http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52403170.html
人類最大の悪徳は焚書と検閲です。良識者の皮をかぶった差別主義者を赦すな。まあ、規制される方も流石にやりすぎては居るんですけどね。
自分の政治信条と今の仕事が結構な勢いで喧嘩中。世の皆さんはこういうときどうやって解決してんでしょうか?
- 作者: 近藤紘一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1985/04/01
- メディア: 文庫
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Imagine no possessions
15年の永きに亙ったベトナム戦争にも遂に終焉の時が。アメリカを筆頭とする西側諸国に見捨てられた南ベトナム政府の崩壊とそれに伴うサイゴン陥落。戦後史に画期を作るこの日をベトナム人はどうやって過ごしたのか。サイゴン支局の近藤特派員からの報告です。
ある世代以上の人には我々世代にとってのベルリンの壁崩壊と同じくらいの意味を持つベトナム統一。The Longest Dayとなるはずの1975.4.30の現地レポートなのですが、元々ベトナム人が呑気なのか、それとも打ち続く戦乱に色々麻痺しているのか、本来あるべきはずの緊張感が全く感じられません。作者も十二分にベトナムに毒されているので、そこかしこで起きる人死ににも全く動ぜず淡々と日々が過ぎていきます。なので、前半のベトナムの窓辺から風のエッセイ部分は非常に面白いですが、後半のサイゴン陥落レポートは悪い意味での新聞記者らしさがでて、客観性という名の他人事になってしまっているのでちと読み応えには乏しいかと。ベトナム情勢がインテリの必須教養の一つだった時代の本だけあって、説明不足も多少。ベトナム戦争の経緯や経過もうろ覚えな身にとっては置いてけぼりな感も無きにしも非ず。思い入れのある人にとっては非常な名著でしょうが、我々世代でこれに感情移入できてしまうのは逆に色々まずい気もします。
You may say I'm a dreamer
実にきな臭くなってきた半島情勢。すわ第二次朝鮮戦争かと、WKTKガクブルする毎日ですが、これで複雑怪奇な極東のバランスが再編成された方がいいのではないかと思うのは危険思想でしょうか。日本もこれを契機に早く脱特亜を果たして、自由と繁栄の弧の本格実現に邁進して欲しいものです。
- アーティスト: John Lennon
- 出版社/メーカー: CAPITOL
- 発売日: 2000/01/20
- メディア: CD
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帰ってきた今日の一行知識
十二支の一番最後が猪なのは日本だけ
殆どの国で「亥」=豚なんですね。近代以前の日本がどれだけ牧畜と無縁だったかの傍証です。