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まだ衣食住には困ってないもんなあ。なんて甘ったれたこといってると、維新志士や青年将校、全学連に全共闘の皆さんに怒られるんでしょうか。
めげた心のリハビリを錦の御旗に絶賛スローライフ満喫中なのですが、流石にそろそろ財布の底が見えてまいりました。東京行きの資金は何処から捻出しましょうね。パトロンはいつでも人手不足の大募集中です。
- 作者: 東風孝広,田島隆
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/04/23
- メディア: コミック
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闘う痛みを感じても恐れるものは何もない
神埼の独立、金子の当選から早数年。新たなる秩序の築かれつつある魔都広島。そこに新しく出向してきた総務省からのキャリア官僚二宮。彼等三人のがんぼはこの町にどんな嵐を巻き起こすのか。
『カバチタレ』のアウトローバージョン『極悪がんぼ』の続編。前作で見事に「ビッグになる」という夢への階梯を順調に上り始めた神埼に、市議会議員になってすっかり落ち着いた金子、新顔の県庁の課長職二宮が主人公で、残りの秦事務所の面々はすっかりチョイ役になっています。神埼が成長して、金子が丸くなって、秦所長はフェイドアウト気味なので、前作のような陰惨さや切実さは影を潜め、清く正しいユーモアピカレスクロマンものになっています。既刊2巻までは後味の悪い話も皆無なので、気楽な娯楽作として安心して読めます。まあその分前作の持っていたテーマ性というか、心を抉るような闇社会の悪夢のような現実が薄れているので、ブンガク作品としてはちとスケールダウンか。とまれ、肩肘張らずに、ルーチンワークのうだつの挙がらない現実からの逃避に裏社会に憧れるのにはいい作品でしょう。
勇者を目覚めさせる時
ついこないだも書いた気がしますが、正業が上手くいかない時どうしても憧れてしまうのがアウトローの道。流石にロアナプラで生きていける気はしませんが、広島の流川か薬研堀でつかいっぱしり位なら何とかなるかもと思ってしまいます。まあ単に隣の芝は青いだけなのでしょうが、最後の選択肢の一つにとっておくのは悪いことではないのではないでしょうか。少なくとも、腐れた上司の為に体や精神壊して死んでしまうよりは千倍ましなはずです。男たるものいつでも上司を殴り飛ばして会社を辞める覚悟の一つや二つ持っておきましょう。あなたの目の前にいる人は命を削るに足る人ですか?
- アーティスト: 弘妃由実,安藤芳彦,矢野立美
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1998/08/21
- メディア: CD
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