脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

GACKTの実力と花山薫の解説と日経新聞について

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大賛成。毎朝毎朝心のイグニッションキー回すのに苦労します。


 友人がインフルエンザ罹患。第一報の率直な感想が「なんて羨ましい!!」だった辺りで、自分が病んでることを実感しました。

悔しいくらいにキミにハマってるのに

Gackt+実力

2007-02-20

GACKT
 昭和四十八(1973)年〜。男性シンガーソングライター、俳優。血液型はA型。所属レコード会社はDEARS(自社レーベル)とエイベックス。沖縄県出身。身長:180cm。別名:神威楽斗、旧芸名:Gackt
 ピアノと声楽を学び、CAINS:FEELにてドラムスとして活動。後に、ボーカルに転身。1995.10-'99.1MALICE MIZERの2代目ボーカルとして活動。'99.1MALICE MIZERを脱退、「Gackt Job」を元X-JAPAN社長の武敦、現事務所代表の長谷川裕、PRIDE1プロモーターの岩本龍貴と立ち上げ、ソロ活動を始める。2000.2個人事務所を設立。同時にファンクラブ「Dears」を設立。'02 年9月22日 - 北京工人体育場で行われた「日中国交30周年記念コンサート」に出演。'03.10.2さいたまスーパーアリーナで行われた『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』に出演。'05 .12.24自身初の東京ドームライブを決行。'06.1.14ソウルオリンピックスタジアムにおいて、日本と全く同じ規模と内容のコンサートを行う。'06.2.28兵庫県立舞子高等学校の卒業式来校を依頼され、卒業生・在校生の前で未発表曲「野に咲く花のように」を披露。'07同曲はCD音源化された。'07NHK大河ドラマ風林火山』に上杉謙信*1役として出演。'07.5.25YOSHIKI*2らと新バンドS.K.I.N.を結成。'07.7.2『RETURNER 〜闇の終焉〜』('07.6.20)にて、自身初のオリコンシングルチャート初登場1位を獲得。'07.11.14人民大会堂で行われた『日中国交35周年記念コンサート』に出演。日本語と中国語で「12月のLove song」を披露。'08.4.23ハリウッド映画『BUNRAKU』に準主役*3として出演することが決定。'08.7.31VOCALOID2技術を用い、自身の声をベースとしたバーチャルボーカリストソフトウェア『がくっぽいど』が株式会社インターネットより発売される。'09.6名称をGacktからGACKTに変更。'09.8.23『Animelo Summer Live 2009 -RE:BRIDGE-』に出演。さいたまスーパーアリーナにてアニメ、ゲーム主題歌を熱唱。'09.11.5「NEMURI × GACKT PROJECT」発表。初主演舞台『眠狂四郎無頼控』の製作発表記者会見で、来年37歳になることを公表。(wikipediaより抜粋修整引用)

実力
1、実際の力量。本当の力量。
2、武力。腕力。
(『広辞苑 第五版』より引用)

 その発言とビジュアルからイロモノ方面の烙印を押されることの多い我等がGACKTさまでございますが、その実力はホンモノ。'07紅白の上杉謙信で魅せたパフォーマンス力は勿論、歌・演技ともに一流。君が代独唱だろうと大河だろうと自分色に染め上げてしまうのがその証明。まあ個性的過ぎて、他の連中が完全に食われてしまうんで、そういった意味ではイロモノというか飛び道具的な現在の立ち位置は正解かもしれませんね。

花山薫+解説

2006-09-19

花山薫
 板垣恵介*4の漫画作品『グラップラー刃牙』シリーズに登場する架空の人物である。モデルは花形敬*5。 年齢:15歳(幼年編)、19歳(最大トーナメント編〜)。ファイトスタイル:素手喧嘩。身長:190.5cm、体重:166kg。
 喧嘩師。五百円硬貨を指でひん曲げ、重ねたトランプの一部だけを千切るほどの超握力を誇る。非武装・非鍛錬の美学を持っておりステゴロ*6の天才。暴力団花山組初代組長であった父親*7が13歳の時に抗争で早世したため、15歳にして花山組の二代目組長に就任した。刃牙*8とは死闘を経て以後、固い絆で結ばれている。
 主な特徴は外伝のサブタイトルにもある、顔に大きく走った斬り傷痕、白のスーツ、背中に彫られた花山家に代々“漢の鑑”として言い伝えられている、名も無き博徒を描いた入墨作品「侠客立ち」。その絵柄は斬り傷痕だらけになっているが、「傷のない侠客立ちは侠客立ちではない」という信念から、自ら抗争相手の組に単身で乗り込み殲滅、傷をつけさせたもの。また普段は眼鏡を着用し、無口であまり喋らない。上記の事から冷ややかな印象に見られがちだが、素の花山は優しく、面倒見の良い性格。母親が癌で寝たきりになっており、見舞いに行くシーンが登場するなど、互いの愛情は深い。その母も刃牙戦後に35歳の若さでこの世を去った。スペック*9戦で警察署を訪れた際には、大勢の者から名前を知られており、「超VIP」と言われて送迎用の車を用意されていた。
 そのキャラクター性から範馬刃牙範馬勇次郎*10父子に勝るとも劣らない人気キャラクターの一人で、花山を主人公としたスピンオフ作品『バキ外伝 -疵面 スカーフェイス-』(原作:板垣恵介、作画:山内雪奈生*11)が『チャンピオンRED』で連載が開始される。しかし、途中から減ページや休載が顕著になり、山内雪奈生の都合により完結を迎えぬまま連載終了となる。その後『週刊少年チャンピオン』に移籍し、復帰を果たすも、依然として掲載ペースは遅く、不定期連載のような形が続いた後、2009年に戦闘中の展開にも関わらず、突然の第二部完となる。現在まで連載は再開されていない。
 板垣本人が言うには、「かなり優秀なキャラクター」と評している。(wikipediaより抜粋修整引用)
初登場:『グラップラー刃牙』第82話「闇に棲む者・花山薫」(漫画)、『グラップラー刃牙』第2話「蠢く者たち」(アニメ)
登場作品:『グラップラー刃牙』・『バキ』・『範馬刃牙』・『バキ外伝 -疵面 スカーフェイス-』(漫画)、『グラップラー刃牙』・『グラップラー刃牙 最強トーナメント編』(アニメ)
戦績

cv.中田雅之*12くまいもとこ*13(少年時代)

解説
 よく分かるように物事を分析して説明すること。また、その説明。(『広辞苑 第五版』より引用)

 ナチュラルボーン喧嘩屋花山薫。彼の強さは自身が強者であることへの絶対の信仰に依拠している。武技や肉体の鍛錬を女々しいと切って捨てる「選ばれし者」の傲慢こそが彼の本質であろう。
 各論に移ると、攻撃面では後述するように防御を捨てた全身全霊のテレホンパンチにひねりのないケンカキックなど技術的には稚拙なものが目立つが、一撃一撃の防御無効の破壊力がそれを補って余りある。反射的に受けやガードをしてしまうとそのまま腕ごともっていかれるので、下手に武術をかじったものへの親和性は高い。更に防御面も任侠の本質であるマゾヒステックな克己心を象徴するかの様なノーガードが信条で、どんだけ攻撃しても全く動じずこっちへ向かって来る様は対戦相手への精神的圧力として攻撃にも転化される。何とか組み技関節技に持ち込んでも攻防一体の反則技「握撃」によりあっさり脱出。
 と小細工を弄する相手への圧倒的な優位を持つも、反面自身以上の肉体を持つ規格外の相手への相性は悪く、勇次郎やガーレンなどのの超パワーファイターには殆ど何も出来ぬまま沈められている*14
 総括すると、理不尽な暴力で一般人が営々と築いた体系を蹂躙するも、自身以上の暴力装置には手も足も出ないといった点で、まさしく「ヤクザ」の具現化といえる戦士である。

バキ外伝疵面 1 (チャンピオンREDコミックス)

バキ外伝疵面 1 (チャンピオンREDコミックス)

  • 作者:板垣 恵介
  • 発売日: 2005/08/20
  • メディア: コミック

日経新聞

2006-09-26

日本経済新聞
 日刊新聞紙の一つ。1876.12前身の『中外物価新報』が三井物産社長の益田孝*15によって創刊され、'89.1『中外商業新報』と改題。政府の新聞統合策に沿って、1942.11.1同紙と『日刊工業』・『経済時事』が合併し、東日本の業界紙14紙を吸収して、『日本産業経済』を創刊。戦後、'46.3.1『日本経済新聞』に改題。その後、高度成長に合せて、発行部数を拡大し、五大紙の一角を占めるに至った。近年、経済情報のデータベースの構築、ニューメディアへの参入によって、総合情報機関への転換を図っている。(『岩波日本史辞典』より引用)

 エリートビジネスマンもしくは真面目な就活生の座右の書なはずですが、どっちとも無縁な私にはとんと縁がございません。何せ、テレビ欄も四コマ漫画もコラムもないのだから何処を読めばいいのやら。特にガチの経済記事に至ってはもはや何の呪文か何処のお経か。
 とは言え、名物記事「私の履歴書」の出来は出色。自慢話しか出来ないおっさんから、何処の広報屋の代筆だって感じの宣伝一辺倒まで多種多様なザ・成功者さまの自分語りを堪能できます。お好きな方や帮間の研修中な方は是非どうぞ。真面目な感想も言っとくと、私が見た中では細川護煕元首相の連載がかなりの完成度。おごらず衒わずそれでいてしっかりとあの激動の時代の裏話を面白くも重厚に語るその文章は誠に政治家になんかなってしまったのが惜しいくらいです。

日経新聞の「本当の読み方」がわかる本

日経新聞の「本当の読み方」がわかる本

あるがママでいいよもっと君を

 日経新聞の似合う企業戦士に、任侠立ちを背負った花山薫に、イロモノもここまで行くと清々しいGACKTさまと、功成り名を遂げた勝ち組実力者たちの背中は実に眩しいものがあります。そこで自分の背中を顧みれば誰かに解説してもらえる程の立派なものでなし。せめて嫁子供に誇れる親父の背中になろうと思っても、肝心の見せる相手に事欠く有様。頼りがいがないから誰も目の前に現れてくれないのか、それとも、守る相手がいないからいつまでも頼りないのか議論が待たれるところですが、とまれ、いつの日にか背中で語れる男になりたいものです。

Vanilla

Vanilla

  • アーティスト:Gackt
  • 発売日: 1999/08/11
  • メディア: CD

帰ってきた今日の一行知識

チンパンジーの握力は200kgオーバー

人間って脆弱なんだなーってつくづく。子供の頃読んだエドガー=アラン=ポーのミステリーで「犯人はオランウータン」ってのがトラウマです。

*1:輝虎。関東管領弾正少弼。父長尾為景、母青岩院、養父:長尾晴景上杉憲政。旧名:景虎→政虎。暗愚な兄に代わり家臣団に擁立され家督を継承。越後統一を果たした後、上杉憲政から関東管領職を継承し、度々関東へ遠征。その間も南に武田信玄と、西で一向宗と骨肉の勢力争いを繰り広げる。信玄死後は武田氏と和睦し、第二次信長包囲網に参加。手取川の戦いなどで信長を追い詰めるが志半ばに病死。

*2:X JAPANリーダー。代表作:「Amethist」・「Foriegn Sand」(歌手)、「I'll Be Your Love」(作曲)他。

*3:Yoshi。

*4:代表作:『餓狼伝』(作画)、『メイキャッパー』(漫画)、『板垣恵介の格闘士列伝』(著作)他。

*5:安藤組幹部。素手での喧嘩を信条とし武闘派ヤクザとして武名を轟かせる。安藤昇の寵愛を受け累進するも、東声会との抗争で横死。

*6:ステ=素手、ゴロ=喧嘩

*7:景三。五代目藤木組舎弟頭。源王会との抗争により戦死。

*8:範馬。地下闘技場チャンピオン。父範馬勇次郎、母朱沢江珠。朱沢グループのバックアップを受けた英才教育と範馬の血により、若干17歳にして東京ドーム地下闘技場のチャンピオンとして君臨。父勇次郎を超える為、今日もまだ見ぬ強者達と戦い続ける。

*9:死刑囚。深海に準備された潜水艦内の刑務所から脱獄。敗北を知る為に闘士たちに戦いを挑む。花山との戦いに敗れて自我が崩壊したか老衰で昏睡状態に陥った。

*10:傭兵として様々な戦争に介入し、各国首脳などから一国の軍隊に匹敵する制御不能の暴力としてマークされる。その圧倒的実力と唯我独尊な自我から地上最強の生物と認識されている。

*11:板垣恵介アシスタント。

*12:代表作:オデロ=ヘンリーク(『機動戦士Vガンダム』)、グーリオ(『クロノクルセイド』)、レンブラント(『金色のガッシュベル!!』)他。

*13:81プロデュース所属。代表作:ユウナ(『スティッチ!』)、本田吾郎(『MAJOR 1st Season』)、コフレ(『ハートキャッチプリキュア!』)他。

*14:両戦とも刃牙戦、克己戦の敗戦の直後というバッドコンディションではありますが

*15:三井物産初代総轄。男爵。父鷹之助。井上馨に重用され大蔵省出仕、彼の下野に従い経済界に進出。三井物産を設立し、商業化路線を推進し、三井財閥内部で重きを為す。茶人としても著名。