脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

広島東洋カープ'06シーズン総決算 投手編

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山本ToT

 昨日の続き。打者編以上に適当ですが、見捨てずに読んで下さいまし。
(太字はチームトップ。赤字はリーグトップ。)

規定投球回数到達選手

黒田博樹

防御率1.85、試合数26、完投7、完封2、無四球3、勝利13、敗戦6、セーブ1、SP1、勝率.684、投球回数189.1、被安打169、被HR12、奪三振144、与四球21、与死球7、暴投2、ボーク0、失点49、自責点39

 セ界の大エース。炎上経験は対楽天の一度のみ、後半戦防御率1.1は最早神憑り。打たない守れないバックに負けずのこの成績は何も文句の付けようもなし。年俸は本来3億でも格安なのでしょうが、ない袖は振れません。年俸のインフレが早く止まりますように。
 因みに現在の各球団のオファー。阪神の四年十三億に対し、広島四年十億+引退後の幹部待遇保障。ごめん、俺でも阪神取ります。

佐々岡真司

防御率4.09、試合数27、完投0、完封0、無四球0、勝利8、敗戦8、セーブ0、SP0、勝率.500、投球回数149.2、被安打155、被HR24、奪三振82、与四球29、与死球5、暴投2、ボーク0、失点77、自責点68

復活の大ベテラン。去年の惨状は遂に佐々岡も限界か、と正直思わされるものでしたが、今年は不死鳥の如き再生を見せてくれました。流石に後半はばてたか、初回2失点がデフォの不安定さでしたが、悪いなりに五回3失点位でまとめる技量は円熟の極みを感じさせてくれました。後数年気力で頑張って下さい。今一度の勝利のウマ酒を酌み交わしましょう。

大竹寛

防御率4.93、試合数30、完投2、完封0、無四球1、勝利6、敗戦13、セーブ0、SP0、勝率.316、投球回数157.0、被安打172、被HR25奪三振110、与四球54、与死球2、暴投4、ボーク0、失点92自責点86

背信のプリンス。去年の「黒田に謝れ」と言いたくなるほどの勝運は何処へやらの負けっぷり。後半はいいピッチングもしていましたが、中継が炎上したり、打線が沈黙したりで勝星に縁がありませんでした。黒田大魔神の恨みや恐るべし。天罰覿面。
 完全試合もどきをやらかすなど、ストライクが入れば一流なのは変わらず。早めの一人立ちを期待してます。

規定投球回数未到達選手

マイク=ロマノ

防御率5.64、試合数31、完投1、完封0、無四球0、勝利5、敗戦9、セーブ0、SP2、勝率.357、投球回数103.2、被安打122、被HR19、奪三振65、与四球45、与死球4、暴投4、ボーク0、失点80、自責点65

カープ名物便利屋外人一号。谷間の先発、敗戦処理、ワンポイント全てをこなす縁の下の力持ち。去年のハリケーンカトリーナ」で失った自宅の再建資金捻出の為、今日も彼はこき使われる。

ショーン=ダグラス

防御率3.41、試合数20、完投0、完封0、無四球0、勝利9、敗戦6、セーブ0、SP0、勝率.600、投球回数97.2、被安打85、被HR13、奪三振71、与四球30、与死球6、暴投1、ボーク0、失点47、自責点37

 勝利の女神を妾に持つ男。少しは黒田に分けてやれ、と言いたくなる潤沢な援護を受けて、前半戦は最多勝ペースの稼ぎ頭でしたが、六月以降は怪我で離脱。来年は一年中彼の雄姿を見れますように。

永川勝浩

防御率1.66、試合数65、完投0、完封0、無四球0、勝利5、敗戦6、セーブ27、SP32、勝率.455、投球回数70.2、被安打45、被HR5、奪三振86、与四球24、与死球0、暴投7、ボーク0、失点15、自責点13

新守護神。ベイル離脱で転がり込んだ守護神の座をがっちり確保。ここ数年流動的だったストッパーもようやく落ち着きそうです。大魔神佐々木にも認められた必殺フォークで目指せ岩瀬越え。
 急募:球を後ろにそらさないキャッチャー。

林昌樹

防御率3.58、試合数61、完投0、完封0、無四球0、勝利2、敗戦4、セーブ0、SP2、勝率.333、投球回数65.1、被安打59、被HR7、奪三振44、与四球25、与死球7、暴投1、ボーク0、失点30、自責点26

 初代ミスターゼロ*1。伊藤二世の呼び声高き変態スライダーを武器に新生カープ中継ぎ陣を牽引。特にランナーを背負わぬ回の頭からの登板時の安定感は抜群。ただストライクが入らない日は本気で入らないのは昔の永川と一緒。彼が貯めたランナーを高橋建が綺麗にお掃除するのは最早お約束。

広池浩司

防御率3.20、試合数47、完投0、完封0、無四球0、勝利4、敗戦2、セーブ0、SP4、勝率.667、投球回数59.0、被安打64、被HR4、奪三振35、与四球18、与死球2、暴投3、ボーク0、失点27、自責点21

 燃えるピッチャー。谷間・ロングリリーフ・ワンポイントと大車輪の活躍。ってこのフレーズ他でも使ったな。とまれ、去年の出れば炎上の体たらくは何処へやら、お疲れ気味の先発をたっぷり休ませる立派な中継ぎに成長してくれました。

横山竜士

防御率4.85、試合数48、完投0、完封0、無四球0、勝利4、敗戦5、セーブ1、SP5、勝率.444、投球回数55.2、被安打62、被HR11、奪三振53、与四球18、与死球0、暴投1、ボーク1、失点31、自責点30

勝ち星泥棒。四月の好成績には福井の星がダブルで復活、と涙したものでしたが、後半は別の意味で涙させられました。来年の完全復活を待ち望んでいます。東出に負けるな。


以下省略

オマケ:極私的カープベストナインandGG

()内はGG
1【二】東出(東出)
2【遊】梵(山崎)
3【右】嶋(嶋)
4【三】新井(福井)
5【左】前田(廣瀬)
6【一】栗原(浅井)
7【中】森笠(緒方)
8【捕】倉(倉)
先発、黒田
中継、林
抑え、永川

来期の展望

 ブラウン新監督の下で中継ぎ以下はあっさり復活。唯一にして最大の問題は先発。黒田・ダグラス残留を前提にしても明らかに頭数が足りません。河内・大島・小島・齋藤・前田健らの一刻も早い覚醒が待たれます。祈カープ投手王国復活。

 

今日の一行知識

プロ野球選手の誕生月は四五月が多い
その分早生まれが少ないそうです。小さい頃体が大きくて強かったのが、優先的に野球を始めてんでしょうね。いつまでこの分布を維持できるのやら。

*1:二代目青木、三代目梅津