脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『中央ヨーロッパの可能性〜揺れ動くその歴史と社会』

http://blog.livedoor.jp/daitaiatteru/archives/51275216.html
夕張とは違って、京都には寺社仏閣に課税って裏技があるんで、そこまで心配はないんでしょうが、問題は誰が鈴を付けるか。ここは神をも恐れぬ共産主義者の皆さんに期待しましょう。新旧無責任なユートピア対決勝つのはどっちだ。


 自律神経失調症に加え、ついに坐骨神経痛まで発症。そろそろ年齢詐称疑惑が持ち上がってまいりました。

中央ヨーロッパの可能性―揺れ動くその歴史と社会

中央ヨーロッパの可能性―揺れ動くその歴史と社会

今僕を取りまいてる世界はこれでいて素晴らしい

 アジアの匂いの混じる東欧とよくも悪くも「先進」的な西欧とに挟まれた狭間の世界中欧。多民族の蟠居する混沌の世界の歴史が今解き明かされる。


 ザ・専門書。たまには西洋史にでも浮気するかと気軽に手を出したら、その歯応えはEx-Hardモード。久しぶりに文字が目を滑っていく経験をしました。半ばヤケクソで読了こそしましたが、おそらく内容は十分の一も理解できていません。最早異世界の言語論理体系で書かれた理系の書物とは違い、方法論や目的はほぼ同一なのでで何をやろうとしているのか、どのような論理構成がなされているのかはなんとなく分かるのに、膨大な意味不明の単語や余所者には理解しがたいローカルルールの洪水に押し流されて溺れもがくしかできない、というのは実に悔しいものがあります。
 そんな負け戦の中で感じたのは、民族問題の真の姿とその解決の困難さ。言語の統一すら怪しい多民族雑居の中で少数民族アイデンティティーを尊重しつつも、一国家として統一したナショナリティーを持つ、ってなんという無理ゲーなんでしょう。稀有なる「単一民族国家の日本に暮らしていては想像の埒外にあるこの問題。折角無縁でいられてるのですから、移民や外国人参政権で自ら爆弾背負い込む必要はないのではないでしょうか。絶対にこんな問題日本の木端政治屋には対処できるわけがありません。

誰かが予想しとくべきだった展開ほら一気に加速してゆく

 という訳で、私は在日コリアン優遇にも無定見な移民にも大反対で、外国人参政権なぞは論外という意見です。お客さまとしてのガイジンはウェルカムですが、隣人となるなら、きちんと日本語を過不足なく理解し、日本教に帰依する「日本人」になってくれ。というのは贅沢なのでしょうか。

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帰ってきた今日の一行知識

イスラエルはもしかしたらマダガスカル島に建国されるかもしれなかった
1930年代後半、高まるシオニズムに業を煮やしたドイツ及びポーランドがフランスと組んで、マダガスカルユダヤ人の新天地という名の流刑地にしようと画策するも、大戦勃発によりそれどころじゃなくなった為ボツに。もし上手くいっていたら、ホロコーストも中東紛争もなかったかと思えば残念でなりませんね。