『第二次世界大戦〜ヒトラーの戦い第8巻　イタリヤ降伏』

内閣支持率32．2％に上昇 2chまとめぴーぺ
政府の無能は民度の鑑。「お上がー、お上が〜」って無責任に嘆くだけでなくきちんと行動を起こしましょう。

　覚書：休みの日はケータイの電源切って京都を離れるべし。

作者: 児島襄
出版社/メーカー: 小学館
発売日: 1982/01
メディア: 単行本
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Break Through

第二次世界大戦
　1939.9ナチスドイツのポーランド侵略、英・仏の対独宣戦布告に始まり、独・伊・日などの枢軸国と英・仏・ソ・米・中など26ヶ国の連合国との間に戦われた戦争。
　欧州・アジアを主な戦場とし、未曾有の大規模な戦争となり、計り切れない惨禍を生み出した。1945.5ドイツの降伏、'45.8日本のポツダム宣言受諾・無条件降伏で終結した。太平洋戦争はその一環を成している。第二次大戦。（『広辞林第五版』より引用）

　今回はドイツの対ソ反攻作戦企画からローマ陥落まで。ヒトラー暗殺未遂事件『閃光』に、カチンの森虐殺事件に、クルスクの戦いと盛沢山な内容ですが、一番の見所はやはり表題のイタリアの枢軸離脱をめぐるドタバタ劇。国王の果断によるムッソリーニ失脚までは手に汗握る虚々実々の駆け引きが展開されるのですが、パドリオが後継首相に就任して連合国への寝返り工作を始めてからはもうグデグデ。「降伏じゃなくて休戦ね。けどこっちにまともな戦力残ってないからローマ防衛は全部よろしく。あとドイツが多分怒っちゃうからウチから講和持ちかけたの内緒にしててね」と尻に火がついてもまだ虫のいいこといってるイタリア政府の現状認識の甘さにイライラさせられます。イタリア防衛の為に優勢だったクルスクの戦いを放棄せざるを得なかったドイツと、二転三転する交渉に付き合わされた連合国の双方から、こんな奴仲間にするんじゃなかったと歯噛みする音が聞こえるようです。
　教訓：半島人は信用しない

希望への軌路

　交渉で妥協点を準備せずに建前論に終始する奴は絶対に信用しない。という教訓を先月の民主党京都府連の内紛に巻き込まれた時に固く心に刻みました。前の職場に居た時にも思いましたが、会議で決議せず密室での談合で物事を済し崩しで進めるというのは日本人の拭い難き陋習です。事前の根回しだけでなく、会議でのディベート能力も社会人としての必須教養に加えるべきでないでしょうか。