脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『昭和史発掘 4』

http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50384596.html
阪神大震災時の社会党といい、今回の民主党といい、政権担当能力のない連中の時に限って大天災に見舞われるのは、やはり不徳の君主への天罰なのでしょうか。


 職員旅行で三浦半島は三崎港へ、実に美味しそうな魚が破格のお値段で転がっていて大興奮だったのですが、ふと我に帰れば、買っても全く料理の方途がないことに愕然。久しぶりに嫁さん欲しいなと痛感いたしました。


SRWZⅡ再世篇進捗

新装版 昭和史発掘 (4) (文春文庫)

新装版 昭和史発掘 (4) (文春文庫)

朝から食欲なさそうで腹から力が抜けてそう

 大正期の爛熟と戦中の暗黒に挟まれた昭和一桁時代。前代の仮初の平和が破れ、二・二六事件で炸裂する昭和維新の不安の募るその不安定な時代の実像を巨匠松本清張が抉る。


 段々きな臭くなり始めてきた本巻の内容は天理研究会事件に三月事件に十月事件に血盟団事件五・一五事件。最初の天理研究会事件こそ、何処にでもある新興宗教のほのぼのとした内紛お家騒動でほっこりできるのですが、残りは陰惨極まりないテロリズムの嵐でどうも読んでて暗くなってきます。また、それぞれの計画が、日本人特有の精神主義的で無計画で場当たり的な実に行き当たりばったりのいい加減な代物ばかりですので、殺される方も浮かびません。西洋人の精緻を極める陰謀を少しは見習ってほしいものです。

誰のせいにもできなくてついつい一人が好きになる

 遂に始まった軍部の大暴走。これ以後華族も政党もマスコミも一切掣肘できずに破滅への一本道をまっしぐらなのは皆さん知っての通りなのですが、日本人の声の大きい人間は関わると面倒くさいから好きにさせておくって悪癖は今もかわっていません。特亜や同和や日教組のみなさんの暴虐が二度目の亡国への道標でないことを祈るばかりです。

熱き鼓動の果て

熱き鼓動の果て

帰って来た今日の一行知識

五・一五事件の暗殺ターゲットにチャップリンも含まれていた

ちょうど来日中で、犬養首相を訪問予定だったのをドタキャンして相撲観戦に切り替えた為虎口を逃れたとのこと。もう少しで拭いがたい汚名の上塗りをするところだったんですね。危ない危ない。