脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『ひだまりスケッチ』

【国際】朝青龍引退、国民感情を懸念 モンゴル外務省が声明:黒マッチョニュース
さあモンゴルに大相撲の分派を作るんだ。きっと十年後には大相撲の本場はモンゴルにありと言われるようになりますよ。既得権益にしがみ付くクズどもに目にもの見せてやりましょう。


 毎月慰問に来てくれるアマチュアシンガーの女の子達がいるんですが、そのグループ名が名付けて「プシー」。これは突っ込むべきなのか?それとも俺の心が汚れているだけか?

ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

まるで絵筆から日々が生まれるドリーム

 やまぶき高校のまん前にいちする小さなアパートひだまり荘。美術科の変わり者達が集うことで有名なそのアパートに住まう少女が4人。ゆの宮子ヒロ沙英。そして、新たな住人乃莉となずな。彼女たちの巻き起こすまったりゆったりストーリー。


 『ENSON2』収録の狂気の名曲「スケッチスイッチ」が確か存在を知った最初。で阿澄佳奈後藤邑子松来未祐と好きな声優さんたちが大挙出演のラジオ『ひだまりラジオ』経由でアニメに到達。そこからようやく原作に。と実に私らしい迂遠なルートで辿りついた漫画『ひだまりスケッチ』。
 ツボを押さえたキャラ造形と、女性作家らしい優しく暖かいストーリー展開に、実体験から来る真に迫った「芸術家」の苦悩と何度読んでも飽きない名作です。個人的にはアニメ版でのアホの子とは違い、奇行は目立つものの確かな才能に恵まれた天才肌の芸術家に造形された宮子がお気に入り。実に男前なお方となっています。
 不真面目だったとは言え、書道と言う創作活動に手を染めた身としては非情なシンパシーを感じます。互いに協力できぬ孤独な世界で戦いつつも、同じ志と苦悩を共有する隣人と友情を育む。体育会系の押し付けがましい独善的な友情とは一味も二味も違う文系の女の子たちの友情物語を堪能あれ。

なんかいいキモチなればいいカンジ

 ヤマなしオチなしイミなしのだらだら日常萌えマンガと揶揄されがちなこの手の作品ですが、偏見を捨てて読んでみると意外と読み応えのある作品も散見されます。絵柄で無駄にハードル上げられてる気もしますが、頑張って読んでみましょう。平安時代日記文学の系譜を継ぐ恐竜的進化の極北を味わえますよ。

スケッチスイッチ

スケッチスイッチ

帰ってきた今日の一行知識

干した布団の匂いはダニの屍骸の臭い
おひさまは偉大!なのか?