮は人気商売さと、理系の方々がバカにするのも多少分からないでもありません。それをはねのける為にも世の文系学者先生方には経済観念くそ喰らえのいい意味でマニアな我が道をゆく研究を続けて欲しいものです。骨はきちんと我々草莽の学者崩れがきちんと拾って存分にしゃぶりつくさせてもらいますから。
- アーティスト: B’z,稲葉浩志
- 出版社/メーカー: VERMILLION RECORDS
- 発売日: 2002/06/05
- メディア: CD
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