脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

WPAで振り返るWBC2013

第一ラウンド

対伯○5-3

MVP:井端弘和20.4(次点:松田10.9)・・・「何故代わりに大島か聖澤選ばなかった!」の前評判を払拭する値千金の同点打。ここから彼の伝説が始まります。

対中○5-2

MVP:前田健太28.8(中田8.8)・・・無抵抗主義を貫く打線を横目に快刀乱麻。さすが無援護戦にかけては踏んできた場数が違います。全く以て自慢になりませんが。

対玖●3-6

戦犯:稲葉篤紀-19.7(松田-11.0)・・・6回1死一二塁一打逆転の好機で痛恨のダブルプレー。日本の決定力不足は何もサッカーだけのお家芸ではないようで。

総括

 井端大明神を抑えて中田糸井のパリーグ外野コンビがワンツーフィニッシュ。普段セしか見ない私には新鮮で、一気にファンになりました。

 一方では知名度高めの選手たちが見事に大不振。経験上浩二監督はある一定上の大物には「アイツに任せた」で思考停止する悪い癖があるんですが、それがもろに出た形。まあなんにせよ勝ててよかった。

第二ラウンド

対台○4-3

MVP:井端弘和37.1(次点:坂本18.8)・・・この人以外にないでしょう。再びの値万金の同点打。個人的には決勝点後の守備に向かう中田のガッツポーズも捨てがたいんですが。

対蘭○16-4

MVP:松田宣浩17.8(次点:鳥谷13.7)・・・がっちりと流れを掴む最高のタイミングでの2ラン。復調なったマエケン相手に3点は無理ゲーです。

対蘭○10-6

MVP:阿部慎之助20.1(次点:長野)・・・先日の坂本に続いて阿部・長野も爆発で不振を極めた巨人トリオもようやく復活の兆しが。

総括

 各試合のMVPが順当にランクイン。日替わりヒーローはいい傾向です。

 やらかしてくれたマーくんは仕方ないにしても、残りの二人は意外。消化試合は活躍もやらかしも印象に残りませんね。

決勝ラウンド

プエルトリコ●1-3

戦犯:阿部慎之助-17.9(次点:能見-15.1)・・・内川ばかりクローズアップされますがやはり真の戦犯はこの人。結局イチローにはなれませんでしたね、キャプテン。

大会全体

トップ5
  • 5位:牧田和久21.3・・・WPAの特性上クローザー有利ではあるんですが、それにしても見事な活躍。台湾戦で見せたあのガッツを僕らは忘れません。
  • 3位:糸井嘉男松田宣浩24.3・・・伏兵二人がランクイン。統一球さえなければいつでもトリプルスリーは射程圏内のセールス文句は誇大広告ではなかった模様。このままこれを機に一気に全国区のブレイクしてくださいね。
  • 2位:前田健太44.7・・・我らがマエケンは惜しくも2位。松坂→ダルビッシュと繋がれた全日本のエースのバトンをがっちりホールド。しかし、今回で完全にメジャー各球団にばっちりツバつけられたくさいのは喜んでいいやら悪いやら。
  • 1位:井端弘和62.1・・・トップは勿論このお方で文句なし。OPS1.263に得点圏打率.667は最早神の領域。何より恐ろしいのはビハインド時得点圏打率1.000の奇跡。漫画でもこんなチートよう書けへんぞ。
ワースト5
  • 5位:角中勝也-9.6・・・中田・松田・糸井らと違ってこっちは何の見せ場もないまま試合終了。これにくじけずシーズンでも頑張ってね。
  • 4位:能見篤史-13.4・・・結構好投してた気がしたんですが、それ以上に大事なところでやらかしてた模様。カープ戦でも頼みますね。
  • 3位:松井稼頭夫-14.5・・・何しに来た。総力戦の台湾戦で野手で唯一出番なしとか大会全体の最終打者になるとか、要所要所で残念だったお方。だから代わりに大島か聖澤を・・・。
  • 2位:稲葉篤紀-34.1・・・歴戦の勇士も歳には勝てぬか、目立つやらかしこそないものの地味に沈黙してます。まあ、アラフォーのおっさんがほぼスタメン出ずっぱりな時点で色々問題なんですけどね。
  • 1位:田中将大-34.2・・・ハナ差で振り切ってトップはマーくん。大会前はエース候補筆頭だったのになあ。結局マエケンとの二枚看板すら形成できずに中継ぎ降格の挙句にそこでも痛恨打といいとこありませんでした。つくづく先の大会の松坂岩隈は偉大だったんだなあ。