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雪の哲学の道が個人的イチオシです。
友人が京都来訪。飯奢ってもらう予定でしたが、給料の話で口を滑らせた所為で逆に奢らされました。やはり金の話は友情を壊します。
- 作者: 相川俊英
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1998/01/01
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わからないことだらけ なら輪になって踊ろ 今すぐ
20世紀最後の冬季オリンピック。東京五輪の夢再びと願う権力と利権の亡者どもの夢の祭典。信州の山奥で繰り広げられた分不相応の大イベントで最後に泣き笑いするのは誰か。
原田の涙の雪辱大ジャンプと閉会式の欽ちゃんの痛々しさ位しか印象にないこの大会ですが、内情は中々どろどろの権謀術数渦巻く百鬼夜行だった模様です。ノープランの思いつきで走りだしたはいいが、誰もまともな計画立案できる人材も建設的な反対意見を出せる空気もなかった所為で、公約破りや予算の無定見な膨張の嵐となった典型的な腐れ地方行政の見本市と成っています。田中康夫に現実逃避したくなる気持ちもよく分かります。此度リニア路線の強引かつナンセンスな横槍といい、信州人の民度を疑いたくなってしまったのは内緒です。
しかし、オリンピックへ招致の決定過程と各種団体の不透明な運営の弾劾だけでは本一冊持たすにはちとネタに乏しいようで、後半は坊主憎けりゃ袈裟までのイチャモン付けの様相を呈しています。特にドサクサ紛れで自身の常々の主張たる不法滞在外国人問題まで、無理やり結びつけてる辺りには嫌悪感を抱かずにはいられません。良くも悪くも義憤を掻き立てられるよく出来た週刊誌の特集記事といった風情なので、頭を使わない時間潰しには丁度いいんではないでしょうか。まあ十年も前のそんなもん読んで何の為になるかと問われれば返答に困りますが。
大人になってもいいけど忘れちゃダメだよいつも
市民の意思を無視した強引な五輪招致と言えば、東京五輪を熱狂的に望む石原都知事が真っ先に思い浮かびますが、もし万一のことがあってしまったら東京は長野の二の舞を演じそうで不安です。それどころか、大阪世界陸上で露呈した運営能力の喪失と、明らかに自身の売名と権力誇示しか考えてない石原都知事の傲慢を鑑みるに、自国の恥を全世界に晒す日韓W杯における韓国みたいになってしまう気すらします。今のご時世大規模スポーツイベントなんてやったって喜ぶのは土建屋と各種天下り団体の皆さんだけです。そんなところに無駄金使うくらいなら、まだアニメマンガの国際的イベントを開催する方が建設的な気すらします。まあそれはそれで食い物にされて結局変わらずの惨状晒すでしょうが。
- アーティスト: AGHARTA,長万部太郎
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