脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『マリア様がみてる〜ステップ』

時は来た!それだけだ 佐々木希(28)がちょっと見ない間にものすごくいいオンナになってる…気がする
心ならずも民主党の片隅にに席を置いてしまっている身からすると、決断力があって責任転嫁をしないというだけで不世出の政治家に見えてしまいます。


 誰にでも分かる会議資料作りが苦手で嫌いというのは社会人として致命的な欠陥な気がしてきました。もう会議資料作りは嫌だ。

マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫)

心の奥の鍵を開ければ輝くのさ

 私の愛しの律に彼氏が!驚天動地の霹靂に動揺を隠せない佳月の前にも何だか気になる男ができて・・・女の友情は愛情に勝てるのか!?


 完全悲恋もしくは仲たがいのバッドエンドモードまっしぐらの導入から、急転直下の展開で、さてはこれはひょっとしてあの人たちの過去編かと気付かせてからは、あとは知れた予定調和のハッピーエンドへの規定路線をニヤニヤ見守るだけ。中盤以降は開き直って思わせぶりな単語が頻出でファンならばにやけずにはいられないでしょう。普通は作者自ら二次創作すんなっていいたくなるはずの構成が、しっかりとした一つの物語になってるのは見事。主人公二人のキャラ分けが今一で時々どっちがどっちのアレだと見失いそうになったり、男二人が二人とも見事に中途半端な架空の生き物だったりと相変わらず欠点も満載ですが、ファンなら絶対に楽しめるはずです。

こんなはずじゃなかったプロローグ

 新シリーズ再開はまだ当分先のようでちょっとがっかり。短編集も外伝も一定以上の出来で文句をつける筋合いは無いのですが、乃梨子や菜々萌えの人間としてはやはり「本編」の続きを読みたいものです。やらなきゃよかったセカンドシーズンの爆死例は山と知っていますが、それでも見たいものは見たい。集英社は是非ご英断を。今野先生は期待に応えてくれる人のはずです。

「魔神英雄伝ワタル」シングル・コレクション1988メイ?1993セプテンバー

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帰ってきた今日の一行知識

レスボス島のサッフォーは実は異性愛
孤島に女子教育機関を作ったのが想いっきり邪推された模様。下衆の勘繰りってのは怖いですね。