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味方につけても屁の役にも立たないが、敵に回すと心の底から恐ろしい。警察屋には係わり合いにならないのが一番です。
第22回下鴨納涼古本まつりに出陣。今回は一緒に行ったツレが財布の紐を締めたいだけ締めてたこともあって、衝動買いは自粛したところ、穴あきのシリーズものや、贔屓の作家の本ばかり買ってしまいました。なんだか少し淋しいぞ。
以下、戦利品一覧
- 福沢諭吉『改訂 福翁自伝』岩波文庫(1954)
- 松村博司校注『大鏡』岩波文庫(1964)
- 森崎和江『奈落の神々〜炭鉱労働精神史』大和書房(1974)
- 司馬遼太郎『新選組血風録』中公文庫(1975)
- 大森実『人物現代史11 ネール〜第三世界の立役者』講談社(1979)
- 上前淳一郎『太平洋の生還者』文春文庫(1980)
- 戸川猪佐武『昭和の宰相 (5〜7)』講談社(1982)
- 赤松行雄『戦後欲望史〜黄金の六〇年代篇』講談社文庫(1984)
- 赤松行雄『戦後欲望史〜転換の七、八〇年代篇』講談社文庫(1984)
- 赤松行雄『戦後欲望史〜混乱の四、五〇年代篇』講談社文庫(1985)
- 近藤紘一『サイゴンのいちばん長い日』文春文庫(1985)
- 豊田穣『初代総理 伊藤博文 (上・下)』講談社(1987)
- 児玉襄『誤算の論理〜戦史に学ぶ失敗の構造』文芸春秋版(1987)
- 大野芳『宮中某重大事件』講談社(1993)
- 浅田次郎『姫椿』文春文庫(2003)
SRW AP進捗
- 第20話「あの忘れえぬ日々」ラミア撃破。トップエース:ドモン=カッシュ@ゴッドガンダム。
- 作者: 下川耿史
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 単行本
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闇の中彷徨う俺が視たものは
写真が写す冷厳なる真実。人は何処まで残酷になれるのか?我ら愚かな人類が少しでも先のステージに進む為にも目をそらしてはいけない。
なんだかんだととりつくろってはいますが、要するところは、お好きな人にはたまらないグロ写真集。エロ写真と並んで、いやそれ以上の人気と魅力を持つ残酷死体写真。白黒でえぐさが中和されてますので、その入門にいかがでしょうか。ネットの海で精神的ブラクラ踏んで夜寝れなくなる前に、耐性つけとくのもいいんでないでしょうか。
とこれで終わっては、作者にかわいそうなので、内容にも少し。全体的に戦前の日本人は下種で愚かな残虐な国民だったと言わんばかりの二昔前の日教組のお題目のような、歴史観が通底されていますので、20世紀前半の部分は正直読む価値なし。チョーセン人が被害者の写真がやけに多いのが、何をかをいわんや。南京大虐殺の証拠写真!なんてのに至っては手垢のつきまくった胡散臭い物ばかり。まだUMAやUFO写真の方が真面目に見る気になります。
ただ、新鮮だったのは、日清戦争に於ける日本人の旅順虐殺。豊富な写真と比較的冷静な文章は、戦争の熱狂の怖さと愚かさを思い知らされます。
以上、読む時間帯と場所さえ選べば、中々時間潰しにもってこいの一冊です。死と遠く離れた日常をおくれてしまう昨今、死体写真で昏い興味を満たすのもいいんでないでしょうか。だれが何と言おうと、エロとグロこそ大衆文化の華。
皹割れた幻 覚ますざわめきは記憶に潜む叫び
「見ろ人がゴミのようだ!」とはムスカ様の至高の名言ですが、こういった死体写真を見てると、それが真実なのを強く思い知らされます。人は死ねばゴミになる。この残酷な現実から目をそらさず生きて行ける強さをいつの日か身につけたいものです。
VANISHING VISION 2000年 (型番XXC-1001)
- アーティスト: X,X JAPAN,YOSHIKI,TOSHI
- 出版社/メーカー: エクスタシー
- 発売日: 2000/09/13
- メディア: CD
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帰ってきた今日の一行知識
日本で公式に晒し首にされた最後の人間は初代司法卿江藤新平
因みに写真指名手配第1号にして、肖像権が日本で明確に意識された*1初めでもあります。やはり維新の傑物の死には色々付きまといますね。
*1:晒し首の写真が世に出回ってしまった為、叛逆者とは言え、仮にも維新の元勲の屍がこのような扱いを受けるのはけしからん。ということで取り締まられた模様。